Exnessのソーシャルトレーディングとは？使い方やおすすめ戦略を解説

Exnessのソーシャルトレーディングとは、プロトレーダーの取引をコピーできるサービスです。

EAの自動売買と異なり、ユーザー自身による管理がほとんど必要ないため、取引経験が少ない初心者でも効率的に利益を狙える仕組みです。

この記事では、Exnessのソーシャルトレーディングについて、始め方から戦略の選び方、メリット・デメリットまで詳しく解説していきます。

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公式サイト：https://www.exness.com/
※口座開設後は日本語で利用できます。

Exness(エクスネス)のソーシャルトレーディングとは？

Exness(エクスネス)のソーシャルトレーディングは、熟練したトレーダーの取引をコピーできるサービスです。

一般的に「コピートレード」や「ミラートレード」と呼ばれるサービスですが、名前が異なるだけで中身は同じと捉えてください。

以下でExnessのソーシャルトレーディングについて、深掘りして解説するのでぜひ参考にしてください。

ソーシャルトレーディングは違法なのか

結論として、Exnessのソーシャルトレーディングは違法ではありません。

ただし、国内の金融機関とは異なり、トラブルが発生した場合に日本の金融庁による保護を受けられない点には注意が必要です。

Exnessは、世界中で200万人以上のユーザーを持つ大手海外FX業者であり、セーシェル金融庁やキプロス証券取引委員会の金融ライセンスを保有しています。

ExnessのソーシャルトレーディングとEA(自動売買)の違い

項目	ソーシャルトレーディング	EA(自動売買)
判断主体	人間	プログラム
設定の難易度	簡単	難しい
柔軟性	高い	低い
必要な知識	少ない	多い
コスト	手数料	購入費用・開発費

ソーシャルトレーディングとEAはいずれも自動的に取引を行う仕組みですが、いくつか違いが存在します。

まずソーシャルトレーディングは、人間が戦略プロバイダーの取引手法をコピーし、取引経験がなくともプロ並みのトレードができます。

一方でEA(自動売買)は、プログラムに沿って機械が自動的に取引を行いますが、肝心のプログラムは人間が決めなければならず、知識がなければ設定自体が難しいでしょう。

またソーシャルトレーディングの場合、コストは利益が発生した時の手数料のみですが、EAでは購入費用・開発費などのコストがかかります。

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Exnessでソーシャルトレーディングを始める方法

Exnessでソーシャルトレーディングを始めるには、いくつかステップを踏む必要があります。

アプリをダウンロードする

まずはExnessのモバイルアプリをダウンロードしましょう。

Exnessには「Exnessトレーダー」と「Exness Social Trading」の2種類のアプリが存在しますが、必ず「Social Trading」のアプリをダウンロードしてください。

なお2025年10月現在、App StoreではExnessのアプリがダウンロード不可となっています。

IPhoneユーザーの方は、Exnessの公式サイトにログインして取引を始めましょう。

口座に入金する

Exnessでソーシャルトレーディングを始めるにあたり、専用の口座を開設する必要はありません。

通常のExnessアカウントにある取引口座（スタンダード口座・スタンダードセント口座など）を続けて利用できます。

最低10ドルと少額から始められるため、大幅な損失を生むリスクもありません。

戦略を選ぶ

アプリにログインしたら、トップページから戦略を選びます。

「リスクスコア」「リターン」「手数料」「投資家数」などをチェックして、自分に合った戦略を選びましょう。

最低1年以上の運営実績があり、ゆるやかに右肩上がりになっている戦略を選べば、大きく失敗することは少ないでしょう。

戦略を選んだら「コピーを開始」ボタンをタップし、金額を入力します。

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Exnessのソーシャルトレーディングで戦略を選ぶコツ

Exnessのソーシャルトレーディングで成功するには、自分に合った戦略を選ぶことが不可欠です。

概略の内容を確認する

Exnessの概略では、以下の内容を確認できます。

項目	詳細
リスクスコア	リスクの高さ
リターン	戦略で得られた利益(%)
手数料率	戦略プロパイダーに支払う手数料(%)
投資家数	戦略をコピーしているトレーダーの数
有効証拠金	口座の総残高

リスクスコア	内容
1〜5	比較的安全 （全資産を短期間で失うリスクは低い）
6〜8	中程度のリスク （十分な警戒が必要）
9〜10	ハイリスク （特別な警戒が必要）

リスクスコアは戦略プロバイダーが取るリスクのレベルを示し、1〜10のスケールで表されます。

いきなりハイリスクな戦略を選ぶと、ロスカットされたり損失が出たりするリスクがあるため、1～5程度の戦略からコピーし始めることをおすすめします。

統計データを確認する

項目	詳細
リターン	過去の成果
下落率	指定期間に発生した最大損失
有効証拠金	使用可能な資金総額

統計データでは、運用開始からのリターンと有効証拠金の推移が確認できます。

過去のリターン率を確認し、安定して右肩上がりのグラフを描いている戦略であれば、大きな損失は避けやすいでしょう。

コピーされた数を確認する

戦略を見極めるためには「投資家数」を把握しておくのも重要です。

一見魅力的に見える戦略であっても、あまり投資家にコピーされていないようであれば、信頼性に疑問が残るものです。

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Exnessでソーシャルトレーディングを使うメリット

Exnessでソーシャルトレーディングを使うと、さまざまなメリットを得られます。

ここでは代表的なメリットを5つ紹介するので、Exnessでソーシャルトレーディングを利用するか迷っている方はぜひ参考にしてください。

豊富な戦略から選べる

Exnessでは、1,000件以上の豊富な戦略から自分に合ったものをコピーできます。

数が多いと迷ってしまいそうですが、Exnessでは運用期間やリターン率・下落率などで絞り込んで選べるため、初心者でも迷わずに済むでしょう。

また2025年10月時点で、Exnessのソーシャルトレーディング用アプリは50万回以上のダウンロードを記録しています。

身元審査を受けたプロバイダーの戦略をコピーできる

Exnessのソーシャルトレーディングでは、すべての戦略プロバイダーが身元確認を受けています。

本人確認書類、住所確認書類、経済状況プロフィールなどが審査されており、審査に通過したプロバイダーのみが戦略を提供する仕組みです。

匿名ではなく身元のはっきりした投資家に資金を預けられるため、安心感が大きいのがメリットといえるでしょう。

リスクの高い戦略は表示されない

Exnessのソーシャルトレーディングでは、以下の要件を満たした戦略のみを表示しています。

要件	詳細
初回入金	最低入金額を入金しているか
本人認証	認証済みの口座を保有しているか
アクティビティ	7日以内に取引・入出金を行っているか
最低トレード数	決済済みの取引が10件以上あるか
戦略の期間	30日以上前に初回注文がされているか
ロスカットの有無	ロスカットが一度も発生していないか

また上記の要件に加え、自分でフィルタリングをかけて調べることもできるため、損失をできるだけ避けたい方におすすめです。

細かく戦略を見られる

Exnessのソーシャルトレーディングでは、戦略に関する情報を細かく調べられます。

戦略の概略、統計データ、ニュースフィード、注文数など、基本情報だけでも非常に充実しています。

加えてExnessは専用のソーシャルトレーディングヘルプセンターも提供しており、気になることがあれば調べることも可能です。

10ドルから簡単に始められる

Exnessのソーシャルトレーディングは、最低入金額が10ドルと低いです。

かつ専用口座を作る必要もないので、既存の口座を使って少額から取引を始められるのがメリットといえるでしょう。

海外FX業者	最低入金額
Exness	10ドル(=1,500円)
XM Trading	50ドル(=7,500円)
Vantage Trading	50ドル(=7,500円)

また、Exnessでは複数の戦略に投資することもできるので、少額を分散してリスク管理することも可能です。

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Exnessでソーシャルトレーディングを使うデメリット

以下では、利用前に知っておくべき3つの主なデメリットについて解説します。

通常取引より手数料が高くなる

Exnessの強みとして、業界でも狭いスプレッドと最低水準の取引コストが挙げられます。

しかしソーシャルトレーディングを利用する場合、利益に応じて手数料が引かれるため、通常の取引に比べてコストがかかるのが難点です。

特に人気の高い戦略であれば、手数料が20～50%と高額になることもあり、利益のすべてが手元に入らない点は考慮すべきでしょう。

トレードの経験を積むことができない

ソーシャルトレーディングを利用すると、戦略プロバイダーが自動的に取引を行ってくれます。

トレード知識がなくとも利益を出しやすい一方で、裁量トレードやEA(自動売買)の経験を積むことができないのはデメリットといえるでしょう。

必ずしも勝てるとは限らない

どんなに実績の良いプロバイダーでも、相場によっては負けることがあります。

またプロバイダーが突然ロット数を大幅に増やす・適切な損切りを行わないなどをすると、予想以上の損失を被る可能性があります。

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Exnessのソーシャルトレーディングがおすすめなトレーダー

Exnessのソーシャルトレーディングは誰にでも向いているわけではありません。

ソーシャルトレーディングでは、戦略プロバイダーにすべてを任せられるため、自分で分析したり検証したりする必要はありません。

また自動的に取引できるので、忙しくチャートを見る時間がない方にもおすすめです。

ただし戦略によっては最大下落率が20%を超えることもあるので、一定のリスクを割り切ってでもリターンを求める方に向いているでしょう。

一方で、Exnessのソーシャルトレーディングが向いていない可能性が高いのは、以下のトレーダーです。

海外FXに慣れている方や、自分で稼ぎたいという気持ちが強い方は、ソーシャルトレーディングでストレスが溜まってしまうかもしれません。

またExnessの狭いスプレッドに魅力を感じており、コストを抑えて取引したい方にとっても、手数料がかかるソーシャルトレーディングは向いていないでしょう。

自身の取引スタイルや考え方に合わせて、ソーシャルトレーディングを使うべきか判断してみてください。

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Exnessでソーシャルトレーディングを使う際の注意点

Exnessのソーシャルトレーディングを利用する際には、いくつかの注意点を把握しておく必要があります。

以下では、損失を避けるために特に重要な4つの注意点について解説します。

上限に達した戦略はコピーできない

Exnessでは、戦略ごとに20万ドルの上限が設けられています。

人気の戦略はすぐに上限に達してしまい、コピーしようとすると拒否されることも珍しくありません。

上限に空きができたときに通知する機能は提供されていないため、どうしてもコピーしたい場合は定期的にチェックする必要があります。

コピー開始タイミングで成績が左右される

コピーし始めるタイミングによって、成績が大きく変わる可能性があります。

長期トレンドを狙うスイングトレード戦略では、トレンドの終了間際にコピーを開始すると大きな損失を被るリスクがあります。

損失を避けるには、トレンドの初期段階やレンジ相場から抜け出す局面でコピーするのが無難です。

加えて戦略のパフォーマンスチャートを確認し、過去に大きな下落があった後の回復期にコピーを始めるのもひとつの手でしょう。

コピー開始時に即時約定される場合がある

コピー開始前に、戦略プロバイダーがポジションを保有していないかを必ず確認しましょう。

なぜならプロバイダーがポジションを持った状態でコピーを開始すると、注文が即時約定され、相場によっては損失を被るリスクがあるからです。

戦略プロバイダーと連携は取れない

Exnessのソーシャルトレーディングでは、戦略プロバイダーと連携して取引を進めることはできません。

運用ロジックや方針はフィードで確認できますが、リアルタイムで質問したいことがあっても連絡は取れないのが実情です。

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Exnessのソーシャルトレーディングでプロバイダーになる方法

Exnessのソーシャルトレーディングでは、戦略を提供する側（プロバイダー）になることも可能です。

プロバイダーになれば、自分の取引スキルを活かして追加の収入を得られるチャンスがあるため、なり方を確認しておきましょう。

プロバイダーの参加手順

まず公式サイト・アプリにログインしましょう。

マイページから「ソーシャルトレーディング」をクリックし、続いて「今すぐ登録」をクリックします。

すると戦略の作成画面に移るので、案内に沿って以下項目を埋めてください。

プロバイダー専用の口座タイプについて

Exnessでは、戦略プロバイダーになるために専用の口座タイプが用意されています。

口座タイプ	ソーシャルスタンダード	ソーシャルプロ
最低有効証拠金額	500ドル (=7.5万円)	2,000ドル (=300万円)
スプレッド	スタンダードと同じ	プロと同じ
約定方式	成行約定	成行約定 即時約定
最大レバレッジ	200倍	200倍
取扱商品	通貨ペア 貴金属 仮想通貨	通貨ペア 貴金属 仮想通貨

主な違いは、最低有効証拠金額・スプレッドの狭さと約定方式にあります。

最低有効証拠金額とは、含み損益を合計した口座残高であり、水準を下回ると投資家に戦略が表示されなくなるのに注意しましょう。

ソーシャルプロは最低有効証拠金額が2,000ドルとハードルが高いですが、それだけ狭いスプレッドで取引できるほか、即時約定にも対応しています。

自身の取引実績や、許容できるリスクにあわせて口座タイプを選んでください。

プロバイダーの報酬システムについて

プロバイダーは、総利益が総損失を上回っている場合にのみ成果報酬を受け取れます。

手数料率は0〜50%の範囲でプロバイダー自身が設定でき、投資家が出した利益から差し引かれて手元に入る仕組みです。

成果報酬 ＝（有効証拠金＋支払済手数料合計－投資の開始残高）× 手数料率 – 支払済手数料合計

また損失を出した場合、コピーする側には手数料が発生しないため、負担が少ないのが特徴です。

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ソーシャルトレーディングについてよくある質問

Exnessのソーシャルトレーディングについて、よくある質問と回答をまとめました。

Exnessのソーシャルトレーディングまとめ

Exnessのソーシャルトレーディングは、優秀なトレーダーの取引をコピーして利益を得られる便利なサービスです。

認証を受けた戦略プロバイダーの取引手法をコピーできるほか、最低10ドルと初心者でも始めやすい設定になっているのが魅力です。

ただし必ずしも勝てるとは限らない点や、自身で裁量トレードの経験を積みたい方には不向きである点も理解しておきましょう。

運用する際はリスクスコア、最大下落率、運用期間、手数料率などから、どこまでリスクを許容できるか見極めることが大切です。

ぜひ本記事を参考に、Exnessで効率的なトレードをしてください。

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