XMTradingアプリの使い方｜ダウンロードからインジゲーターや決済方法など全解説

XM Tradingでは、「XMTradingアプリ」「MT4アプリ」「MT5アプリ」の3種類のスマホアプリで取引できます。

この記事では、XMアプリの種類や機能、ダウンロード方法、使い方について詳しく解説します。

本記事を参考に、XM Tradingで快適なトレードをしてください。

XMTradingのスマホアプリとは

XM (エックスエム) では3種類のスマホアプリを提供しています。

アプリの種類	主な特徴	対応OS
XMTradingアプリ	口座開設から入出金・取引までワンストップ	iOS・Android
MT4アプリ	取引ツールとしての機能に特化	iOS・Android
MT5アプリ	MT4より多くの分析ツールと時間足を搭載	iOS・Android

MT4とMT5はMetaQuotes社が開発した取引プラットフォームで、世界中の多くの海外FX業者で採用されています。

一方、XMTradingアプリはXM独自のアプリで、口座開設からトレードまですべての操作をアプリ内で完結できる点が大きな魅力です。

ただし、2025年12月現在、XMTradingアプリはApp Storeから削除されているため、新規ダウンロードができない状況です。

トレードはMT4・MT5アプリで行う必要がありますが、XMTradingアプリが復活する可能性もあるため、使い方を把握しておきましょう。

公式サイト：https://www.xmtrading.com/jp/

XMアプリの便利な機能

XMアプリには海外FXトレーダーにとって便利な機能がたくさん搭載されています。

新規・追加口座開設や管理

XMTradingアプリでは、口座開設から追加口座の開設まで、すべてスマホで完結できます。

MT4口座を持っている方がMT5口座も追加したい場合など、アプリから簡単に手続きできるのは大きなメリットといえるでしょう。

また、複数の口座を一元管理できるため、取引状況や残高確認もスムーズに行えます。

MT4・MT5口座の管理

XMTradingアプリでは、MT4とMT5のどちらの口座タイプも同時に管理できます。

口座残高やポジション状況、トレード履歴などをアプリ内で確認できるため、両方のツールを使っている方にとっては管理が楽になるでしょう。

また、口座間の資金移動もアプリ内で完結できるので、取引状況に応じて柔軟に資金配分を変更できる点も便利です。

例えば、MT4口座での取引で利益が出た場合、資金をMT5口座に移して別の戦略で取引するといった使い方ができます。

XMが提供する全銘柄の取引

XMTradingアプリでは、通貨ペアだけでなく、金や株価指数・仮想通貨などすべての銘柄を取引できます。

取引カテゴリー	主な銘柄例
通貨ペア	EUR/USD、USD/JPY、GBP/USD など
貴金属	GOLD (金)、SILVER (銀) など
エネルギー	OIL (原油)、NATURAL GAS (天然ガス) など
株価指数	JP225 (日経平均)、US30 (ダウ平均) など
仮想通貨	Bitcoin、Ethereum、Litecoin など

外出先でもスムーズに確認でき、チャンスを逃さず取引できるのが魅力といえるでしょう。

テクニカル分析

XMTradingアプリには、充実したテクニカル分析ツールが搭載されています。

MT4・MT5アプリよりも多くのインジケーターが搭載されており、好みにカスタマイズして取引が可能です。

さらにTrading Central (トレーディングセントラル) による分析情報も確認できるため、プロの視点からの市場分析を参考にできます。

日本語ライブチャット

XMTradingアプリの特徴として、日本語ライブチャットサポートがあげられます。

MT4・MT5アプリには上記の機能がないため、XMTradingアプリならではの大きなメリットといえるでしょう。

特に海外FX初心者の方は、操作方法や入出金手続きで分からないことがあった際に、すぐに質問できる環境があると安心です。

サポートは平日であれば24時間対応しているため、日中はもちろん夜間の取引時間帯でも問い合わせが可能です。

デモ取引

XMTradingアプリでは、リアル口座だけでなくデモ口座での取引も可能です。

初心者の方や新しい取引戦略を試したい方は、実際の資金を使わずに取引の練習ができます。

チャート画面やインジケーター、注文方法などはリアル口座と同じなので、本番環境に近い形で練習できるのも魅力です。

各種設定

XMTradingアプリでは、自分好みに取引環境をカスタマイズできる機能が揃っています。

設定	詳細
言語設定	日本語を含む複数言語から選択可
レバレッジ設定	アプリ内から変更可
チャート表示	価格表示の色・インジケーター色など変更可
通知設定	好みのタイミングで通知を受け取れる

公式サイト：https://www.xmtrading.com/jp/

XMアプリのダウンロード方法

ここでは、iPhone(iOS)とAndroid端末それぞれのダウンロード手順を解説します。

XM公式サイトへアクセス

最初に、スマホのブラウザからXM公式サイトにアクセスしましょう。

各アプリの特徴を確認して、自分に合ったアプリを選択してください。

「XMTrading」をインストールする

使用しているスマホのOSに合わせて、ダウンロード先を選んでください。

iPhone・iPadユーザーはApp Storeから、Androidユーザーの方はGoogle Playからアプリをダウンロードします。

ただし、2025年12月時点では、XMTradingアプリはApp Storeから削除されているため、新規ダウンロードができない状況です。

公式サイト：https://www.xmtrading.com/jp/

XMアプリをダウンロードできない原因

XMのスマホアプリをダウンロードしようとしても、うまくいかないケースも多いです。

ここでは、スマホでアプリをダウンロードできない主な原因と解決方法を解説します。

iPhone・androidの容量が不足している

スマホのストレージ容量が不足していると、新しいアプリをインストールできません。

iPhoneの場合、「設定」→「一般」→「iPhoneストレージ」から容量を圧迫しているアプリを確認し、整理することができます。

アップデートがされていない

OSのバージョンが古いと、最新のアプリをダウンロードできない場合があります。

スマホが古い機種の場合、最新OSに対応していないこともああり得るのです。

XMTradingアプリがApp Storeから削除されている

2025年12月現在、XMアプリはApp Storeから削除されているため、ダウンロードできない状況です。

すでにXMTradingアプリをインストールしているユーザーは引き続き使用できますが、新規インストールはできません。

ただし、MT4/MT5アプリでも取引自体はスムーズに行えますので、トレード機能に関しては問題なく利用できるでしょう。

公式サイト：https://www.xmtrading.com/jp/

XMアプリにログインできない時の対処法

この記事では、XMアプリにログインできない原因と具体的な対処法を徹底解説します。

スマホからFX取引をしようとした時、アプリにログインできないとストレスがたまりますよね。

IDやパスワードに誤りがある

XMアプリにログインできない最も多い原因は、IDやパスワードの入力ミスです。

特に数字の「0」(ゼロ)とアルファベットの「O」、数字の「1」とアルファベットの「l」は見分けにくいので注意が必要してください。

また、パスワードは大文字・小文字が区別されるため、CapsLockがオンになっていないか確認しましょう。

対処法	方法
入力情報の再確認	口座開設メールを確認する
パスワードリセット	「パスワードを忘れた」からリセット
メールアドレスの確認	登録したメールアドレスが正しいか確認

もしログイン情報を忘れてしまった場合は、XM公式サイトの「パスワードをお忘れですか？」機能を利用しましょう。

登録したメールアドレスに新しいパスワード設定用のリンクが送られてきます。

口座が凍結状態になっている

XMアプリでログインできない原因として、口座が凍結されている可能性があります。

XMでは、90日間取引や入出金がない休眠口座は自動的に凍結される仕組みです。

状態	対処法
90日間取引なし	XM公式サイトから口座再開手続き
本人確認未完了	必要書類を提出し本人確認を完了
利用規約違反	XMサポートに問い合わせる

口座凍結を解消するには、公式サイトから再度ログインするか、サポートに問い合わせて口座の状態を確認しましょう。

通信環境に問題がある

XMアプリにログインできない理由として、通信環境が悪い可能性も考えられます。

まずはWi-Fi環境を確かめる・モバイル通信の場合は速度制限が来ていないか確認するといった対処法を取りましょう。

アプリのバージョンが古い

XMのアプリのバージョンが古いと、ログインできないことがあります。

自動的にアップデートされる設定にしていない場合、古いバージョンで使い続け、突然ログインできなくなることも珍しくありません。

XMがサーバーダウンしている

まれなケースですが、XM自体がサーバーダウンしていることも考えられます。

公式サイトやXなどでお知らせを投稿している可能性が高いので、まずはチェックしてみましょう。

公式サイト：https://www.xmtrading.com/jp/

XMアプリの使い方

XMのスマホアプリを使えば、いつでもどこでも簡単に取引できます。

外出先でも相場をチェックしたり、チャンスを逃さずトレードしたりできるのは大きなメリットです。

アプリを使いこなして、効率的なトレード環境を手に入れましょう。

気配値

機能	操作方法
My Watchlistへ追加	「+」ボタンをタップ
通貨ペアの並べ替え	長押しして希望の位置にドラッグ
詳細表示	通貨ペアをタップしてチャート表示

XMアプリを開くと最初に表示されるのが、通貨ペアの気配値一覧です。

ここでは、各通貨ペアの現在の売値（Bid）と買値（Ask）がリアルタイムで確認できます。

上昇中の通貨ペアは緑色、下降中は赤色で表示されるので、相場の動きが一目で分かりますよ。

「+」ボタンから簡単に追加できるので、自分専用の取引リストを作ってみましょう。

入金ボーナスや優良株式のチェック

XMアプリでは、現在開催中のキャンペーン情報も簡単に確認できます。

画面左上の三本線マークをタップし、「会員ページ」をクリックすると、最新のボーナスキャンペーンを見られて便利です。

時間足・チャートタイプの変更

チャートタイプ	特徴
ローソク足	始値・高値・安値・終値が一目で分かる
ラインチャート	シンプルで終値の推移を追いやすい
バーチャート	ローソク足より情報が少なく見やすい

チャート画面では、時間足やチャートタイプを簡単に変更可能です。

チャートの左上には現在選択されている時間足（M1、M5、H1など）が表示されています。

時間足をタップすると、1分足から1ヶ月足まで様々な時間軸を選択できるメニューがあります。

スキャルピングなら1分足や5分足、デイトレードなら15分足や1時間足が向いています。

銘柄の確認・注文

注文タイプ	特徴	使用シーン
成行注文	即時執行	すぐにポジションを持ちたい時
指値注文	指定価格で注文	特定の値動きを予測した時
逆指値注文	トレンド確認後に注文	ブレイクアウト狙いの時

注文を出す方法は主に3つあり、状況に応じて使い分けることが可能です。

チャート画面上部の「成行注文」もしくは「予約注文」をタップし、ロット数などの詳細を決めたら「注文を確定する」で注文完了です。

XMアプリでは、通貨ペアや株式などの様々な銘柄を取引できます。

決済方法

決済方法	操作手順
注文タブ	注文タブ →未決済ポジションの「×」 →決済
チャート	チャート画面 →未決済ポジションタブ →「×」 →決済
一部決済	ポジション選択 →決済数量を指定 →決済

XMアプリでポジションを決済（利益確定や損切り）する方法は上記の通りです。

まず、画面下部の「注文」タブをタップして、現在保有しているポジション一覧を確認しましょう。

決済したいポジションの右側にある「×」ボタンをタップすると、すぐに決済することができます。

例えば、0.1ロットのポジションを持っている場合、0.05ロットだけ決済して残りをキープすることもできます。

リスク管理の観点から、利益が出ている場合は一部を確定させておくテクニックも有効ですよ。

ワンタップトレード

設定手順	注意点
歯車アイコン→ワンタップトレード有効化	ロット数は事前に設定必要
ロット数を中央のドロップダウンで選択	急変動時は価格変動に注意
「買い」または「売り」をタップ	誤操作に気をつける

XMアプリの機能のひとつに「ワンタップトレード」があります。

ワンタップトレード機能を使えば、チャート画面から直接1タップで取引が可能です。

市場が急変動している時など、素早く注文を出したい場面で特に役立ちます。

ワンタップトレードは便利ですが、誤操作で意図しない取引をしてしまうリスクも少なくありません。

また、ストップロスやテイクプロフィットを自動設定することはできないため、注文後に別途設定する必要があります。

インジケーターの使い方

XMアプリでは、テクニカル分析に欠かせない各種インジケーターを利用可能です。

インジケーターを追加するには、チャート画面を横向きにして、左側のサイドバーから「∫」（関数マーク）をタップします。

すると利用可能なインジケーターが表示されるので、使いたいものを選びましょう。

インジケーターを削除したい場合は、サイドバーの左にある「ペンマーク」をタップし、削除したいインジケーターの「×」をタップするだけです。

Moving Average（移動平均線）

移動平均線は最も基本的で使いやすいインジケーターです。

特定期間の価格平均を線で表示することで、相場のトレンドを視覚的に判断できます。

短期線が長期線を上に抜けると買いシグナル、下に抜けると売りシグナルとして利用できます。

Bollinger Bands（ボリンジャーバンド）

ボリンジャーバンドは、移動平均線を中心に標準偏差で上下のバンド（帯）を表示します。

価格がバンドの上限に達すると売られすぎ、下限に達すると買われすぎと判断可能です。

ただし、強いトレンド中はバンドに沿って価格が動く「バンドウォーク」も発生するため、逆張り判断には注意が必要です。

MACD（マックディー）

MACDは2つの移動平均線の差を示すインジケーターです。

MACDラインがシグナルラインを上に抜けると買いシグナル、下に抜けると売りシグナルと判断するのが一般的です。

RSI（アールエスアイ）

RSIは相対力指数とも呼ばれ、0〜100の範囲で相場の勢いを示します。

一般的に70以上になると買われすぎ、30以下になると売られすぎと判断されるでしょう。

RSIの動きと価格の動きに乖離が生じる「ダイバージェンス」は、トレンド変換の前兆を示すシグナルであり重要です。

公式サイト：https://www.xmtrading.com/jp/

XMアプリを利用する注意点

XMアプリは便利な一方で、いくつか注意すべき点もあります。

これからXMアプリを使おうと考えている方は、あらかじめ以下の制限事項を把握しておきましょう。

年間取引報告書はダウンロードできない

機能	XMアプリ	XM公式サイト
取引履歴確認	○（閲覧のみ）	○
年間取引報告書	×（ダウンロード不可）	○（PDF形式）
月間取引報告書	×（ダウンロード不可）	○（PDF形式）

知っておくべき制限として、確定申告用の年間取引報告書がダウンロードできない点があげられます。

XMアプリでは「画面左上の三本線マーク」→「口座履歴」→「取引履歴」から確認はできるものの、年間取引報告書をPDF形式などでダウンロードする機能がありません。

年間取引報告書が必要な場合は、パソコンからXM公式サイトにログインするか、MT4・MT5のデスクトップ版を使って出力する必要があります。

自動売買システムが利用できない

プラットフォーム	EA利用	カスタムインジケーター
XMアプリ	×	×
MT4アプリ	△（一部制限あり）	△（一部のみ）
MT5アプリ	△（一部制限あり）	△（一部のみ）
デスクトップMT4/MT5	○	○

XMアプリの二つ目の制限事項は、EA（Expert Advisor）と呼ばれる自動売買システムが利用できない点です。

また、カスタムインジケーターなど外部ツールの追加もアプリではできないため、高度なテクニカル分析をしたい場合もデスクトップ版を選びましょう。

ポジションの一括決済ができないこともある

シナリオ	一括決済	対処法
両建て（買い+売り）	○（可能）	アプリの一括決済機能を使用
同方向（買い+買い）	×（不可）	個別に決済する
異なる通貨ペア複数	×（不可）	個別に決済する

三つ目の注意点は、状況によってはポジションの一括決済ができないことです。

XMアプリでは、両建て（同じ通貨ペアの買いと売りポジションを同時に持つこと）をしている場合のみ、ポジションの一括決済できます。

しかし、同じ方向のポジションを複数持っている場合（例：買いポジションを3つ）は、一度に決済することができません。

もし複数ポジションの一括決済が必要なら、MT5アプリを使うか、パソコン版MT4・MT5で一括決済に対応したインジケーターを利用するといいでしょう。

公式サイト：https://www.xmtrading.com/jp/

XM(エックスエム)アプリのよくある質問

XMアプリに関してよく寄せられる質問と回答をまとめました。

XMのアプリまとめ

この記事では、XMアプリの基本的な使い方から注意点までを詳しく解説してきました。

XMアプリを使えば、いつでもどこでもFX取引が可能になります。

特にワンタップトレード機能は、市場の急変時に素早く対応できる便利な機能です。

ただし、年間取引報告書がダウンロードできない点や、EAが利用できない点には注意してください。

また、ポジションの一括決済が状況によって制限されることも知っておきましょう。

スマホでの簡単な取引にはXMアプリを、高度な分析や自動売買にはデスクトップ版を使い分けるのが賢い使い方です。

公式サイト：https://www.xmtrading.com/jp/