海外FXで出金拒否される原因や対処法！税金への影響や安全な業者も徹底解説

海外FXの利用を検討しているものの、出金拒否されないか心配という方もいるはず。

海外FXで出金拒否されるのは悪質なFX業者の利用や規約違反、口座情報の間違いなどが主な原因です。

そのため、事前に知識をつけて適切な対策をすれば回避ができますよ。

この記事では、海外FXでの出金拒否が起こる原因から対処法について詳しく解説。

出金拒否リスクの低い信頼できる海外FX業者までを詳しく解説するので、利益をしっかり出金したいという方は参考にしてくださいね。

海外FXでの出金拒否・出金不可の原因

海外FXで出金拒否が起こる原因は大きく分けて「業者側の問題」と「トレーダー側の問題」の2つがあります。

ここでは、海外FXの出金拒否が発生する主な原因について詳しく解説していきます。

詐欺行為を行う悪質なFX業者だったから

残念ながら、海外FXには「最初から出金させるつもりのない」詐欺業者が存在します。

悪質な詐欺業者は巧みな宣伝文句で顧客を集め、入金を促した後に出金拒否を行うというパターンで利益を得ています。

詐欺目的の海外FX業者には、いくつかの共通する特徴があります。

詐欺業者に引っかからないためには口座開設前に上記にあてはまってないか確認しておきましょう。

安全な取引を行うなら、イギリス(FCA)、キプロス(CySEC)、オーストラリア(ASIC)などの信頼性の高いライセンスを持つ業者を選ぶことが大切です。

海外FXの安全な業者について詳しく知りたい方は下記記事をチェックしてください。

規約違反行為が確認されたから

多くの海外FX業者では不正取引を防ぐためにさまざまな規約を設けており、違反行為が確認されると、アカウントの凍結や出金拒否につながる可能性があります。

規約違反となる主な行為は以下の通りです。

規約違反による出金拒否を避けるには、口座開設時に利用規約をしっかり確認し、禁止事項を理解しておくことが重要です。

特に複数の海外FX業者を利用する場合は、IP・端末情報が同じになると不正利用と疑われることがあるので注意が必要です。

入金時と異なる方法で出金を試みたから

海外FX業者ではマネーロンダリング防止のために、入金額までは入金した方法と同じ方法で出金するというルールを設けていることが多いです。

上記ルールに反して、入金と異なる方法で出金を試みると出金拒否されてしまいますよ。

特にクレジットカードでの出金は返金扱いとなるため、入金額までしか出金できないというルールがあります。

出金条件を完全に満たしていないから

海外FX業者では、さまざまな出金条件が設定されており、条件を満たさなければ出金が拒否されてしまいます。

特にボーナスキャンペーンを利用した場合、一定のロット数（取引量）をこなさないと出金できないというルールが設けられていることが多いですよ。

また、ボーナス資金自体は出金できないケースがほとんどで、ボーナスで得た利益のみが出金対象となります、

他にも最低出金額を満たしていない場合なども出金ができないので、各業者の出金条件は事前に確認しておきましょう。

登録している口座情報に誤りがあるから

出金時に指定した銀行口座やクレジットカード情報に誤りがあると、出金が拒否されるケースがあります。

登録名義と出金先の名義が一致していないと出金拒否されてしまうため、家族や友人への口座へ出金することはできません。

さらに、国際送金に必要なSWIFTコードやIBANコードの入力ミスも、出金遅延や拒否の原因になります。

本人確認書類に不備があったから

海外FX業者では、マネーロンダリング防止とセキュリティ強化のため、出金前に本人確認書類の提出を求められることがほとんどです。

そのため、書類に不備があると、出金が拒否されるか保留状態にとなってしまいます。

本人確認書類の不備としてよくあるのは、有効期限切れの身分証明書の提出や、画像が不鮮明で情報が読み取れないケースです。

また、住所証明書として提出する公共料金の請求書などが3ヶ月以上前のものだと受け付けられないことも多いです。

海外FX業者が倒産してしまったから

業者が倒産すると、顧客の資金が凍結され出金が不可能になるケースがあります。

海外FX業者の倒産リスクは、経営不振、規制当局からのペナルティ、大規模なシステムトラブルなどが原因で高まります。

業者の倒産による出金トラブルを避けるには、信頼性の高い金融ライセンスを持つ業者を選ぶことが重要です。

特にイギリス(FCA)）やオーストラリア(ASIC)などの厳格な監督機関のライセンスを持つ業者は、倒産リスクが比較的低いといえます。

また、顧客資金の分別管理や信託保全を採用している業者を選ぶことで、万が一の倒産時にも資金が保護される可能性が高まります

海外FXで出金拒否された場合の対処法

海外FXで出金拒否されてしまったときは、適切に対応すれば解決できることがほとんどです。

ここでは、出金拒否された場合の効果的な対処法を紹介します。

焦らずに順序立てて対応することで、多くの出金トラブルは解決に向かいます。

本人書類や口座を確認する

多くの出金トラブルは、書類の不備や口座情報の誤りという単純なミスが原因で発生しています。

出金拒否されてしまった時は以下に該当していないか確認しましょう。

もし書類や情報に不備があれば、再提出することで多くの場合は問題が解決しますよ。

海外FX業者のサポートセンターへ相談する

本人確認書類や口座情報に問題がないにもかかわらず出金拒否された場合は、海外FX業者のサポートセンターに問い合わせてみましょう。

問い合わせる際は、アカウント番号、出金申請日時、出金金額、出金方法などの情報を準備しておくと、スムーズに対応してもらえます。

国内の弁護士へ相談する

海外FX業者のサポートセンターとの交渉でも問題が解決しない場合は、国際取引に詳しい弁護士に相談することで、法的観点からのアドバイスを得ることができますよ。

特に、数百万円以上の高額出金で拒否されている場合や、明らかに不当な理由で出金拒否されていると思われる場合は、弁護士への相談を検討すべきでしょう。

なお、弁護士に相談する前に以下の情報を事前に整理しておくと事態をスムーズに進められますよ。

ただし、海外の業者を相手に法的手続きを進めるには、時間とコストがかかることを認識しておく必要があります。

海外FXで出金拒否された場合の税金への影響

日本の税法では、海外FXの利益は「雑所得」として課税対象となるため、出金できない場合でも納税義務が発生する可能性があるのです。

ここでは、海外FXで出金拒否された場合の税金への影響について解説します。

出金拒否されて確定申告が必要なケース

海外FXでの利益は、実際に出金できたかどうかにかかわらず、取引によって利益が確定した時点で課税対象となります。

基本的に、年間の利益（雑所得）が20万円を超える場合は、出金できていなくても確定申告が必要です。

この「利益」とは、年間の取引による損益（売買損益とスワップポイント）を合計したもので、MT4やMT5などの取引プラットフォームの履歴で確認できます。

例えば、海外FXの口座内で50万円の利益が出て、その後出金拒否されたとしても、税務上はその50万円に対して課税されるのが原則です。

確定申告をしないといわゆる「脱税」となり、後に追徴課税されるリスクがあるため申告漏れには注意が必要です。

出金拒否されて確定申告が不要なケース

出金拒否されたことで取引自体が無効になったり、業者の倒産により資金が回収不能と判断されたりする場合は、確定申告が不要となります。

例えば、詐欺業者と判明し警察や消費者センターに被害届を提出したケースや、Financial Commissionなどの紛争解決機関から「取引無効」の裁定が出た場合は申告する必要はありません。

海外FXにかかる税金について詳しく知りたい方は下記記事を参考にしてください。

出金拒否の実績がなく安全性の高い海外FX業者

海外FXでの取引を安心して行うには、出金拒否のリスクが低い信頼できる業者を選ぶことが何よりも重要です。

ここでは、実際に多くの日本人トレーダーに利用されている海外FX業者の中から、出金拒否の実績がなく安全性の高い業者を厳選して紹介します。

XMTrading(エックスエムトレーディング)

海外FX業者名	XMTrading
設立	2009年
金融ライセンス	セーシェル金融庁（FSA） モーリシャス金融サービス委員会（FSC）
最大レバレッジ	1,000倍
平均スプレッド	0.2pips〜
入出金の早さ	入金：即時 出金：1〜5営業日
取引通貨ペア数	55種類
日本語対応	あり
公式サイト	https://www.xmtrading.com/jp/
パートナーコード	R9YJ7 ※追加口座でも適用されます

XMTradingは日本人トレーダーに最も人気のある海外FX業者の一つで、創業以来10年以上の運営実績があり、悪質な出金拒否の報告はほとんど見られません。

グループ全体で8つの金融ライセンスを保有しており、特にイギリスFCAやキプロスCySECなどの厳格な規制当局のライセンスを持っている点は信頼性の証といえるでしょう。

また、1億円を超える高額出金でも問題なく対応した実績があり、資金の安全性という点では最も信頼できる海外FX業者の一つといえるでしょう。

公式サイト：https://www.xmtrading.com/jp/

XMTradingの評判について詳しく知りたい方は下記記事をチェックしてください。

AXIORY(アキシオリー)

海外FX業者名	AXIORY
設立	2011年
金融ライセンス	ベリーズ（IFSC）
最大レバレッジ	2,000倍
ドル円スプレッド	0.0pips〜
入出金の早さ	入金：30分程度 出金：1〜3営業日
取引通貨ペア数	60種類
日本語対応	あり
公式サイト	https://www.axiory.com/jp/

AXIORYは、トレーダーの資金安全性を最優先に考えた運営で知られる海外FX業者です。

他の多くの海外FX業者が分別管理を採用している中、AXIORYは最も安全な資金保護方法である「信託保全」を採用しています。

信託保全とは、顧客の資金を第三者の信託銀行で管理する方法で、万が一業者が破綻した場合でも顧客資金は保護される仕組みです。

また、ベリーズ金融サービス委員会(FSC)のライセンスを取得しており、The Financial Commissionにも加盟しているため、万が一トラブルが発生した場合でも公的機関を通じて解決を図ることができます。

信託保全を採用している数少ない海外FX業者として、資金の安全性を最優先に考えるトレーダーにとって理想的な選択肢といえるでしょう。

公式サイト：https://www.axiory.com/jp

AXIORYの評判について詳しく知りたい方は下記記事をチェックしてください。

Exness(エクスネス)

海外FX業者名	Exness
設立	2008年
金融ライセンス	セーシェル共和国金融庁（FSA） 英国金融行動監視機構（FCA） キプロス証券取引委員会（CySEC
最大レバレッジ	実質無制限（21億倍）
ドル円スプレッド	0.0pips〜
入出金の早さ	入金：数時間以内 出金：数時間以内
取引通貨ペア数	96種類
日本語対応	あり
公式サイト	https://www.exness.com/

Exnessは2008年に創業された老舗の海外FX業者で、特に無制限レバレッジと狭いスプレッドで知られています。

7種類もの金融ライセンスを保有しており、多くの規制当局の監督下で運営されているため信頼性が高いと評価されています。

また、出金処理が早いことでも知られており、週末に出金申請をしても当日中に着金するケースも多く報告されています。

無制限レバレッジと高速な出金処理を求めるトレーダーにとって、最適な選択肢の一つといえるでしょう。

公式サイト：https://www.exness.com/
※口座開設後は日本語で利用できます。

Exnessの評判について詳しく知りたい方は下記記事をチェックしてください。

BigBoss(ビッグボス)

海外FX業者名	BigBoss
設立	2013年
金融ライセンス	セントビンセント・グレナディーン金融庁
最大レバレッジ	2,222倍
平均スプレッド	0.6pips〜
入出金の早さ	入金：即時 出金：2〜5営業日
取引通貨ペア数	83種類
日本語対応	あり
公式サイト	https://www.bigboss-financial.com/

BigBossは比較的新しい海外FX業者ですが、業界最速レベルの出金スピードで、方法によっては最短1時間での出金処理を実現しているのが特徴。

顧客サポートが日本語で24時間対応しており、出金に関する問い合わせにも迅速に対応してくれます。

特に出金の速さを重視するトレーダーにおすすめですよ。

公式サイト：https://www.bigboss-financial.com/

BigBossの評判について詳しく知りたい方は下記記事をチェックしてください。

TitanFX(タイタンエフエックス)

海外FX業者名	TitanFX
設立	2014年
金融ライセンス	バヌアツ金融サービス委員会（VFSC） モーリシャス共和国金融サービス委員会（FSC） イギリス領ヴァージン諸島金融サービス委員会（BVIFSC） セーシェル共和国金融サービス庁（SFSA）
最大レバレッジ	1,000倍
平均スプレッド	0.3pips〜
入出金の早さ	入金：即時 出金：1営業日
取引通貨ペア数	59種類
日本語対応	あり
公式サイト	https://titanfx.com/jp

TitanFXはオーストラリア資本の海外FX業者で、特に約定力の高さと低スプレッドで評価されています。

モーリシャス金融サービス委員会のライセンスを取得しており、顧客資金は信頼性の高いオーストラリアの銀行で分別管理されています。

リクオート（価格の再提示）がなく、注文した価格でほぼ確実に約定するため、スキャルピングなどの短期取引に適していますよ。

特に大口取引を行うトレーダーやプロトレーダーにとって、TitanFXは安全かつ効率的な取引環境を提供してくれる業者といえるでしょう。

公式サイト：https://titanfx.com/jp

TitanFXの評判について詳しく知りたい方は下記記事をチェックしてください。

tradeview(トレードビュー)

海外FX業者名	TradeView
設立	2004年
金融ライセンス	ケイマン諸島金融庁（CIMA）
最大レバレッジ	500倍
平均スプレッド	0.0pips〜
入出金の早さ	入金：即時 出金：1〜3営業日以外
取引通貨ペア数	36種類
日本語対応	あり
公式サイト	https://www.tradeviewforex.com/ja/

tradeviewは、プロトレーダー向けの高性能な取引環境を提供する海外FX業者です。

ケイマン諸島金融庁のライセンスを保有し、顧客資金は世界的に信頼性の高い銀行で分別管理されています。

出金に関しては、手続きが明確で透明性が高く、出金拒否のトラブル報告はほとんど見られません。

また、MT4/MT5以外にも、cTrader、CURRENEX、Jforexなど複数の取引プラットフォームを提供している点も魅力です。

特に高頻度取引やアルゴリズム取引を行うプロトレーダーにぴったりですよ。

公式サイト：https://www.tradeviewforex.com/ja/

TradViewの評判について詳しく知りたい方は下記記事をチェックしてください。

IForex(アイフォレックス)

海外FX業者名	iFOREX
設立	1996年
金融ライセンス	英領バージン諸島金融サービス委員会（BVI FSC）
最大レバレッジ	400倍
ドル円スプレッド	0.7pips〜
入出金の早さ	入金：即時 出金：3〜5営業日
取引通貨ペア数	84種類
日本語対応	あり
公式サイト	https://www.iforex.jpn.com/

IForexは1996年に設立された歴史ある海外FX業者で、25年以上の運営実績があります。

英領バージン諸島金融サービス委員会(FSC)のライセンスを取得しており、長年にわたる安定した運営で信頼を築いています。

出金に関しては手続きがシンプルで透明性が高く、長年の運営の中で悪質な出金拒否の報告はほとんど見られません。

IForexは運営歴の長さから来る安定感と信頼性が魅力で、特に長期投資を考えるトレーダーに適しています。

公式サイト：https://www.iforex.jpn.com/

iFOREXの評判について詳しく知りたい方は下記記事をチェックしてください。

FXGT(エフエックスジーティー)

海外FX業者名	FXGT
設立	2019年
金融ライセンス	セーシェル金融庁（FSA） キプロス証券取引委員会（CySEC） 南アフリカ金融セクター行動機構（FSCA） バヌアツ金融サービス委員会（VFSC）
最大レバレッジ	1,000倍
ドル円スプレッド	0.1pips〜
入出金の早さ	入金：即時 出金：48時間以内
取引通貨ペア数	50種類
日本語対応	あり
公式サイト	https://fxgt.com/ja/

FXGTは比較的新しい海外FX業者ながら、モーリシャス金融サービス委員会のライセンスを取得しており、顧客資金は分別管理されています。

スマートフォンアプリが使いやすく設計されており、モバイルトレードを主に行うトレーダーからの支持も高いです。

出金に関しては、特に出金処理の速さが魅力で、電子決済サービスを利用した場合は数時間で出金が完了するケースも多く報告されています。

モバイルトレードを主に行うトレーダーや、迅速な出金を重視するトレーダーにとって、FXGTは魅力的な選択肢といえるでしょう。

公式サイト：https://fxgt.com/ja/

FXGTの評判について詳しく知りたい方は下記記事をチェックしてください。

海外FXの出金拒否に関するよくある質問

ここでは、海外FXの出金拒否に関してトレーダーからよく寄せられる質問と回答をまとめました。

初めて海外FX業者を利用する方や、出金トラブルに不安を感じている方はぜひチェックしてみてください。

海外FXの出金拒否まとめ

海外FXでの出金拒否は、適切な知識を身に着け対策をすれば回避できる問題です。

万が一出金拒否されてしまった時には、主に以下の内容に気を付ければ出金拒否されても解除されるでしょう。

特に、XMTrading、AXIORY、Exnessなどの信頼性の高い業者を選び、正しい知識を持って取引すれば安全に出金できますよ。