海外FXのスキャルピングにおすすめの口座比較！勝てない原因や禁止事項・手法も徹底解説

スキャルピングトレードで利益を出すには、FX業者選びは重要です。

例えばスプレッドの狭さが少し違うだけで、損益は大きく変わります。

海外FXでは、スキャルピングに特化した口座タイプが多数あるため、取引を始めるなら海外FX業者がおすすめです。

そこで本記事では、スキャルピングにおすすめの海外FX業者をランキング形式で紹介します。

加えて、スキャルピングするための口座選びのポイントや、メリット・デメリットについてもまとめました。

海外FXに興味がある人はもちろん、スキャルピングトレードを始めたい人も、ぜひ参考にしてください。

また、ハイレバレッジ業者やスプレッドが狭い業者などいろいろ比較したい方は、海外FXのおすすめ比較ランキングも参考にしてください。

海外FXのスキャルピングにおすすめの口座比較一覧【2024年12月最新】

海外FXには、スキャルピングに対応している業者がいくつかあり、スキャルピングに特化した口座タイプを提供しています。

スキャルピングで利益を出したいなら、スキャルピングに適した口座タイプを開設して始めましょう。

下記の表は、スキャルピングトレードにおすすめの海外FX業者とその特徴をまとめています。

スキャルピングトレードに興味がある方は、ぜひ参考にしてください。

海外FX業者名	XMTrading ゼロ口座	Exness ゼロ口座	AXIORY ナノ/テラ口座	TitanFX Zeroブレード口座	ThreeTrader ゼロ口座	Tradeview ICL口座	HFM ゼロ口座	FXGT ECN口座	BigBoss プロスプレッド口座	MYFX Markets プロ口座
スプレッド	0.0pips～	0.0pips～	0.2pips～	0.0pip～	0.0pip～	0.0pips～	0.0pips～	0.0pips	0.4pips	0.0pips
取引手数料	片道5ドル	片道0.1ドル	片道3ドル	片道3.5ドル	片道2ドル	片道2.5ドル	片道3ドル	片道3ドル	片道4.5ドル	片道3.32ドル
最大レバレッジ	500倍	無制限	1,000倍	500倍	1,000倍	200倍	2,000倍	1,000倍	1,111倍	500倍
注文方式	ECN方式	ECN方式	ECN	ECN	ECN	ECECN	ECN	ECN	ECN	ECN
マージンコール	50％	30%	50％	90%	80%	設定なし	50％	70%	50％	90%
ロスカット水準	20%	0%	20%	20%	20%	100%	20％	40%	20%	20%
ゼロカットシステム	あり	あり	あり	あり	あり	あり	あり	あり	あり	あり
最大ロット	50ロット	200ロット	1,000ロット	100ロット	80ロット	無制限	60ロット	100ロット	制限なし	100ロット
最低入金額	5ドル相当	1,000ドル	100ドル	200ドル	1,000ドル	1,000ドル	制限なし	5ドル	なし	なし
取引プラットフォーム	MT4/MT5	MT4/MT5	MT4/MT5	MT4/MT5	MT4	MT4/MT5	MT4/MT5	MT4/MT5	MT4/MT5	MT4/MT5
ボーナス	あり	なし	あり	あり	あり	なし	あり	あり	あり	あり
詳細	公式サイト	公式サイト	公式サイト	公式サイト	公式サイト	公式サイト	公式サイト	公式サイト	公式サイト	公式サイト

スキャルピングに向いてる海外FX業者の選び方

スキャルピングトレードは、短時間に連続して取引を繰り返すトレードスタイルです。

同じ短期トレードのデイトレードと比べても、理想のトレード環境が違うため、スキャルピングに適した口座を選ぶ必要があります。

スキャルピングトレードをするために海外FXの口座を開設するなら、以下のポイントを押さえた業者を選びましょう。

スキャルピングが禁止されていない

海外FXでは、業者によって利用規約や禁止事項が異なり、中にはスキャルピングトレードを禁止している業者もあります。

スキャルピングを禁止している業者でスキャルピングをすれば、利益剥奪や口座凍結などのペナルティを受けるのは当然です。

スキャルピングトレードをするなら、スキャルピングが禁止されていない海外FX業者を選びましょう。

海外FXの多くはスキャルピングトレードを容認していますが、一部の業者は禁止しているので利用規約は事前に確認してください。

スプレッドが狭く取引手数料も安い

スキャルピングは、数pipsの利幅を狙ったトレードスタイルで、ポジションが極めて短い保有時間で取引を行います。

スプレッドが狭いと、利益が出るまでの必要な値動きが大きくなるため、スプレッドが狭い口座を選びましょう。

海外FXでは、スプレッドが最小0.0pipsになる業者もあるため、スキャルピングトレードをするならおすすめです。

また、スプレッドが狭い口座は、取引手数料が発生することが多いため、取引手数料も確認してください。

狭いスプレッドで取引手数料も安く抑えられている海外FX業者が、スキャルピングに最も適した取引環境です。

スプレッドが狭いおすすめ海外FX業者の比較は下記の記事でもまとめているので参考にしてください。

約定力が高いECN口座を採用している

スキャルピングでは1pipsが損益を大きく分けるため、約定力が高い海外FXの口座で取引する必要があります。

約定力の高さは、さまざまな要因で判断されますが「注文方式」もその1つです。

FX業者の注文方式には「NDD方式」と「DD方式」があり、さらにNDD方式は「ECN方式」と「STP方式」があります。

それぞれの注文方式の特徴は以下のとおりです。

注文方式	特徴
DD方式	トレーダーの注文をFX会社が社内処理して取引を成立する方法
NDD方式	トレーダーの注文を直接インターバンク市場に流して取引を成立させる方法
STP方式	NDD方式の1つトレーダーの注文が最も有利に約定できるようFX会社がマッチングさせる方法
ECN方式	NDD方式の1つFX会社を介さずトレーダーの注文が市場に出て約定する方法

ECN方式は、トレーダーの注文に対してFX業者が一切介入しないため、最も約定スピードが早いのです。

スキャルピングをするなら、最も約定力が高いECN方式の口座を選びましょう。

最大レバレッジが高く効率良く取引できる

スキャルピングは、小さな値動きで大きな利益を出すために、大きな金額で取引するのがポイントです。

レバレッジを上げれば少ない資金でも大きな金額で取引できますが、最大レバレッジは海外FX業者や口座タイプによって異なります。

またロット数も、FX業者によって設定が異なり、ロット数を大きくすればトレード成功時の利益も大きくなります。

海外FXが提供している各口座のレバレッジとロット数を比較して、大きな数値でトレードできる業者を選びましょう。

ロスカット水準が低く含み損に耐えやすい

ロスカット水準とは？

FX業者が保有しているポジションを強制的に決済するボーダーラインのこと。証拠金維持率によってロスカット水準が決まる。

スキャルピングをするなら、口座のロスカット水準をチェックしてください。

ロスカット水準が低いとギリギリまでポジション保有ができるため、相場が反転してプラスになるまで我慢できます。

スキャルピングは取引量を増やしたり、レバレッジを上げたりするため、小さな値幅で強制決済になるリスクがあります。

海外FXでスキャルピングをするなら、ロスカット水準が小さい口座を選びましょう。

ストップレベルが0・狭い

ストップレベルとは？

指値注文を入れた時に、希望価格と約定した価格の乖離差のこと。ストップレベルが狭いと、指値注文を入れた金額に近い価格で約定する。

スキャルピングで挑むなら、海外FXのストップレベルについても調べておきましょう。

ストップレベルが0に近いほど、指値注文でいれた価格で約定するため、システムによる誤差が生まれにくいです。

特にスキャルピングを採用した自動売買ツールでは、指値で注文を入れるため、ストップレベルが損益に大きく影響します。

また、逆指値注文もストップレベルが関係してくるため、口座のストップレベルはチェックしてください。

海外FXのスキャルピング口座におすすめ業者ランキング

スキャルピングトレードに適した海外FX業者をランキング形式でまとめました。

各業者の特徴を開設するので、スキャルピング用の口座を選ぶ時の参考にしてください。

1位 XMTrading

おすすめ口座	ゼロ口座
スプレッド	0.0pips
取引手数料	片道5ドル
最大レバレッジ	500倍
注文方式	ECN方式
マージンコール	50％
ロスカット水準	20%
ゼロカットシステム	あり
最大ロット	50ロット
最低入金額	5ドル
取引プラットフォーム	MT4/MT5
ボーナス	口座開設ボーナス 入金ボーナス

XM Trading(エックスエム)は、最低入金額が少ないため、少額しか持っていない人でも始められる海外FX業者です。

取り扱っている銘柄も多く、通貨ペアや貴金属だけでなく、株式銘柄を使ったスキャルピングもできます。

最大レバレッジが500倍と低いですが、失敗による損失リスクが低くなるため、スキャルピング初心者におすすめです。

XM Tradingでは、口座開設ボーナスや入金ボーナスが用意されているため、スキャルピングを始める時は有効活用してください。

＼ 13,000円のボーナスをもらう ／

公式サイト：https://www.xmtrading.com/jp/

XM Tradingの評判口コミを詳しく知りたい方は下記記事を参考にしてみてください。

2位 Exness

おすすめ口座	ゼロ口座
スプレッド	0.0pips～
取引手数料	片道0.1ドル
最大レバレッジ	無制限
注文方式	ECN方式
マージンコール	30%
ロスカット水準	0%
ゼロカットシステム	あり
最大ロット	200
最低入金額	1,000ドル
取引プラットフォーム	MT4/MT5
ボーナス	なし

Exness(エクスネス)は、スキャルピングで大きく稼ぎたい人におすすめの海外FX業者です。

最大の特徴は最大レバレッジで、無制限にかけられるため、1pipsでもプラスになれば大きな利益を獲得できます。

ボーナスはないですが、スキャルピングに適した取引環境のため、専業トレーダーを目指すならExnessで口座開設しましょう。

＼ 無制限レバレッジで取引するなら ／

公式サイト：https://www.exness.com/

Exnessの評判・口コミについてより詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

3位 AXIORY

おすすめ口座	ナノ/テラ口座
スプレッド	0.2pips～
取引手数料	片道3ドル
最大レバレッジ	1,000倍
注文方式	ECN
マージンコール	50％
ロスカット水準	20%
ゼロカットシステム	あり
最大ロット	1,000
最低入金額	100ドル
取引プラットフォーム	MT4/MT5
ボーナス	入金ボーナス

AXIORY(アキシオリー)は、2011年に創立した老舗の海外FX業者で、信頼性や安全性が非常に高いのが特徴です。

最大レバレッジを1,000倍に上げられるほか、最大ロット数も1,000まで対応しているため、スキャルピングに適しています。

ナノ口座とテラ口座は対応取引プラットフォーム以外の違いはないため、利用したい取引プラットフォームで選択してください。

入金ボーナスも開催しているため、FXを始めるハードルの低い業者を選ぶなら、AXIORYを候補にいれるのをおすすめします。

＼ 業界トップの最狭スプレッド ／

公式サイト：https://www.axiory.com/jp

AXIORYの評判・口コミについて詳細に知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

4位 TitanFX

おすすめ口座	ブレード口座
スプレッド	0.0pip～
取引手数料	片道3.5ドル
最大レバレッジ	500倍
注文方式	ECN
マージンコール	90%
ロスカット水準	20%
ゼロカットシステム	あり
最大ロット	100ロット
最低入金額	200ドル
取引プラットフォーム	MT4/MT5
ボーナス	入金ボーナス

TitanFX(タイタンエフエックス)は、約定力が非常に高い海外FX業者です。

ECN方式の採用はもちろん、独自の通信技術「Zero Pointテクノロジー」を採用しており、ストップレベルは全銘柄ゼロになっています。

また、TitanFXは無料VPSサービスによって遠隔でチャート操作ができるため、他社からVPSを借りる必要はありません。

自動売買などのシステムトレードでスキャルピングに挑む人に、TitanFXはおすすめです。

＼ 0.0pipsの低スプレッド ／

公式サイト：https://titanfx.com/jp

TitanFXの評判・口コミを詳しく知りたい方は下記記事を参考にしてみてください。

5位 ThreeTrader

おすすめ口座	ゼロ口座
スプレッド	0.0pip～
取引手数料	片道2ドル
最大レバレッジ	1,000倍
注文方式	ECN
マージンコール	80%
ロスカット水準	20%
ゼロカットシステム	あり
最大ロット	80ロット
最低入金額	1,000ドル
取引プラットフォーム	MT4
ボーナス	口座開設ボーナス 入金ボーナス

取引手数料の安さで選ぶなら、ThreeTrader(スリートレーダー)はおすすめです。

Three Traderはのゼロ口座は、ECN方式で最小スプレッドがゼロながら、取引手数料が片道2ドルに抑えられています。

レバレッジも最大1,000倍まで対応しているため、コストパフォーマンスの高いスキャルピングトレードが可能です。

MT5での取引には対応していないですが、スキャルピングの取引コストを抑えたいなら、Three Traderで口座開設をおすすめします。

＼ 5,000円のボーナスをもらう ／

公式サイト：https://www.threetrader.com/jp

Threetraderの評判口コミについて詳しく見たい方は、下記を参考にしてみてください。

6位 Tradeview

おすすめ口座	ICL口座
スプレッド	0.0pips
取引手数料	片道2.5ドル
最大レバレッジ	200倍
注文方式	ECN
マージンコール	設定なし
ロスカット水準	100%
ゼロカットシステム	あり
最大ロット	無制限
最低入金額	1,000ドル
取引プラットフォーム	MT4/MT5
ボーナス	なし

Tradeview(トレードビュー)では、ロット数を無制限に増やせるため、証拠金額に比例して大きな取引ができます。

ロット数を増やせばトレードによる損益も上がるため、複利を活用したスキャルピングをするならTradeviewがおすすめです。

失敗しても大きな損失につながりにくいため、スキャルピングに初めて挑戦する人は、Tradeviewで始めてみてください。

＼ 0.6pipsの低スプレッドでスキャルピング ／

公式サイト：https://www.tradeviewforex.com/ja/

TradeViewの評判口コミを知りたい方は下記の記事を参考にしてください。

7位 HFM

おすすめ口座	ゼロ口座
スプレッド	0.0pips～
取引手数料	片道3ドル
最大レバレッジ	2,000倍
注文方式	ECN
マージンコール	50％
ロスカット水準	20％
ゼロカットシステム	あり
最大ロット	60ロット
最低入金額	制限なし
取引プラットフォーム	MT4/MT5
ボーナス	入金ボーナス

HFM(エイチエフエム）は、最大2,000倍までレバレッジを上げられる海外FX業者です。

スプレッドも最小0.0pipsからと狭く設定されており、入金制限もないため、少額からスキャルピングを始められます。

HFMでは、豪華なボーナスキャンペーンを開催しているため、資金節約のためにボーナスは積極的に獲得しましょう。

FXを始めるためのお金が少額で心もとない人には、取引を始めるハードルが低いHFMがおすすめです。

＼ 200%入金ボーナスをもらう ／

公式サイト：https://www.hfm.com/int/jp/

HFM(HotForex)の評判口コミを知りたい方は下記の記事を参考にしてください。

8位 FXGT

おすすめ口座	ECN口座
スプレッド	0.0pips
取引手数料	片道3ドル
最大レバレッジ	1,000倍
注文方式	ECN
マージンコール	70%
ロスカット水準	40%
ゼロカットシステム	あり
最大ロット	100ロット
最低入金額	5ドル
取引プラットフォーム	MT4/MT5
ボーナス	口座開設ボーナス 入金ボーナス

FXGT(エフエックスジーティー)は、最低5ドルからスキャルピングトレードができる海外FX業者です。

レバレッジも最大1,000倍までかけられるため、資金が少額なトレーダーでも気軽にスキャルピングを始められます。

ロスカット水準は40%で、強制決済になった時の口座残高は多いため、次のトレードのために再入金する必要はありません。

資金管理に自信がない人は、失敗しても残高が残りやすいFXGTで始めてみてはいかがでしょう。

＼ 15,000円のボーナスをもらう ／

公式サイト：https://fxgt.com/ja/

FXGT(エフエックスジーティー)の評判・口コミを詳しく知りたい方は下記記事を参考にしてみてください。

9位 BigBoss

おすすめ口座	プロスプレッド口座
スプレッド	0.4pips
取引手数料	片道4.5ドル
最大レバレッジ	1,111倍
注文方式	ECN
マージンコール	50％
ロスカット水準	20%
ゼロカットシステム	あり
最大ロット	制限なし
最低入金額	なし
取引プラットフォーム	MT4/MT5
ボーナス	入金ボーナス

BigBoss（ビッグボス）では、最低入金が無制限で、ロット数に制限もかけていない海外FX業者です。

少ない資金で始められるのはもちろん、まとまった資金を活用してハイリターンを狙ったスキャルピングトレードができます。

レバレッジも最大1,111倍まで上げられるため、ロット数を増やすことで、小さな値動きで大きな利益の獲得が可能です。

BigBossでは、入金ボーナスもついているため、FXに使えるお金がまとまっている人ほどたくさんの恩恵を受けられます。

＼ 5,000円のボーナスをもらう ／

公式サイト：https://www.bigboss-financial.com/

BigBossの評判口コミについて詳しく知りたい方は下記を参考にしてみてください。

10位 MYFX Markets

おすすめ口座	プロ口座
スプレッド	0.0pips
取引手数料	片道3.32ドル
最大レバレッジ	500倍
注文方式	ECN
マージンコール	90%
ロスカット水準	20%
ゼロカットシステム	あり
最大ロット	100ロット
最低入金額	なし
取引プラットフォーム	MT4/MT5
ボーナス	口座開設ボーナス 入金ボーナス

MYFX Market(マイエフエックスマーケット)は、自分のお金をできるだけ使わずトレードをしたい人におすすめです。

MYFX Marketでは、口座開設ボーナスが用意されており、新規で口座を開設するだけで15,000円がもらえます。

MYFX Marketは大手海外FX業者の傘下でもあるため、高い信頼性と安全性も兼ね備えています。

＼ 15,000円のボーナスをもらう ／

公式サイト：https://myfxmarkets.com/ja/

MYFXMarketsの評判口コミについては、下記の記事も参考にしてください。

海外FXでスキャルピングするメリット

スキャルピングは取引で狙う値幅が小さく、1回の取引時間も短い特殊なトレードスタイルです。

そのため、スキャルピングトレードをするなら、スキャルピングに適した口座タイプを探して解説しないといけません。

相対的に比較すると、スキャルピングをするなら国内FXよりも海外FXのほうがおすすめです。

海外FXでスキャルピングをするメリットを詳しく紹介します。

ハイレバレッジトレードとの相性が良い

スキャルピングは、小さな値幅でも大きな利益が出せるよう、取引金額を大きくする必要があります。

取引金額を大きくするにはレバレッジを最大にしないといけませんが、国内FXは最大レバレッジが25倍までしか上げられません。

海外FXはレバレッジを自由に設定できるため、大きな金額での取引が可能です。

最大レバレッジはFX業者によって異なりますが、海外FXなら1,000倍以上のレバレッジをかけてトレードできます。

たった1pips動いただけでも数万円以上の利益が出せるのが、海外FXのメリットです。

なお、海外FXのレバレッジについて詳細に知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

ゼロカットシステム採用だから追証がない

追証とは、トレードによって証拠金を超える損失が発生した場合、超過した分を入金することです。

追証の対応をしないと、資産の差し押さえを受ける可能性があるため、追証が発生しないよう注意しないといけません。

海外FXでは、ゼロカットシステムが採用しているため、追証する必要がありません。

証拠金を超える損失を被る必要がないため、大きな損失が出るリスクがあるスキャルピングをするなら海外FXがおすすめです。

市場の状況に関係なく利益を狙える

海外FXは、通貨ペア以外の銘柄を使った取引にも対応しています。

貴金属や株価指数など、国内FXでは取り扱っていない銘柄も海外FXならスキャルピングトレードが可能です。

相場や市場の状況に応じてトレードしやすい銘柄を使ってトレードできるのも、海外FXのメリットです。

為替変動リスクを軽減できる

FXトレードには、為替変動リスクがあり、FX業者によってリスク軽減度合いやリスクの減らし方が変わります。

具体的に、海外FXはECN方式を採用しており、高い約定スピードを備えているのです。

約定スピードが高いことによって、スリッページが起きにくく希望する価格で約定します。

国内FXに比べて海外FXは約定スピードが早いため、自分が考えた戦略通りにスキャルピングトレードができます。

ボーナスを使って効率良くスキャルピングできる

海外FXでは、業者によってキャンペーンを開催しており、参加するとボーナスが獲得できます。

獲得したボーナスは証拠金として使えるため、より大きな金額でのスキャルピングトレードが可能です。

例えば、入金額の10%がキャッシュバックされるキャンペーンに参加して、100万円入金した場合、10万円のボーナスがもらえます。

つまり、100万円の入金で110万円の証拠金を得たわけです。

取引金額も110万円とレバレッジを元に計算されるため、入金した金額以上の取引ができます。

海外FXの口座開設ボーナスと入金ボーナスは下記の記事で詳しくまとめているのでそちらも参考にしてください。

海外FXでスキャルピングするデメリット

海外FXを使ったスキャルピングトレードは、メリットもありますがデメリットもあります。

海外FXでのデメリットについて解説するので、スキャルピングトレードを始める前の注意事項として頭に入れておきましょう。

取引手数料がかかる

スキャルピングトレードに適した海外FXの口座の多くは、取引手数料が発生します。

海外FXが取引手数料を取っている理由は、会社としての売上を作るためです。

もともとスプレッドによる差額はFX業者の売上となりますが、スプレッドが狭い口座で取引されると売り上げが減ります。

そのため、利確して取引手数料が引かれても、利益が残るようなトレード戦略を立てなければいけません。

スキャルピングはスプレッドがゼロに近い口座タイプでトレードするのがベストですが、取引手数が高確率で発生します。

手数料はトレード結果に関係なく支払う必要があるため、勝率の高いスキャルピング戦略で挑みましょう。

相場分析をし続けないといけない

スキャルピングトレードは、小さな利幅を連続して獲得しないと利益は増えません。

相場の流れを読むのは、長期的な分析よりも短期的な分析のほうが難しく、トレード難易度も短期トレードの方が高めです。

相場は常に一定方向に動いているわけではなく、細かい値動きを繰り返しながら上下しています。

4時間足や日足であれば、細かい値動きを気にせず相場分析できますが、スキャルピングは細かい値動きの分析が必要です。

チャートを眺めている長さやトレードについての勉強を、常にし続ける必要があるのが、スキャルピングトレードの難しさです。

ハイレバだから損するのも一瞬

スキャルピングは、小さな値動きで大きな利益を取るため、高いレバレッジをかけた環境で取引しないといけません。

トレードで1pipsでも利益が出れば良いですが、相場が逆行したら大きな含み損を抱えます。

スキャルピングは他のトレードスタイルに比べて大きなロットで取引するケースが多いため、わずか数pipsで強制決済になるケースも珍しくありません。

海外FXのスキャルピングは、ハイリスク・ハイリターンな取引だというのを理解して取り組みましょう。

海外FXのスキャルピングにおすすめの手法

スキャルピングトレードで利益を出すには、戦略的に取り組まないといけません。

具体的にはスキャルピングに特化したトレード手法があり、手法を駆使することでトレードの勝率がアップします。

海外FXでスキャルピングを始めるなら、トレード手法を用いて取り組みましょう。

スキャルピングに関するトレード手法を5つ紹介するので、ぜひご自分の取引に取り入れてみてください。

移動平均線もゴールデンクロスを狙う

移動平均線のゴールデンクロスとは？

期間が異なる複数の移動平均線が交差したポイントのこと。短期移動平均線が長期移動平均線よりも上になった場合は「上昇トレンド」とみなす。反対に長期移動平均線が短期移動平均線が上になった場合は「下降トレンド」とみなす。

相場を分析するインジケーターとして、最もポピュラーなのが移動平均線です。

移動平均線とは、一定期間の価格の平均値をライン化させたもので、過去の相場の流れを把握し、今後の相場の流れを分析します。

ゴールデンクロスは、相場が転換した時に発生する指標の1つで、絶好のエントリーポイントでもあります。

ゴールデンクロスの発生を見極めることによって、相場の方向性が視覚的に把握でき、エントリーの方向選びに迷いが生じません。

ゴールデンクロスは、チャート1枚で分析できるトレード手法で判断もシンプルのため、スキャルピング初心者におすすめです。

レンジ相場ではRSI法を活用する

RSI法とは？

一定期間における相場の値上がり幅と値下がり幅の比率を数値化しもの。「買われすぎ」や「売られすぎ」を把握するための方法。

相場がレンジの状態の時はRSI法を使ったトレード手法がおすすめです。

RSI法を用いることで、現在の相場における銘柄の強さが把握でき、今後の展開が予測できます。

RSI法を用いることで、レンジ相場の天井と底が把握でき、適切なタイミングでエントリーできます。

トレンド相場ではRSI法は参考にならないため、相場環境の判断力が求められます。

ボリンジャーバンドでトレンド予想をする

ボリンジャーバンドとは？

移動平均線とその上下に引かれた標準偏差を基準に表示された線のこと。移動平均線に近い線から1σ、2σと呼びます。移動平均線より離れれば離れるほど反転しやすい。

現在の相場がトレンド相場かレンジ相場かを見極める方法として、ボリンジャーバンドがあります。

具体的にボリンジャーバンドが平行状態であればレンジ相場です。

また、ボリンジャーバンドによって表示された移動平均線と標準偏差に価格が近づいてきたらエントリータイミングです。

ボリンジャーバンドの移動平均線や標準偏差の数値は、設定を自由にできるため、自身のトレードに適したカスタマイズも可能です。

ボリンジャーバンドから現在の相場環境を把握し、適切なエントリー判断でトレードしましょう。

5分足でダブルボトム・トップだけで取引する

ダブルトップ・ダブルボトムとは？

トレンド相場の終了や転換タイミングのこと。ローソク足が2つの山(もしくは谷)の形を形成したのがシグナル。上昇トレンドが終わるタイミングに表示されるのが「ダブルトップ」。下降トレンドが終わるタイミングに表示されるのは「ダブルボトム」という。

相場の転換を知らせる指標が「ダブルトップ」と「ダブルボトム」です。

具体的にはトレンド相場が終わるタイミングでしか発生しないため、不用意なエントリーを防げます。

ダブルトップとダブルボトムは、形が完全に出来上がるまで時間がかかるものの、相場環境を把握する重要なシグナルです。

完全に形成し終わってからエントリーポイントを探しても、スキャルピングであれば十分利益を出せます。

1分足ではきれいな形のダブルトップやダブルボトムができにくいため、5分足で確認しましょう。

キリ番(ダブルオー)でトレードする

キリ番(ダブルオー)とは？

「145.00円」とか「1.4800」など、端数がなくキリの良い価格のこと。FXではキリ番は非常に意識されており、機関投資家などが大量の注文を入れていることが多い。レンジ相場の天井や底になりやすく、ブレイクすると価格が勢いよく動く傾向がある

スキャルピングをするなら、価格のキリ番には注意してください。

相場はキリ番に非常に敏感で、もみ合いが起こりやすい価格帯のため、大きなエントリーポイントの1つです。

相場の流れを把握しておけば、キリ番をきっかけにトレードを始められます。

キリ番を狙う時は10pips以下の数字がゼロになっている時がおすすめです。

スキャルピングであれば、キリ番付近のもみ合いで数pips取れれば良いため、大きな相場の流れを把握する必要はありません。

さらに、相場全体の流れを把握できれば、スキャルピングでもブレイク時の急激な値動きを使って大きな利益も狙えます。

キリ番をうまく活用すれば、数分で従来の何倍もの利益が獲得できるので、現在価格がキリ番に近いならぜひ活用しましょう。

海外FXのスキャルピングで勝てない原因

海外FXはスキャルピングに適した口座がありますが、海外FXでトレードすれば必ず勝てるわけではありません。

スキャルピングで勝てないには、さまざまな原因があります。

スキャルピングに挑戦して勝てない人達の特徴を以下にまとめました。

スプレッドの広いタイミング・時間帯で取引してる

海外FXのスプレッドは変動制を採用しており、取引時間によってスプレッド幅が異なります。

スプレッドが広いと、利益を出すまで大きな値動きが求められるため、トレードで勝つのは難しくなります。

スキャルピングをするなら、取引が活発になりスプレッド幅が狭くなる夕方から日が変わる前までの時間帯で取引しましょう。

損切りの設定を決めていない

スキャルピングに限らず、FXトレードする時は、あらかじめ損切りラインを決めておく必要があります。

損切りラインを決めておけば、相場が逆行して含み損を抱えても、大きな損失にはつながりません。

頻繁に強制決済やゼロカットシステムに遭っているなら、エントリーと同時に逆指値注文で損切りラインを決めておきましょう。

損切りラインの目安は狙っている値幅と同じか、少し狭くするのがおすすめです。

例えばスキャルピングで10pips獲得を狙っているなら、損切ラインは7～10pips程度なら許容の損失額になります。

スキャルピングで勝てないのなら、エントリーと同時に損切りラインを置く習慣をつけましょう。

知識がない状態でスキャルピングに挑戦している

スキャルピングは少額で狭い値幅を狙うトレードスタイルのため、気軽に始めやすいトレードスタイルです。

そのため、FXについての基本的な知識をつけずに始めてしまう人も少なくありません。

スキャルピングトレードで利益を出すには、FXについてはもちろん、トレードに使う銘柄の特徴についても知る必要があります。

海外FXとはいえ、スキャルピングですぐに稼げるわけではないため、最初は勉強や練習に時間を費やしましょう。

デモ口座では、実際の相場環境で架空の資金を用いて行うトレードのため、失敗しても資金は減りません。

FXで利益を出すには、デモ口座を使ってスキャルピングの練習をしてから、資金を投入して始めましょう。

レバレッジを掛けすぎている

高いレバレッジをかけることで、小さな値動きでも大きな利益が狙える反面、失敗した時の損失も大きめです。

海外FXは、高いレバレッジをかけて取引できるため、少額でも始められますが、証拠金が少ないとすぐに強制決済になります。

スキャルピングで稼ぎたいなら、適切なレバレッジで取引しましょう。

具体的に、FXに使えるお金が10万円未満だったら、レバレッジは100倍程度に抑えた方が良いのです。

もし少ない資金でハイレバレッジなトレードをしたいなら、取引量を0.1ロットか0.01ロットにしましょう。

少ない資金しかないのなら、一攫千金を狙わず、少額の利益を積み重ねて利益を増やしていきましょう。

トレードに慣れて自信がついてから、少しずつロットやレバレッジを上げていけば、いずれまとまったお金を稼げるようになるはずです。

海外FXのスキャルピングで勝つためのコツ

以下では、海外FXのスキャルピングで勝つための実践的なコツを解説します。

損切りや利確のルールを明確にする

海外FXのスキャルピングで大きな利益を得るためには、損切りや利確のルールを明確にする必要があります。

損切り・利確のタイミングを決めることで、感情に左右されたり、大きな損失を被る可能性が下がったりするため、スキャルピングを行う方は徹底しましょう。

例えば、ドル円やユーロドルの取引に関しては、利確が5pips~10pips、損切りは利確幅の1/2~1/3程度に設定してスキャルピングを行うことで、大きな利益を狙うことができます。

デモ口座や少額取引で練習する

海外FXでスキャルピングを行う際は、デモ口座や少額取引で練習するようにしましょう。

スキャルピングは高度な取引技術を必要とするトレード手法であるため、十分な練習を積むことが不可欠になります。

デモ口座であれば、リスクなしで取引経験を積むことができるので、スキャルピングを行う前にぜひ実践してみてください。

取引量が多い主要通貨ペアを利用する

海外FXでスキャルピングを行う際は、ドル円やユーロドルなどの取引量が多い主要通貨ペアを利用しましょう。

取引量が多い主要通貨ペアは、スプレッドが狭めに設定されているため、取引コストを抑えなければいけないスキャルピングに適しています。

具体的に、取引量が多いおすすめ通貨ペアは以下の通りです。

通貨ペア	特徴
EUR/USD	取引量が世界で最も多い
USD/JPY	取引量が日本で最も多い
GBP/JPY	値動きが激しいため、取引効率が良い

トルコリラドルなどのマイナー通貨よりは値動きが小さいものの、ハイレバレッジを活用することで、効率的な取引を進められます。

取引コストを抑えて効率的にスキャルピングを行いたい方は、ハイレバレッジの海外FX業者で上記の主要通貨ペアを利用しましょう。

海外FXのボーナスキャンペーンを活用する

海外FXでは豪華なボーナスキャンペーンを提供している業者が多く存在します。

ボーナスキャンペーンを活用することで、自己資金を抑えながらスキャルピングの実践経験を積み上げることが可能です。

主要な海外FX業者のボーナスキャンペーン内容は以下でまとめています。

海外FX業者	口座開設ボーナス	入金ボーナス
XMTrading	13,000円	最大10,500ドル
Exness	なし	なし
AXIORY	不定期開催	最大30万円
FXGT	15,000円	最大128万円
ThreeTrader	10ドル	なし

ボーナスを利用する際は、各業者の出金条件や有効期限をよく確認しておきましょう。

自動売買(EA)を活用する

海外FXでスキャルピングを行う際は、自動売買を活用することをおすすめします。

自動売買(EA)は、プログラムされたシステムに従って自動で取引が行われるため、感情に左右されないスキャルピングが可能です。

場合によっては、大きな利益を狙うこともできるので、海外FXのスキャルピングで困っている方はぜひ自動売買を利用してみてください。

海外FXでスキャルピングを行う際の注意点

海外FX業者でスキャルピングを行う際の注意点を以下にまとめました。

それぞれ順番に見ていきましょう。

スキャルピングを制限・禁止している海外FX業者が存在する

海外FXではスキャルピング自体を制限・禁止している海外FX業者が存在するので注意が必要です。

上記のような海外FX業者でスキャルピングをする場合、以下のようなペナルティを受ける可能性があります。

ペナルティを受けると、大きな損失を被ってしまうので、スキャルピングを行いたい方は事前に海外FX業者の利用規約を確認しておくようにしましょう。

スプレッドの広い業者・通貨ペアでの取引は控える

海外FXのスキャルピングは、数秒〜数分の短期売買で取引回数が多いので、スプレッドの広い業者・通貨ペアでの取引は控えるべきです。

スプレッドの広い業者・通貨ペアでスキャルピングを行うと、取引コストが利益を上回る可能性が高まるほか、スリッページのリスクも上がるため、注意してください。

スキャルピング取引を行う場合は、マイナー通貨ペアでの取引を避け、スプレッドが狭めなメジャー通貨ペアを利用するようにしましょう。

経済指標発表前後のスキャルピングは行わない

経済指標発表前後のタイミングは相場が大きく動きやすく、ハイリスク・ハイリターンであるため、スキャルピングには向いていません。

価格変動が急激であることから、スリッページの発生リスクやロスカットの可能性が高まるので、注意が必要です。

なお、ほとんどの海外FX業者は、経済指標発表前後のスキャルピングが禁止されているため、利益を得てもペナルティを受ける恐れがあります。

海外FX業者でスキャルピングを行う際は、経済指標発表前後の取引を避けましょう。

裁定取引を避ける

複数の通貨の価格差を利用して利益を得る「裁定取引」を控えましょう。

裁定取引は、複数業者のレート配信時間の差を狙えば、確実に利益を得ることができるため、ほとんどの海外FX業者で禁止されています。

裁定取引を行なってしまうと、口座凍結や利益没収などのペナルティを受ける恐れがあるので注意してください。

海外FXのスキャルピングに関するよくある質問

最後に海外FXのスキャルピングに関するよくある質問をまとめました。

海外FXでのスキャルピングトレードについて疑問や悩みがあるなら、ぜひ参考にしてください。

海外FXのスキャルピングまとめ

海外FXで、スキャルピングトレードに適した口座タイプをランキング形式で紹介しました。

スキャルピングは特殊なトレードスタイルのため、条件に合致した口座タイプで取引する必要があります。

口座タイプの設定が違うだけで、損益に大きく影響するため、スキャルピングに適した海外FX業者を開設しましょう。

スキャルピングトレードに適した口座は、国内FXよりも海外FXの方が多いです。

スキャルピングをきっかけに海外FXを使ってみてはいかがでしょう。