Trader FAQ

テクニカル分析とは?メリット・デメリットや上手く使うコツについて徹底解説!

FXの相場分析方法は、大きく「テクニカル分析」と「ファンダメンタル分析」に分けられます。今回は、「テクニカル分析」について、メリット・デメリットから上手く使うコツなども含めて解説していきます。これから分析方法を習得して海外FXの相場分析に役立てたいとお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。

テクニカル分析とは

テクニカル分析とは、過去の値動きや取引データから今後の値動きや傾向などを予想する分析方法です。FXの相場は、過去と同じような動きを繰り返すことがあります。

例えば、過去に反発した価格帯で今回も反発したり、大暴落した後は数ヶ月かけて元の価格に戻ったりします。このように、過去と現在の共通点を見つけて相場を分析していく方法がテクニカル分析です。

テクニカル分析の種類

テクニカル分析にはどんな種類があるのか解説していきます。

トレンド系の指標を使ったテクニカル分析

1つ目は、トレンド系の指標を使ったテクニカル分析です。具体的には、移動平均線やMACDなどを使います。例えば、MACDのゴールデンクロスやデットクロスなどを狙って取引をしていくようなやり方です。トレンド系の指標を使ったテクニカル分析は、順張り手法と相性が良い相場分析になります。

オシレーター系の指標を使ったテクニカル分析

2つ目は、オシレーター系の指標を使ったテクニカル分析です。具体的にはRSIやRCIなどを使います。例えば、RSIを使い30を下回ったら買い注文を、70を上回ったら売り注文を入れていくというようなやり方です。オシレーター系の指標を使ったテクニカル分析は、逆張り手法と相性が良い相場分析方法になります。

テクニカル分析のメリット

テクニカル分析のメリットとは一体どんなものがあるのでしょうか。

データの信頼性が高い

テクニカル分析のメリットは、データの信頼性が高いことです。例えば、「ファンダメンタル分析」を行う場合、経済指標や要人発言などの情報が必要になるのですが、それらの情報は人を介して得る必要があるため、どこかで内容やニュアンスが微妙に変わってしまう恐れがあります。

しかし、過去のチャートデータは誰も変えられません。つまり、テクニカル分析は、信頼性が高いデータをもとに未来の値動きを予想していくことができると言えます。

ファンダメンタル分析について詳しくはこちらもご参考ください。
>>ファンダメンタル分析とは?長期投資を行うなら身に付けたい相場分析方法について解説!

プロとほぼ同じ速度で情報を得られる

テクニカル分析の2つめのメリットは、プロとほぼ同じ速度で情報を得られることです。やはりファンドや銀行などと比べると、個人トレーダーに情報が伝達されるまでに多少のラグがあります。

FX投資では1秒の狂いが損失に繋がる場合もあるため、情報伝達のラグは大きな障害になります。しかし、チャートはリアルタイムで更新され続けるため、ファンドであっても個人トレーダーであっても、ほぼ同じ速度で情報を得ることができます。

海外FXならIS6FX

相場の流れを瞬時に把握できる

テクニカル分析の3つ目のメリットは、相場の流れを瞬時に把握できることです。チャートというのは、レートの流れを分かりやすく表したものです。つまり、チャートを見ると、今どのような相場かが瞬時に分かるようになっています。

FX投資ではこの「瞬時に相場を判断する」というのが重要になってきます。先ほども説明したように、1秒の狂いが損失に繋がる場合がありますが、テクニカル分析を使えば、相場の流れを瞬時に把握できるため、そのようなリスクを低くすることができます。

様々な情報を一度に把握できる

テクニカル分析の4つ目のメリットは、様々な情報を一度に把握できることです。例えば、現在アメリカでは何が起きているのか、ヨーロッパの投資家たちはどのような戦略を描いているのかといったことを、全て把握していくのは不可能です。

しかし、チャートにはそれらすべての結果が詰められています。そのため、全世界のニュースや投資家のシナリオを把握できていなかったとしても、チャートを見れば「どのようなことが世界で起こっているのか、投資家はどのようなシナリオを描いているのか」をある程度は把握することができます。

エントリーから決済ポイントまでを明確にしやすい

テクニカル分析の5つ目のメリットは、エントリーから決済ポイントまでを明確にしやすいこと
です。例えば、「将来的に米ドル/円が上昇する」という情報があったとしても、その情報だけではどのタイミングで通貨を購入すれば利益を得られるのか判断できません。

しかし、チャートを見れば、「そろそろ売られ過ぎているから買い注文を入れよう」と具体的なエントリーポイントを見つけることができます。決済ポイントを明確にしたい場合は、エントリーポイントの考え方を持ってくれば良いだけなので非常に簡単です。

短期の値動きを予想しやすい

テクニカル分析の6つ目のメリットは、短期の値動きを予想しやすいことです。ファンダメンタル分析は、経済状況や要人発言などを参考に投資シナリオを立てていくため、短期的な投資シナリオは立てにくいと言えます。

しかし、テクニカル分析は直近のチャートを見て、投資シナリオを立てていくため、短期的な投資シナリオは比較的立てやすいと言えます。

プロと同じ情報を得られる

テクニカル分析の7つ目のメリットは、プロと同じ情報を得られることです。プロは、経済指標や要人発言とは別に、実際にその国に足を運んだりその国の経営者にインタビューしたりと、個人でやるには難しいような行動で情報を収集していきます。

そのため、どうしてもプロと個人とでは情報に差があるのが現状です。しかし、「プロ用のチャート」と「個人用のチャート」というのは存在しないため、チャートからはプロと同じ情報を得ることができます。

テクニカル分析のデメリット

では、テクニカル分析のデメリットにはどのようなものがあるでしょうか。

情報量が多い

テクニカル分析のデメリットは、情報量が多いことです。チャートを見るだけなら一見シンプルな行為ですが、分析となると非常に奥が深いのが相場分析です。例えば、同じチャートがあったとしても、一人一人違う見方をすることも珍しくありません。

そのため、短期トレードなら短い時間軸だけを、長期トレードなら長い時間軸だけを見るというように、初めのうちはなるべく分析する時間軸を少なくしましょう。

外部要因の把握に時間がかかる

テクニカル分析の2つ目のデメリットは、外部要因の把握に時間がかかることです。例えば、米ドル/円のチャートが急騰した場合には必ず理由がありますが、チャートを一生懸命見ていてもなぜ急騰したのかは判断が難しいと思います。

そこで重要になってくるのが経済指標や要人発言なのですが、テクニカル分析をメインにしている場合、「急騰する→理由を探す」というステップを踏むことになります。そのため、どうしてもファンダメンタル分析を行っている投資家よりも外部要因の把握に時間がかかってしまうのです。

海外FXならIS6FX

手法が多い

テクニカル分析の3つ目のデメリットは、手法が多いことです。嬉しいデメリットと考えることもできますが、現在テクニカル分析の手法は数百通りもあると言われています。

そのため、手法が多いことでどの手法を使えば良いのか混乱してしまう可能性があります。そうならないために、海外FX初心者のうちは1つの手法に絞った分析を徹底することをおすすめします。

期待値を含んだ取引ができない

テクニカル分析の4つ目のデメリットは、期待値を含んだ取引ができないことです。投資の基本概念に、値上がりが期待できるものを購入するという考えがあります。このような買い方は、ファンダメンタル分析では可能なのですが、経済成長や将来の見通しを無視して取引を行うテクニカル分析では基本的に不可能です。

そのため、将来的に米ドル/円が上がるだろうから、今のうちに通貨を購入しておこうといった予測は基本的にできないので注意が必要です。

テクニカル分析を上手く活用するコツ

テクニカル分析を上手く活用する3つのコツを解説します。

100%機能するとは考えない

海外FX初心者が陥りがちなことの1つに、使った手法が一度機能しなかっただけで使えないと判断し、別の分析方法に乗り換えようとしてしまいます。

チャートはランダム性も含まれているため、まず相場自体が教科書通りに動くとは限りません。そうなると、もちろん手法も機能しない場合があります。海外FXの手法は簡単に取得できるものでもないので、最初は上手くいかなくても、なるべく使い続けてみることをおすすめします。

1つの手法にこだわらない

1つの分析方法で全ての相場の分析はできません。手法も完ぺきではないため、例えば上昇トレンドでは機能しても、下降トレンドでは全く機能しないという場合も多々あります。

そのため、上昇トレンドで使う手法はA、レンジ相場で使う手法はB、そして指標トレードで使う手法はCといった風に、海外FXで勝っていくためには相場状況に合わせた手法を複数用意しておくことが大事です。

海外FXならIS6FX

テクニカル分析通りに取引する

例えば、「サポートライン付近の反発を狙ってエントリーし、レジスタンスライン付近で決済する」といったテクニカル分析を使うと仮定します。

この分析通りに取引すれば問題ありませんが、「もう少し利益を伸ばせそうだからまだ決済しないでおこう」とテクニカル分析を無視して取引する方がいます。これをしてしまうと、もはやテクニカル分析ではなく、個人的な感情が入ったギャンブルになってしまいます。

このようなトレードで生き残っていくのは難しいため、個人的な感情は捨て、必ずテクニカル分析通りに取引することをおすすめします。

テクニカル分析はシンプルだが奥が深い

今回は、テクニカル分析について解説してきました。テクニカル分析は、短期トレードと相性が良い相場分析方法なので、スキャルピングやデイトレードを行う投資家におすすめです。

テクニカル分析は非常に奥が深い分析方法なので、海外FX初心者の方は、早いうちからしっかりとテクニカル分析について勉強しておくと良いかもしれません。