【PC版MT5】第 7 章 MetaTrader5で取引してみましょう。

MetaTrader5での注文方法の紹介

MetaTrader5では、通常の「成行注文」に加えて、「指値注文」など他多数の注文方法に対応しています。
新規注文を出す方法としては、主に4種類あります。

(1)ツールーバーの新規注文からの注文方法

「新規注文」ボタンをワンクリックで「注文の発注」ウィンドウが開きます。

ツールーバーの新規注文からの注文方法

(2)取引チャート上からの注文方法

取引チャート上で右クリックから「プライスボード」内の「新規注文」を選択。
「新規注文」ウィンドウが開きます。

取引チャート上からの注文方法

(3)気配値表示からの注文方法

気配値上で右クリックから「新規注文」を選択。
「新規注文」ウィンドウが開きます。

気配値表示からの注文方法

(4)One Click Tradingからの注文方法

チャート上部の通貨ペア情報にある▼をクリック、または右クリックからワンクリックトレードを選択。
SELLまたはBUYをクリックすると、ワンクリックトレードの免責事項が表示されますので、
「私はこれらの利用規約に同意します」にチェックを入れ、「OK」ボタンを押します。
次回からはワンクリックで新規注文が行えるようになります。

One Click Tradingからの注文方法

※One Click Trading 注文は成行注文で、クリック後に即時約定します。
※ワンクリック決済はできません。

新規注文

(1)成行注文

成行注文は、リアルタイムで提示されるマーケットレートで、直接売り買いさせる方法です。

銘柄

売買する通貨ペアを確認します。

タイプ

成行注文は「カウントダウン注文」の選択してください。

数量

通貨単位 0.01Lot=1,000通貨単位
通貨単位 0.1 Lot=10,000通貨単位
通貨単位 1.00Lot=100,000 通貨単位
※スタンダード口座、プロ口座の場合。マイクロ口座は1.00Lot1,000通貨

StopLoss/TakeProfit

損切り注文(StopLoss)、利益確定注文(TakeProfit)を設定します。

コメント

取引理由などをコメントに残して記録したい時に入力します。

注文種別

注文内容を設定したら、「成行売り(Sell)」、「成行買い(Buy)」を選択し完了です。

(2)通過ペアと数量

発注を行う通貨ペアのチャートを選択し「新規注文」ボタンを押すと、「注文の発注」ウィンドウが画面中央にポップアップします。

銘柄

通常は選択した通貨ペアが表示されていますが、
右側の▼を押すとプルダウンで他の通貨ペアを選択することが出来ます。

数量

数量を直接数量を入力します。

※MetaTrader5では、1.00Lotは10万通貨になり、0.1Lotは1万通貨となります。取引量を間違わないようご注意ください。

通過ペアと数量

(3)成行売り・成行買いの注文

数量を確認し、売りの場合は赤色の「成行売り(Sell)」、買いの場合は青色の「成行買い(Buy」ボタンを押します。

※この注文はスタンダード口座の通貨ペアAUDCADを1.00Lot(10万通貨)となります。

(4)取引した注文の確認

注文が通ると確認画面が表示されますので「OK」ボタンを押してウィンドウを閉じます。

※注文の処理を印刷される場合は忘れずに印刷をしてください。

注文の確認画面

(5)ポジションの確認

下部のツールボックスから「取引」タブを選択すると、注文したポジションの確認ができます。

※この注文はスタンダード口座の通貨ペアAUDCADを1.00Lot(10万通貨)となります。

ポジションの確認

新規の指値、逆指値注文の選択方法について

(1)注文種別の選択

新規注文ボタンを押して「注文の発注」ウィンドウを表示させ、
「タイプ」をクリックします。

(2)指値注文

選択項目から「指値注文(Pending Order)」を選択します。

※通常は「カウントダウン注文」になっています。

指値または逆指値

(3)タイプの設定

タイプの項目から選択。
決済逆指値(Stop Loss)にSL価格、決済指値(Take Profit)にTP価格をそれぞれ入力します。

タイプ

  • Buy Limit(買い指値)
  • Sell Limit(売り指値)
  • Buy Stop(買い逆指値)
  • Sell Stop(売り逆指値)
  • Buy Stop Limit(買いストップリミット注文)
  • Sell Stop Limit(売りストップリミット注文)

「Buy Stop Limit」と「Sell Stop Limit」はMT4にはなく、MT5のみの注文方法です。
指定した価格になった時点で指値注文をし、不利な価格で指値注文が約定されることはありません。

指値の設定

(4)IFDOCO注文について

価格(100.000)、決済逆指値(99.000)、決済指値(102.000)のオーダーを入力。
IfDoneオーダー(新規注文100.000がついたら、OCOオーダー(SL注文9.000、TP102.000)が同時に出される注文方法となります。

IFDOCO注文

(5)取引した注文の確認

注文内容や価格の入力を確認したら、発注ボタンを押します。
確認画面が表示されますので「OK」ボタンを押してウィンドウを閉じます。

取引した注文の確認

(6)ポジションの確認

下部のツールボックスから「取引」タブを選択すると、注文したポジションの確認ができます。

※この注文はスタンダード口座の通貨ペアAUDCADを1.00Lot(10万通貨)で
新規注文100.000、SL注文 99.000、TP注文102.000円での発注となります。

ポジションの確認

※IFDオーダーのみを発注する場合は、決済指値の値を入力せずに送信ボタンを押します。

IFDオーダーの例
・指値注文 101.00
・決済逆指値 100.00
・決済指値 0.000

【PC版MT5】第 8 章 決済注文をしましょう。