海外FXの南アフリカランドとは?5つの特徴や具体的な使い方を徹底解説!

海外FXにおいて、「南アフリカランド」はマイナー通貨なので、値動きが激しく独特な動きをします。しかし、スワップポイントが非常に高いという特徴を上手く活用できれば、難しいことをしなくても利益を得ていけます。

もちろん、それには南アフリカランドの特徴を理解したり資金管理を徹底したりと様々な準備が必要です。南アフリカランドを使って取引していきたいと考えている海外FX初心者の方は、ぜひ参考にしてみてください。

南アフリカランドとは

南アフリカランドとは、南アフリカ共和国の通貨です。通貨コードは「ZAR」で、補助単位は100分の1のセントです。通貨記号はR、セントはCで表されます。

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南アフリカランドの特徴とは

それでは、南アフリカランドの特徴について解説していきます。

資源の価格に影響されやすい

1つ目の特徴は、「資源の価格に影響されやすい」ことです。金やプラチナなど、様々な資源がありますが、その中でもプラチナとの相関関係が高いと言われています。

なぜなら、南アフリカ共和国のプラチナ生産量は世界一で、生産量の7割を占めているからです。そのため、南アフリカランドを使って海外FX取引をする場合は、資源の価格にも注目してみましょう。

価格変動が非常に激しい

2つ目の特徴は、「価格変動が非常に激しい」ことです。南アフリカランドは、ドルや円などの主要通貨と比べて圧倒的に取引量が少ないため、少しの出来事で相場が大きく動きます。上昇するのも急激、下降するのも急激です。

そして、南アフリカランドは取引するトレーダーが少ないため、不規則な動きもします。海外FXのプロでも手を出さない人が多い通貨なので、取引する際は十分注意しましょう。

中国経済の影響を受けやすい

3つ目の特徴は、「中国経済の影響を受けやすい」ことです。これは、南アフリカ共和国の最大の貿易国が中国だからと言われています。日本貿易振興機構が出したデータによると、南アフリカ共和国の輸出・輸入相手国は共に中国が1位です。

輸出は9.1%、輸入は18.4%を占めています。そのため、南アフリカランドを使って海外FX取引をする場合は、中国経済もチェックしておきましょう。

原油価格に左右されやすい

4つ目の特徴は、「原油価格に左右されやすい」ことです。これは原油がドルで買われることが関係していると言われています。簡単に原油価格と南アフリカランドの関係を説明すると以下のようになります。

1.原油を買う場合はドルを売る必要がある
2.そうなると、ドルの価格は下落し、原油の価格は上昇する
3.ドルの価格が下落すれば「リスクオン」とみなされ、ドルが売られて新興国通貨や資源国通貨が買われる
4.つまり、原油価格が上がると南アフリカランドの価格も上がる

そのため、南アフリカランドを使って海外FX取引をする場合は、原油価格にも注目しましょう。

VIX指数の影響を受けやすい

5つ目の特徴は、「VIX指数の影響を受けやすい」ことです。VIX指数とは、シカゴ・オプション取引所がS&P500(アメリカの主要株価指数)の値動きを基準に算出した指数のことです。VIX指数はトレーダー達の恐怖心理を指数化したものと言われています。

つまり、VIX指数が高いということは、世界中のトレーダーが行き先に対して大きな不安を抱えているということです。オプションや先物は株式市場に先んじた動きをする傾向があります。そのため、南アフリカランドはVIX指数が高くなると売られることが多く、低くなると買われることが多くなります。

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南アフリカランドを使うメリットとは

南アフリカランドを使うメリットについて解説します。

多くのスワップポイントを得られる

1つ目のメリットは、「多くのスワップポイントを得られる」ことです。実際に、どのくらいのスワップポイントが得られるのか比較してみると分かりやすいかもしれません。
※スワップポイントは、日によって異なります。

また、中にはそもそもスワップポイントが取られる通貨ペアもあるので、スワップポイントを狙った取引をする場合は注意しましょう。もちろん、通貨の購入量を10倍にすれば、スワップポイントも10倍になります。

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少ない証拠金で取引が可能

2つ目のメリットは、「少ない証拠金で取引が可能」なことです。例えば、投資資金10万円、25倍のレバレッジで通貨を1ロット購入すると仮定します。この場合、米ドル/円は1ドル104円(2021年1月28日時点のレート)なので、4万1600円の証拠金が必要です。

しかし、南アフリカランド/円は1ランド6.8円(2021年1月28日時点のレート)なので、必要証拠金は2720円で済みます。同じ1ロットでも、南アフリカランド/円は米ドル/円の15分の1の必要証拠金で購入することができます。そのため、「多くの資金を用意できない」という方でも問題なくFX取引をしていけます。

南アフリカランドを使うデメリット

南アフリカランドを使ってFX取引をするデメリットは、「値動きが激しすぎる」ことです。前述した通り、米ドル/円やユーロ/米ドルとは比較にならないほど値動きが乱高下します。そのため、南アフリカランドを使って海外FX取引をする場合は、資金管理を徹底しましょう。

南アフリカランドで取引する場合にチェックしておくべき経済指標

南アフリカランドを使ってFX取引をする場合、下記の経済指標をチェックしておきましょう。

・消費者物価指数
・国内総生産
・生産者物価指数
・貿易収支
・SARB政策金利発表失業率

南アフリカ共和国は、消費者物価指数を3~6%の間に収めようと努力しています。そのため、経済指標をチェックするときは、その目標に対して結果はどうなったのかを確認しましょう。また、余裕があればGDPの動向もチェックしておきましょう。

南アフリカランドを使ったトレード手法

南アフリカランドを使った海外FXのトレード手法を紹介します。

ほったらかし投資

1つ目は、「ほったらかし投資」です。これはその名の通り、南アフリカランドを購入したら後は放置しておくトレード手法です。キャピタルゲイン(売買差益)も狙っていきますが、基本的にはインカムゲイン(配当利益)の方を重視していきます。

このトレード手法は、長く生き残ることができれば、ほぼ確実に勝てるとも言われる取引手法です。そのため、ロスカットされないように資金管理を徹底していきましょう。

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レンジ相場を狙った売買

2つ目は、「レンジ相場を狙った売買」です。南アフリカランドはレンジ相場が発生しやすい通貨です。そのため、そのレンジを使って売買していきます。こちらは、インカムゲイン(配当利益)よりもキャピタルゲイン(売買差益)を重視していくトレード手法です。そのため、相場分析能力が求められます。

南アフリカランドを使って短期売買するときのコツ

南アフリカランドを短期売買するときのコツを3つ紹介します。

17時~25時の間で取引する

1つ目のコツは、「17時~25時の間で取引する」ことです。なぜなら、この時間帯は為替市場世界第1位と第2位の取引高を誇るロンドン市場やニューヨーク市場がオープンするからです。17時~25時の間は、取引量がかなり多くなるため、スプレッドが広がりにくくなります。そうなるとかなり取引しやすい環境が整うので、非常におすすめです。

証拠金を多めに用意しておく

2つ目のコツは、「証拠金を多めに用意しておく」ことです。南アフリカランドは小さい出来事で大きな為替変動が起きます。そのため、証拠金が少ないとすぐにロスカットされてしまいます。人によっても異なりますが、証拠金は必要証拠金の3倍以上、用意しておくと良いでしょう。

情報収集にも力を入れる

3つ目のコツは、「情報収集にも力を入れる」ことです。海外FXで勝っていくためには、情報が命です。情報を素早く仕入れることができれば、早めに対策をしていけます。情報収集に力を入れなければ、海外FXの世界から即退場もあり得るので、ニュースサイトやSNSなどから情報を取り入れましょう。

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特徴を理解して通貨を味方に付けよう

今回は、南アフリカランドについて解説しました。南アフリカランドは、非常に値動きが激しいのでかなり危険な通貨です。しかし、しっかりと知識を蓄えて取引すれば、見方につけることができます。

実際、南アフリカランドの高いスワップポイントを利用して、スワップポイント生活をしている方も存在するようです。南アフリカランドの特徴を理解し、深めていきましょう。