海外FXで専業トレーダーになって失敗する人の特徴8選!対策方法は?

海外FXに興味を持っている人の中には、「いつか専業トレーダーになってみたい」と思っている人もいるでしょう。実際に専業トレーダーとして活躍している人がいるので、不可能な夢ではありません。しかし、いくつか注意点を覚えておかないと専業トレーダーになって失敗する可能性があります。

これを防ぐために、今回は「専業トレーダーになって失敗する人の特徴」をまとめました。先輩専業トレーダーが実際にした失敗談もいくつか紹介するので、こちらも参考にしてください。

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専業トレーダーになって失敗する人の特徴

専業トレーダーになって失敗する人は、「損切りが上手くできない」といった特徴があります。「冷静な判断ができない人」や「周りの意見や情報に流されやすい人」も失敗しやすいでしょう。ここではそのような、専業トレーダーになって失敗する人の特徴を説明します。

損切りが上手くできない

海外FXで勝つためには、利益確定よりも損切りを上手に行う必要があります。なぜなら、損失をいかに小さくできるかが、海外FXで勝っていくコツだからです。100万円や200万円という多額の利益を得られても、損失が300万円や500万円になってしまったら意味がありません。

現在、1億円以上稼いでいるトレーダーは、全員損切りが上手い傾向にあります。損切りが苦手な人はしっかり練習しましょう。

冷静な判断ができない

感情的になりやすい人は特に注意してください。なぜなら、海外FXでは常に正確な判断をしていく必要があるからです。海外FXで勝っていきたい人は、感情をコントロールできるようになりましょう。例えば、「イライラしているときは取引をしない」「最近不安や焦りを感じているならチャートから離れる」このような対処をする必要があります。

周りの意見や情報に流されやすい

自分の芯があり、その上でいろいろな人の意見や考えを取り入れるならよいと思います。しかし、そのような考えではないのであれば、かなり危険な状態です。「有名なインフルエンサーの○○さんが言ったから」そのような理由でエントリーを続けるといつか失敗するので気を付けてください。

投資は自己責任で行うものです。周りの意見や情報に流されず、最後は自分の意思でどのような行動を取るか決めましょう。

自分を過信している

自分に自信があるのは、非常によいことだと思います。その自信はきっとよい結果を呼び込むでしょう。しかし、過信するのはよくありません。過信すると、自分の考えが絶対に正しいというバイアスにかかります。そのようになると、冷静にチャートを判断できなくなる可能性が高いので注意しましょう。結果として、負ける確率が高まります。

お金の管理が雑

海外FXで勝っていくためには、「戦略」「メンタル」「資金管理」が必要です。「資産の何パーセント分のポジションを保有しようか」「いくらの損失が出たら撤退しようか」このような資金管理能力が求められます。

実際、資金管理だけで数億円の利益を得たトレーダーも存在します。特別なテクニックは使っていません。これほど資金管理は大切な要素です。今から家計簿をつけたり日々の収支を把握したりと、お金の管理にも力を入れましょう。

向上心がない

為替の世界は非常にスピードが早い世界です。先月使えていた手法が今月は全く使えない手法になっていたというケースも珍しくありません。また、感染症の影響で相場の流れや動き方はガラッと変わりました。そのため、常に為替の状況を把握して、知識を蓄えていく必要があります。知識を蓄えるのを怠った瞬間、すぐ稼げなくなると思った方がよいでしょう。

生活防衛資金がない

生活防衛資金とは、一定期間海外FXで利益を得られなくても生活するのには困らない貯金のことです。海外FXは、経験がものをいう世界でもあります。専業トレーダーになり立てのころは、上手くいかないことの方が多いでしょう。そこに十分なほどの生活防衛資金があれば、比較的落ち着いて取引をすることができます。

しかし、手持ちの資金がない状態だと、海外FXで利益を得なければ生活ができないので、非常に焦ると思います。焦ると大抵は悪い方向に進むので非常に危険です。専業トレーダーを目指すのであれば、1年分の生活防衛資金は貯めておきましょう。

多額の負債を抱えている

多額の負債を抱えている状態だと、「海外FXで利益を得ないと借金を返せない」というプレッシャーから落ち着いて取引ができないでしょう。先ほども説明したように、焦りや不安が強くなると取引は上手くいきません。冷静な判断ができなくなるからです。

多額の負債を抱えている人は、まず負債を返済しましょう。そして落ち着いてから専業トレーダーを目指すことをおすすめします。

先輩専業トレーダーから学ぶ!過去の大きな失敗談

現在活躍しているプロのトレーダーも、過去にはたくさんの失敗をしてきました。多額の損失を負い、かなり苦労した人も少なくありません。先人の失敗から学び、しっかり対策をして私たちは有利に取引を進めましょう。ここでは、有名トレーダーがした過去の大きな失敗をいくつか紹介します。

損切りができずに資産を大きく減らす

損失を負うのが極端に嫌いだったAさん。とにかく利益だけを得たいという思いから、含み損が出てもナンピンを続けてプラスに転換させていました。今回の取引もチャートは逆行。いつも通りナンピンします。

しかし、今回のチャートは中々回復しませんでした。いつか回復するだろうと思っていたAさんは、さらにナンピンを続けます。それでも相場は回復せず、結果的にAさんは資産を大きく減らしました。

積み重ねた利益を短期間で失う

スキャルピングでコツコツ利益を得ていたBさん。一発退場はしないようにと、いつも慎重に取引をしています。しかしある日、スイングトレードで多額の利益を得たトレーダーの情報を目にします。

Bさんは、自分もこのくらい多額の利益を得たいと考えるようになりました。そこでBさんは、知識や経験がないスイングトレードに手を出します。しかし、何も知らないため全く上手くいきません。その結果、今まで得た利益を超える損失を負ってしまいました。

余剰預金以外にも手を出して生活に困る

常にギャンブルのような取引をしてきたCさん。ギャンブル要素が高いので勝てるときは勝てますが、負けるときは大きく負けます。負けが続いたときにCさんは、イライラしていたようです。気が付けば損失はかなりの金額に。

Cさんは一発逆転を試みます。しかし、お金がありません。そしてついに「生活費」に手を出してしまいました。その結果、その取引も上手くいかず、生活費を全て失うことになります。

先輩専業トレーダーからのアドバイス!失敗しないための対策方法

専業トレーダーによっては、自身の失敗談と同時に対策方法も発信しています。実際に経験したからこそ分かる対策方法なので、かなり有益です。メモをし、自分の取引に活かしましょう。ここでは、実際に発信していた専業トレーダーの対策方法をいくつか紹介します。

1円単位でお金を管理する

1つ目は、「1円単位でお金を管理する」ことです。ここまで細かく徹底しなければいけない理由は、海外FXで勝ち続けるためには資金管理が最も大切だからです。テクニックや戦略などももちろん必要なのですが、それ以上に資金管理が大切です。資金管理が下手だと、どれだけ凄い戦略・テクニックを持っていても活かせません。

資金管理だけで億トレーダーになった人も存在します。すぐ実践できるので、今日から資金管理に力を入れてみましょう。

損切りラインを決めてシナリオを立てる

2つ目は、「損切りラインを決めてシナリオを立てる」ことです。これをすることで、負う可能性がある損失を限定させられます。損失を限定させたら後は利益を伸ばしていくだけです。

しかし、失敗する人はこの逆を行います。利益確定ラインは決めるが、損切りラインは決めないという行動をします。これだと、損大利小の取引になりやすいので気を付けてください。海外FXで勝ち続けるためには、損小利大の取引をする必要があります。

情報を過信しない

3つ目は、「情報を過信しない」ことです。現在は、多くのプロトレーダーがSNSや動画配信サイトなどで情報を発信しています。その情報を参考にして自身の取引に活かすのは非常によいと思います。

しかし、その情報を盲信するのはかなり危険です。なぜなら、プロとはいえ、その情報が正しいとは限らないからです。また、誰かの情報を頼りに取引しても上達しないので、結局勝ち続けることはできません。

必要以上に欲を出さない

4つ目は、「必要以上に欲を出さない」ことです。海外FXで負けていく人の多くは、欲を出し過ぎています。そのようになると、自分の能力を大きく超えた取引をしなければいけません。

当然ではありますが、それだと失敗する確率が高まります。必要以上に欲を出さず、地道にコツコツと利益を積み重ねていきましょう。その中で大きな利益を得られたら、「運がよかった」程度に思っておくことをおすすめします。

いきなり生活水準を上げない

5つ目は、「いきなり生活水準を上げない」ことです。海外FXはビギナーズラックや運などで、大きく稼げてしまう場合があります。そのようになると、気分が高揚してハイブランドや高級車などを購入する人がいますが、それはおすすめしません。なぜなら、その金額を今後も稼ぎ続けられるとは限らないからです。

調子がよいときもあれば、調子が悪いときもあります。ある程度お金に余裕が生まれるまでは、生活水準を上げないようにしましょう。

余剰預金以外には絶対に手を出さない

6つ目は、「余剰預金以外には絶対に手を出さない」ことです。基本的に投資は余剰預金で行わなければいけません。なぜなら、投資は不確実性の高い金融商品だからです。そこで余剰預金以外のお金をつぎ込むのは、リスクが高すぎます。上手くいけばよいですが、最悪の場合は破産も視野に入れなければいけません。投資は必ず余剰預金の範囲内で行いましょう。

まとめ

今回は、「専業トレーダーになって失敗する人の特徴」を説明しました。基本的に余裕のない取引をする人は、専業トレーダーになっても失敗する可能性があります。なぜなら、投資は常に適切な判断を下していく必要があるからです。

余裕のない人が適切な判断を下していけるとは考えられません。生活防衛資金を貯めたり副業で結果を出したりと、余裕のある状態を今から作りましょう。そのような状況を作り上げることができれば、専業トレーダーになっても上手くいくと考えられます。