海外FXで検証が重要な理由について。検証するポイントや注意点などを分かりやすく解説!

海外FXではどのようにすれば勝っていくことができるのか、そのカギを握るのが「検証」です。検証をするかしないかで、FX取引の勝率を大きく左右すると言っても過言ではないかもしれません。

今回は、海外FXで検証を行ううえで、決めておくべきことや意識するべきこと、そして注意するべきことを解説していきます。検証を行わないと海外FXの世界で勝っていくのは非常に難しくなると思いますので、海外FX初心者の方はぜひ参考にしてみてください。

検証が大事とされる3つの理由とは

検証とは、仮説を立てて事実かどうか調べたり、本当に正しいかどうか実際に証拠立てて確かめたりすること。海外FXでは、取引を行っていくうえで実際のトレードを検証することがとても大事と言われています。その3つの理由を具体的に説明していきます。

投資ルールのないトレーダーの退場率が高いため

FXに限らず、株式投資や仮想通貨取引など、投資と呼ばれる世界で生き残っている人は、明確なトレードルールを持っていると言われています。つまり、感覚や雰囲気で投資をしている人は高確率で失敗しているということになります。

当然のことですが、感覚や雰囲気で勝っていけるほど、海外FXは簡単な世界ではありません。しっかり検証を行って自分自身のトレードを分析し、明確なトレードルールを定めていくことが、海外FXの世界で生き残っていくためには重要なことです。

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根拠のある取引ルールを固めるため

明確なトレードルールを定めることが大切だと説明しましたが、ここで押さえておきたいのが「そのルールに根拠はあるか」ということです。たとえトレードルールを定めていたとしても、何となくで決めたルールでは意味がありません。

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トレードルールに根拠を持たせるためには、なぜそのルールに決めるのか、どのような場面で機能するルールなのかを細かく決めていく必要があります。そのため、検証を何度も行って、取引するための明確なルールをより強固なものにしていく必要があります。

手法の理解を深めるため

FXには様々な取引手法がありますが、その手法ごとの特徴を理解せずに使ってももちろん勝つことはできません。なぜなら、状況によって機能する手法が変わってくるからです。

FX取引でより継続的に利益を得ていきたいと考えているのであれば、検証を行って手法の特徴を理解していく必要があります。

FX取引で検証を行う場合は必ず「仮説」を立てよう

FX取引で検証を行う場合は、必ず「仮説」を立てましょう。なぜなら、仮説を立てないと感覚の検証になってしまうからです。この仮説は間違っていても構いません。間違っていれば失敗するはずなので、この手法の使い方では上手くいかないという検証の成功になります。

このように、仮説と検証を繰り返していくことで、「この場面ではこの手法が機能する」という経験値を貯めていきましょう。

検証のために決めておくべき3つのポイント

検証を行う際には、決めておくべき3つのポイントがあるのでご紹介いたします。

エントリーポイント

1つ目は、「エントリーポイント」です。まず、どこでエントリーするのかを決めましょう。例えば、MACDのゴールデンクロスを検証するのであれば、エントリーポイントは「短期移動平均線が長期移動平均線を上抜けしたとき」と決めることができます。

このとき、エントリーポイントはなるべく具体的に決めましょう。「短期移動平均線が上の方に行ったらエントリー」という検証では、効果が弱くなるので注意してください。

利益確定ポイント

2つ目は、「利益確定ポイント」です。エントリーした場合、どこかで利益確定しなければいけないので、必ず決めましょう。先ほどの例であれば、利益確定ポイントは「短期移動平均線が長期移動平均線を下抜けしたとき」と決めていきます。

基本的に利益確定ポイントは、「トレンドの勢いが弱くなったとき」で定めるのが一般的です。どのようなパターンになるとトレンドの勢いが弱くなるのか、分析してみましょう。

損切りポイント

3つ目は、「損切りポイント」です。実は、この損切りポイントが最も重要になってきます。なぜなら、いくら大きな利益を取れても、それ以上に損失が大きければ負けになってしまうため、損小利大のFXトレードをしていかなければ勝っていけないからです。

注文方法について

海外FX初心者の中には、損切りポイントを感覚で決めてしまう方も多いと言われています。最も重要なポイントになるため、損切りポイントを決める際は時間をかけて検証するようにしましょう。

検証で意識しておくべきこととは

海外FXの取引で検証を行う際には、どのようなことを意識しておく必要があるのでしょうか。意識しておくべき4つのことを解説します。

様々な時間軸で検証する

チャートの動きは時間軸によって異なります。例えば、5分足では機能していても、1時間足では全く機能しないということも珍しくありません。基本的に、どの手法も完全に万能というわけではないので、1つの手法で全ての時間軸を制すのは難しいと言われています。そのため、様々な時間軸でその手法を検証し、その手法はどの時間軸で機能しやすいのか分析しましょう。

データを取る

しっかりとした分析データを取らなければ、「この手法は何だか5分足で機能するらしい」といった感覚の検証になってしまいます。これでは検証の意味がありません。最低でも以下のデータは必ず取るようにしましょう。

・勝率
・エントリーから決済までの期間
・利率

資金管理を忘れない

デモトレードで検証するにしても本番さながらの資金管理を行いましょう。検証は長い期間行わなければ意味がありません。つまり、負けないように検証していく必要があります。

どのようにすれば負けないように検証していけるのか、それは「資金管理」を徹底することです。検証が初めてであれば、最小ロット数で取引していっても良いでしょう。検証を行う場合は利益を無視して、とにかく投資の世界から退場しないようにすることも必要かと思います。

目標ラインと撤退ラインを決める

どのラインに達したら検証成功とみなすのか、どのラインに達したら検証失敗とみなすのかを予め決めておきましょう。例えば、1年間検証すると決めていても、最初の3ヶ月の結果がボロボロであれば、その時点で撤退するという感じです。たまたま運が悪かったという可能性もありますが、基本的に結果がいきなり変わることはありません。

検証を行う場合の注意点

ここでは、海外FXのトレードを検証する場合の注意点を解説していきます。

ルールを途中で変えない

FXの検証は同じ条件で行うからこそ意味があります。もしも、途中でルールを変えたい場合は、また新しい検証として一から始めるようにしましょう。今までの検証結果と新しい検証結果を混ぜないようにすることが重要です。

完璧を求め過ぎない

チャートはある程度規則的に動きますが、100%規則的に動くわけではありません。むしろ、基本的には同じチャートパターンは二度とこないと思った方が良いでしょう。

「チャートAが45度の角度で上昇し、〇cm伸びたら決済する」というように、細かすぎるルールを決めると検証が機能しないので、ある程度まで絞ったらそれ以上絞らないことをおすすめします。

検証を行う際に決めるルールの例

FXで検証を行う場合、「ルールを明確にしよう」と何度も説明してきましたが、「どのようなルールを決めれば良いのか分からない」という方も多いでしょう。そのため、ここではルールを決める場合の一例を紹介していきます。

すべて「%」で決める例

全て「%」で検証を行うメリットは、投資資金の大小にかかわらず常に一定の検証ができることです。投資資金が100万円ある人が「1回の取引で10万円の利益が出たら利益確定する」と言っていても、それを投資資金10万円の人が真似するのはほぼ不可能と言えます。

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しかし、投資資金が100万円ある人が、「利益確定は投資資金の10%を目安にしています」と言っていれば、投資資金が10万円しかない人でも真似することができます。

すべて「数字」で決める例

この方法は、すでにFXで得たい利益額が決まっている人におすすめです。例えば、FXで月収10万円を達成したいというトレーダーがいたと仮定しましょう。

このとき、月10回のチャンスがあったとして毎回5000円の利益しか得られなければ、全勝しても月5万円の利益にしかなりません。つまり、これだと目標を達成できないので改善する必要があります。このように素早くPDCAを回していけるので、スピード感を重視したい人におすすめです。

すべて「オシレーター系」で決める例

オシレーター系とは、RSIやストキャスティクスなど、売買比率を把握するために使うインジケーターです。これは、「機械的な取引が可能になる」という特徴があります。

例えば、RSIは数値が70付近で通貨の買われ過ぎ、30付近で通貨の売られ過ぎを意味するため、数値が70に近づいたら売りエントリー、30に近づいたら決済というルールを定めることができます。

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海外FX初心者は必ず検証を行いましょう

今回は、海外FXの検証について解説してきました。検証を行うには、とても時間がかかるので大変な作業のように見えますが、これを怠ってしまうと海外FXで勝っていくのは難しくなってきます。自分はどのような手法が合っていて、どのような取引方法と相性が良いのかを検証して決めることで、自分なりのトレードルールを定めることができます。ぜひこの解説を参考に検証を行ってみてください。