プロが使うFX会社の海外おすすめは?億トレーダーが選ぶ業者の特徴も紹介

「プロが使う海外FX会社を知りたい」
「専業億トレーダーになるにはどうしたらいい?」
海外FX初心者の方なら、トレードだけで稼いでる専業トレーダーになりたいと思いますよね。
しかし、口座選びを間違えてしまうとスプレッドや手数料、取引コストが掛かってしまったり、自分に合わないトレードをしてしまったりと、利益を出せない原因になることに。
そこで今記事では、プロが使う海外FX会社のおすすめ業者を解説します。
プロの専業トレーダーの海外FX会社の選び方や、プロが業者を使うときの注意点も説明しているので、海外FX会社選びで損をしたくない初心者の方はぜひ参考にしてください。
また、今回はプロが使う海外FX業者をまとめましたが、ハイレバレッジ業者やスプレッドが狭い業者などいろいろ比較したい方は、海外FXのおすすめ比較ランキングも参考にしてください。
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目次
プロが使うFX会社のおすすめ海外業者ランキング

プロが使う海外FX会社のおすすめランキングは、以下のとおりです。
プロが使う海外FX会社のおすすめランキング
1位 Vantage:RAW ECN口座

海外FX業者名 | Vantage |
---|---|
設立 | 2009年 |
金融ライセンス | 英国金融行動監視機構(FCA) オーストラリア証券投資委員会(ASIC) バヌアツ金融サービス委員会(VFSC) ケイマン諸島金融庁(CIMA) |
最大レバレッジ | 2,000倍 |
ドル円スプレッド | 1.0pips〜 |
入出金の早さ | 入金:即時 出金:1〜5営業日 |
取引通貨ペア数 | 41種類 |
日本語対応 | あり |
公式サイト | https://www.vantagetradings.com/ |
プロが使う海外FX会社のおすすめランキング第1位は、VantageのRAW ECN口座です。
取得している金融ライセンスは非公開ですが、グループ会社は厳しい規制のあるイギリスの金融行動監視機構の認可(FCA 590299)を受けています。
口座開設ボーナスや入金ボーナスは、他の海外FX会社と比べても高水準で、最大150万円のボーナスを受け取ることが可能です。
ロスカット水準も海外FX会社で多く採用されている20%より低い10%に設定されており、ハイレバレッジでトレードする際に、比較的強制ロスカットにかかりにくくい点も魅力といえます。

Vantageは大手金融グループが運営しており、初回最低入金額も比較的低いうえ、ボーナスが充実していることが特徴です。
プロが使う海外FX会社を利用したい方は、ぜひVantageを利用してみてください。
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公式サイト:https://www.vantagetradings.com/
2位 ThreeTrader:Rawゼロ口座

海外FX業者名 | ThreeTrader |
---|---|
設立 | 2021年 |
金融ライセンス | バヌアツ金融サービス委員会(VFSC) |
最大レバレッジ | 1,000倍 |
平均スプレッド | 0.3pips〜 |
入出金の早さ | 入金:約20分 出金:1〜3営業日 |
取引通貨ペア数 | 60種類 |
日本語対応 | あり |
公式サイト | https://www.threetrader.com/jp |
プロが使う海外FX会社のおすすめランキング第2位は、ThreeTraderのRawゼロ口座です。
Rawゼロ口座最大の魅力は、業界最狭水準のスプレッドでありながら、1ロット・1往復あたりの取引手数料が400円と取引コストが安い点にあります。
また、平日は12時間体制で日本人スタッフがサポートしてくれる点も安心ポイントです。
ただし、初回最低入金額がやや高めで、常設されているボーナスキャンペーンはありません。
ThreeTraderのRawゼロ口座は、資金に比較的余裕があり、ボーナスではなく業界最低水準の取引コストを重視したい方におすすめの海外FX口座です。
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3位 Exness:プロ口座

海外FX業者名 | Exness |
---|---|
設立 | 2008年 |
金融ライセンス | セーシェル共和国金融庁(FSA) 英国金融行動監視機構(FCA) キプロス証券取引委員会(CySEC |
最大レバレッジ | 実質無制限(21億円) |
ドル円スプレッド | 0.0pips〜 |
入出金の早さ | 入金:数時間以内 出金:数時間以内 |
取引通貨ペア数 | 96種類 |
日本語対応 | あり |
公式サイト | https://www.exness.com/ |
プロが使う海外FX会社のおすすめランキング第3位は、Exnessのプロ口座です。
Exnessは条件を満たすと最大レバレッジが無制限となるなど、レバレッジにおいて他の海外FX会社の追随を許していません。
レバレッジだけでなく、ロスカット水準は0%、スプレッドは0.1pips~で手数料なしなど、非常に良好な取引条件を提供しています。
一方で、ボーナスキャンペーンは常設されておらず、初回最低入金額が1,000USDである点には注意が必要です。
Exnessのプロ口座は、とにかく良好な取引条件を追求するプロトレーダーにおすすめの海外FX口座だといえます。
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公式サイト:https://www.exness.com/
4位 XMTrading:KIWAMI極口座

海外FX業者名 | XMTrading |
---|---|
設立 | 2009年 |
金融ライセンス | セーシェル金融庁(FSA) モーリシャス金融サービス委員会(FSC) |
最大レバレッジ | 1,000倍 |
平均スプレッド | 0.2pips〜 |
入出金の早さ | 入金:即時 出金:1〜5営業日 |
取引通貨ペア数 | 55種類 |
日本語対応 | あり |
公式サイト | https://www.xmtrading.com/jp/ |
プロが使う海外FX会社のおすすめランキング第4位は、XMTradingのKIWAMI極口座です。
KIWAMI極口座の特徴は、取引コストを抑えた口座でありながら初回入金額が低く、口座開設ボーナスの対象でもある点です。
多くの海外FX会社は、取引コストを抑えた口座は初回入金額が比較的高く、ボーナスキャンペーンの対象外としています。
XMTradingのKIWAMI極口座は、口座開設ボーナスだけでも良好な条件で取引ができるため、お試し感覚で取引を始めたい方にもおすすめできます。
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公式サイト:https://www.xmtrading.com/jp/
5位 AXIORY:ナノ・テラ口座

海外FX業者名 | AXIORY |
---|---|
設立 | 2011年 |
金融ライセンス | ベリーズ(IFSC) |
最大レバレッジ | 2,000倍 |
ドル円スプレッド | 0.0pips〜 |
入出金の早さ | 入金:30分程度 出金:1〜3営業日 |
取引通貨ペア数 | 60種類 |
日本語対応 | あり |
公式サイト | https://www.axiory.com/jp/ |
プロが使う海外FX会社のおすすめランキング第5位は、AXIORYのナノ・テラ口座です。
ナノ・テラ口座は業界最狭水準のスプレッドを実現した口座で、AXIORYが提供する口座のなかで最も人気とされています。
上記2つの口座タイプは取引プラットーフォームに違いがあり、ナノ口座はMT4とcTrader、テラ口座はMT5に対応しています。

cTraderとは、60以上のインジケーターを内蔵し、自動取引のための機能も備えた取引ツールです。
cTraderで取引できる海外FX業者は多くないため、cTraderで取引したい方はAXIORYが有力な選択肢となります。
1回の取引数量が多いプロトレーダーやcTraderを使いたい方はぜひAXIORYの利用を検討してみてください。
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6位 HFM:プロ口座

海外FX業者名 | HFM |
---|---|
設立 | 2010年 |
金融ライセンス | セントビンセント・グレナディーン金融庁(SV) ドバイ金融サービス機構(DFSA) 英国金融行動監視機構(FCA) キプロス証券取引委員会(CySEC) セーシェル金融庁(FSA) 南アフリカ共和国金融行動監視機構(FSCA) ケニア共和国資本市場局(CMA) |
最大レバレッジ | 2,000倍 |
平均スプレッド | 0.7pips〜 |
入出金の早さ | 入金:10分以内 出金:2営業日 |
取引通貨ペア数 | 約1,100種類 |
日本語対応 | あり |
公式サイト | https://www.hfm.com/int/jp/ |
プロが使う海外FX会社のおすすめランキング第6位は、HFMのプロ口座です。
HFMのプロ口座なら、狭いスプレッドで取引手数料がなく、最大2,000倍のハイレバレッジで取引できます。
初回最低入金額も13,000円とそれほど高くはなく、取引を始めるためのハードルは高くありません。
HFMのプロ口座は、ハイレバレッジで取引コストを抑えた取引をしたい方におすすめです。
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公式サイト:https://www.hfm.com/int/jp/
7位 XS.com:プロ口座

プロが使う海外FX会社のおすすめランキング第7位は、XS.comのプロ口座です。
XS.comは、もともとオーストラリアで設立され、現在は世界各国の金融当局から認可を受けて活動するグローバルブローカーです。
多様な受賞歴があるなど、グローバルブローカーとしての実績や信頼性は高いといえます。
イギリスのロイズ保険組合の民事賠償責任保険プログラムに加入するなど、顧客資産の保全に注力している点も魅力です。

なお、XS.comにはさらにスプレッドを抑えたエリート口座もあります。
取引スタイルに応じて、プロ口座とエリート口座のどちらも検討するのがおすすめです。
8位 Axi:エリート口座

海外FX業者名 | Axi |
---|---|
設立 | 2007年 |
金融ライセンス | オーストラリア証券投資委員会(ASIC) 英国金融行動監視機構 (FCA) セントビンセント・グレナディーン諸島金融サービス局(SVG FSA) |
最大レバレッジ | 1,000倍 |
平均スプレッド | 0.0pips〜 |
入出金の早さ | 入金:即時 出金:1営業日 |
取引通貨ペア数 | 67種類 |
日本語対応 | あり |
公式サイト | https://www.axi.com/jp |
プロが使う海外FX会社のおすすめランキング第8位は、Axiのエリート口座です。
Axiのエリート口座は、大口顧客向けのVIP口座です。
スプレッドは0.0pips~で手数料は3.5USDと、VIP口座らしい極めて良好な取引条件が提供されています。
しかし、毎月の合計取引量が1日あたり12ロット程度を下回ると、エリート口座からプレミアム口座に移行される点には注意が必要です。
Axiのエリート口座は、入金額や取引量の条件を満たせるような大口トレーダーにおすすめできる海外FX口座といえます。
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公式サイト:https://www.axi.com/jp
9位 TitanFX:ブレード口座

海外FX業者名 | TitanFX |
---|---|
設立 | 2014年 |
金融ライセンス | バヌアツ金融サービス委員会(VFSC) モーリシャス共和国金融サービス委員会(FSC) イギリス領ヴァージン諸島金融サービス委員会(BVIFSC) セーシェル共和国金融サービス庁(SFSA) |
最大レバレッジ | 1,000倍 |
平均スプレッド | 0.3pips〜 |
入出金の早さ | 入金:即時 出金:1営業日 |
取引通貨ペア数 | 59種類 |
日本語対応 | あり |
公式サイト | https://titanfx.com/jp |
プロが使う海外FX会社のおすすめランキング第9位は、TitanFXのブレード口座です。
TitanFXは取引システムのインフラ整備に注力しており、安定した取引環境で取引ができます。
業界最狭とも謳うスプレッドが特徴で、取引手数料は1ロット・1往復当たり720円相当です。
最大レバレッジは他の海外FX会社と比べて低くみえますが、実はTitanFXには有効証拠金の金額によるレバレッジ制限がありません。
安定した取引環境を求める方におすすめの海外FX口座です。
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公式サイト:https://titanfx.com/jp
10位 FXGT:プロ口座

海外FX業者名 | FXGT |
---|---|
設立 | 2019年 |
金融ライセンス | セーシェル金融庁(FSA) キプロス証券取引委員会(CySEC) 南アフリカ金融セクター行動機構(FSCA) バヌアツ金融サービス委員会(VFSC) |
最大レバレッジ | 1,000倍 |
ドル円スプレッド | 0.1pips〜 |
入出金の早さ | 入金:即時 出金:48時間以内 |
取引通貨ペア数 | 50種類 |
日本語対応 | あり |
公式サイト | https://fxgt.com/ja/ |
プロが使う海外FX会社のおすすめランキング第10位は、FXGTのプロ口座です。
スプレッドは最狭0.5pipsからで、取引手数料はなしといった良好な取引条件を提供しています。
初回最低入金額も50USDなので、取引を開始するハードルもそれほど高くはありません。
また、FXGTでは相場の分析に役立つMT5のツールキットが提供されているため、今まで以上に洗練された取引戦略を見つけられる可能性もあります。
ただし、プロ口座はFXGTが提供しているボーナスキャンペーンの対象外となる点に注意が必要です。
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公式サイト:https://fxgt.com/ja/
プロの億トレーダーが海外FX会社を使う理由

プロが海外FX会社を使う理由は、主に以下の4つです。
プロが海外FX会社を使う理由
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国内FXとの比較をしながら、なぜ海外FX会社が選ばれるのかを理解しましょう。
国内FXにはないハイレバレッジで取引できる
海外FXでは、国内FXと比較できないほどのハイレバレッジで取引できます。
国内FXではレバレッジが25倍までと法令(金融商品取引業等に関する内閣府令)で定められています。しかし、海外FXではこのような制限がほとんどありません。
具体的には、国内FXではレバレッジが25倍までですが、海外FXでは1,000倍や2,000倍といったハイレバレッジで取引できます。
海外FX会社 | 最大レバレッジ |
---|---|
ThreeTrader | 1,000倍 |
Vantage | 1,000倍 |
Exness | 無制限 |
XMTrading | 1,000倍 |
AXIORY | 2,000倍 |
HFM | 2,000倍 |
XS.com | 2,000倍 |
Axi | 1,000倍 |
TitanFX | 1,000倍 |
FXGT | 5,000倍 |
同じ取引でも、海外FXなら国内FXよりも40倍以上の利益を狙うことが可能です。
高い利益率を狙うプロトレーダーにとって、国内FXでは実現できない海外FX会社のハイレバレッジは欠かせませんね。
ゼロカットシステム採用で追証がない
多くの海外FX会社はゼロカットシステムを採用しているため、追証(追加証拠金)がありません。
ゼロカットシステムとは、トレーダーが入金額を超える損失を負わない仕組みのことです。
もしロスカット後に確定した損失が口座残高を超えた場合、本来はFX会社に超えた分(マイナス分)を支払わなければなりません。
ただし、多くの海外FX会社ではゼロカットシステムを採用しているため、FXで追証(すなわち借金)を負うことはありません。
一方、国内ではゼロカットシステムが金融商品取引法第39条で禁止されている損失補填に該当するため、ゼロカットシステムの採用は違法です。
ハイレバレッジで高い利益率を見込みながら損失は限定されるといった非常に良好な取引条件は、プロが海外FX会社を使う理由といえます。
MT4・MT5を使った取引ができる
多くの海外FX会社は、MT4(MetaTrader 4)やMT5(MetaTrader 5)を使って取引できます。
MT4やMT5とは、MetaQuotes社が提供する高性能な取引プラットフォームです。
実はMT4やMT5を使って取引できる国内FX会社もありますが、対応している国内FX会社は多くありません。
高性能な取引プラットフォームであるMT4やMT5を使いやすい点は、プロが海外FX会社を選ぶ理由の一つといえます。
口座開設ボーナスや入金ボーナスが豪華
海外FX会社は、国内FX会社と比べて口座開設ボーナスや入金ボーナスが豪華です。
海外FX会社が提供しているボーナスの内容を以下の表にまとめました。
海外FX会社 | 口座開設ボーナス | 入金ボーナス |
---|---|---|
ThreeTrader | 常設されているものはない | 常設されているものはない |
Vantage | 最大15,000円 (スタンダード口座・ECN口座のみ) | 初回入金120%入金ボーナス (登録から1週間以内) 2回目入金50%ボーナス 3回目以降20%ボーナス (スタンダード口座・ECN口座のみ) |
Exness | 常設されているものはない | 常設されているものはない |
XMTrading | 13,000円 | 100%入金ボーナス 20%入金ボーナス (KIWAMI極口座とZero口座は対象外) |
AXIORY | 常設されているものはない | 常設されているものはない |
HFM | 常設されているものはない | 20%入金ボーナス (Top-up Bonus口座のみ) |
XS.com | 常設されているものはない | 常設されているものはない |
Axi | 常設されているものはない | 常設されているものはない |
TitanFX | 常設されているものはない | 常設されているものはない |
FXGT | 7,777円 (Optimus口座のみ) | 最大120%入金ボーナス |
一方で、国内FX会社では海外FX会社が提供するような口座開設ボーナスや入金ボーナスはほとんど提供されていません。
ボーナスがあれば、実際の入金額よりも取引に利用できる資金が多くなります。
海外FXの口座開設ボーナスや入金ボーナスの最新情報を確認したい方は下記の記事も参考にしてください。
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プロが使うFX会社の選び方・確認するポイント

海外FX初心者が専業トレーダーを目指すには、プロがどこを重視しているのか知りたいですよね。
ここでは、プロが海外FX会社を選ぶときに確認するポイントを紹介。
億トレーダーになれるように1つ1つのポイントを確認してくださいね。
プロが海外FX会社を選ぶときのポイント
※タップで読みたい見出しに移動できます
いずれも重要なポイントなので、ぜひ海外FX会社を選ぶときに実践してください。
金融ライセンスなどの安全性や信頼性
金融ライセンスとは?
プロのFXトレーダーは、海外FX会社がどの国や地域の金融ライセンスを取得しているかを確認しています。
日本では金融商品取引業者(FX会社)には投資家を保護するための多様な規制が課せられているため、投資家は法的な保護を受けることが可能です。
しかし、海外FX会社は日本の金融ライセンスを取得していないことから、日本の法律では保護を受けられません。
そのため、海外FX会社を利用するプロのトレーダーは、取得している金融ライセンスの安全性や信頼性はどうかなど、海外FX会社の安全性を慎重に見極めています。
金融ライセンスの規制当局 (国・地域) | 規制の厳しさ | 取得している海外FX会社 |
---|---|---|
イギリス金融行動監視機構(FCA) | 非常に厳しい | XMTradingのグループ会社など |
オーストラリア証券投資委員会(ASIC) | 非常に厳しい | XMTradingのグループ会社など |
キプロス証券取引委員会(CySEC) | 厳しい | XMTradingのグループ会社など |
モーリシャス金融サービス委員会(FSC) | 中程度 | XMTradingのグループ会社など |
バヌアツ共和国金融サービス委員会(VFSC) | 比較的やさしい | TitanFX、ThreeTraderなど |
セーシェル金融庁(FSA) | 比較的やさしい | Exnessのグループ会社など |
ベリーズ国際金融サービス委員会(IFSC) | 比較的やさしい | AXIORYなど |
イギリス領ヴァージン諸島金融サービス委員会(BVIFSC) | 比較的やさしい | Exnessのグループ会社など |
ただし、信頼性の高い金融ライセンスで運営されているサービスのなかには、日本人が口座を開設できないものもあります。
そのため、親会社やグループ会社を含めて、どの国・地域の金融ライセンスを取得しているかを確認することも大切です。
安全性の高いおすすめ海外FX業者を比較したい方は下記の記事も参考にしてください。
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海外FXは国内FXと比べて、ハイレバレッジや豪華ボーナスなどの充実したサービスが魅力的な一方で、安全性に不安を感じている方も多いのではないでしょうか。 海外FX業者…
入金・出金のスピード
プロのFXトレーダーは、入金が口座残高に反映するスピードや出金が反映するスピードも重視しています。
入出金のスピードは、安全性や信頼性を測る指標の一つです。
入金の反映が遅ければ取引チャンスを逃してしまいます。多額の利益を獲得しても、利益をスムーズに出金できなければ損につながってしまうのです。
入出金のスピードは、公式サイトに記載がある場合があります。そのほか、SNSや海外FX会社のレビューサイトなどに投稿された口コミ・評判からも確認してみましょう。
特に、出金トラブルが目立つ海外FX会社は避けるのが無難です。
約定力が安定したスプレッドの狭い口座があるか
約定力とは?
プロのFXトレーダーは、約定力が高く、スプレッドが狭い口座を選んでいます。
発注数量(ロット数)が多いのに取引がすぐに成立する場合は約定力が高く、反対に取引成立が遅かったり、狙ったレートで取引が成立しなかったりする場合は約定力が低いと評価します。
約定力が低いと、特に発注数量(ロット数)が多い取引やスキャルピングで不利になります。
スプレッドが広いと値動きから得られる利益は減り、損失は拡大してしまいます。
プロのFXトレーダーは、約定力が高くスプレッドの狭い口座を選ぶことで、より有利に取引を進めます。
スプレッドの狭いおすすめ海外FX業者を比較したい方は下記の記事も参考にしてください。
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海外FXでは、取引するごとにスプレッドという手数料がかかります。 スプレッドが狭ければ取引コストを抑えられるため、FX業者を選ぶ際には必ず比較しておきたい項目です…
最大レバレッジと取引条件
レバレッジとは?
プロのFXトレーダーは、最大レバレッジなどの取引条件も重視しています。
レバレッジが高いほど少額の資金から大きな利益が狙えるなど、資金効率を高められます。
例えば、1万円の取引資金で1,000万円分の取引ができる場合、レバレッジは1,000倍です。
海外FXは国内FXの25倍と比べると遥かにハイレバレッジで取引できるものの、有効証拠金(口座残高±評価損益)の金額が高くなるとレバレッジが制限される点に注意が必要です。
有効証拠金 | 最大レバレッジ |
---|---|
1,000USD以下 | 5,000倍(取引量の条件あり) |
1,000USD以上3,000USD以下 | 2,000倍 |
3,0001USD以上5,000USD以下 | 1,000倍 |
5,000USD以上10,000USD以下 | 500倍 |
10,000USD以上30,000USD以下 | 200倍 |
30,000USD以上100,000USD以下 | 100倍 |
100,000USD以上 | 50倍 |
また、有効証拠金の金額だけでなく、時間帯や重要指標発表前後にもレバレッジが制限されるケースもあるので注意してください。
ハイレバレッジでの取引を行うプロのFXトレーダーは、上記のようなレバレッジ制限も把握しながら海外FX会社を選んでいます。
ロスカット水準の低さ
プロが海外FX会社を選ぶ際は、ロスカット水準の低さも重視しています。
ロスカット水準が低いほど、含み損に耐えられる幅が広がり、利益を得られる確率は高まるのです。
特にハイレバレッジで取引したい方は、ロスカット水準の低い海外FX会社を選びましょう。
ハイレバレッジで取引をすると、ロスカット水準が下回る可能性も高まるため、なるべくロスカットの低い海外FX会社で取引を継続させる必要があります。
プロが海外FX会社を使う際の注意点

プロが海外FX会社を使うときはどこに注意しているかを知ることで、海外FX初心者の方はリスクを極力避けてトレードができるようになります。
ここでは、プロが海外FX会社を使うときに注意しているポイントを解説。
プロがどこに重視をしているかを確認して、海外FXを安全に始めましょう。
プロが海外FX会社を使うときに注意していること
※タップで読みたい見出しに移動できます
これまでに紹介した内容よりも細かいポイントですが、ぜひFXで利益を獲得するために参考としてください。
FX会社ごとの利用規約・禁止事項
FXの基本的なルールは海外FX会社で大きな違いはありませんが、細かい点で利用規約などのルールは異なります。
例えば、次のようなルールは海外FX会社ごとに異なる部分です。
- 他人になりすました複数アカウントの開設
- アービトラージ(裁定取引)
- 複数口座をまたいだ両建て取引
- 複数業者の口座をまたいだ両建て取引
- 経済指標発表時に限定したハイレバレッジ取引
- 窓開けに限定した取引
- ゼロカットシステムを悪用した取引
- キャンペーンを悪用した取引
もし利用規約などのルールに違反すると、出金拒否や利益の没収、口座凍結などのペナルティを受ける可能性があるので注意が必要です。
ルールを知らなかった場合でもペナルティを受ける可能性があるので、FX会社が定めたルールはよく確認して取引しましょう。
ポジション保有中にも資金移動できるか
ポジション保有中に資金移動できるかどうかも、海外FX会社によって異なります。
海外FX会社 | ポジション保有中の出金可能額 |
---|---|
Vantage | 余剰証拠金の全額まで (出金後の証拠金維持率が100%まで) |
Exness | 余剰証拠金の全額まで (出金後の証拠金維持率が100%まで) |
XMTrading | 出金後の証拠金維持率150%まで(週末を除く) |
AXIORY | 余剰証拠金の全額まで (出金後の証拠金維持率が100%まで) |
HFM | 余剰証拠金の全額まで (出金後の証拠金維持率が100%まで) |
TitanFX | 余剰証拠金の90%まで(週末等を除く) |
FXGT | 出金後の証拠金維持率200%まで |
ポジションを保有していても、余剰証拠金の全額(出金後の証拠金維持率が100%)まで出金できる海外FX会社は、VantageやExness、AXIORY、HFMなどです。
ポジション保有中の資金移動ができれば、ポジションを維持しながら含み益を確定するといった取引もできます。
含み益を確定しておけば、仮にロスカットされてもそのトレードが負けトレードにはならず、利益のみを追求できる点がメリットです。
トレードスタイルに合った口座はロット数を持てるか
プロのFXトレーダーは、自分のトレードスタイルに合った口座で、最大ロット数も確認しています。
最大ロット数とは、1回の注文で取引できる取引数量の上限です。
仮に最大ロット数が100ロットであれば、一度に1,000万通貨(USD/JPYなら1,000万USD)の取引ができます。
海外FX会社 | 最大ロット数 |
---|---|
ThreeTrader | 80ロット(800万通貨) |
Vantage | 200ロット(2,000万通貨) |
Exness | 200ロット(2,000万通貨) |
XMTrading | 50ロット(500万通貨) ※Micro口座は100ロット(10万通貨) |
AXIORY | 1,000ロット(1億通貨) |
HFM | 60ロット(600万通貨) ※CENT口座は200ロット(20万通貨) |
XS.com | 100ロット(1,000万通貨) ※時間帯によって異なる |
Axi | 200ロット(2,000万通貨) |
TitanFX | 100ロット(1,000万通貨) ※マイクロ口座は100ロット(10万通貨) |
FXGT | Optimus口座:100ロット(1,000万通貨) PRO口座:60ロット(600万通貨) ECN Zero口座:120ロット(1,200万通貨) Standard+口座:50ロット(500万通貨) Mini口座:200ロット(200万通貨) |
もし200ロットの取引をしたいのに最大ロット数が50ロットであれば、4回に分けて注文を出す必要があるためスムーズに取引できません。

4回注文する間に、相場が変動して思い通りのトレードができない可能性もゼロではありません。
上記のような不都合を避けるために、利用する海外FX業者のロット数は確認するべきでしょう。
日本語に対応しているか
プロのFXトレーダーは、日本語への対応状況も確認しています。
海外FX会社の日本語対応状況には、次のようなパターンがあります。
- 公式サイトが日本語でも提供されており、日本語スタッフが個別のサポートにも対応する
- 公式サイトが日本語でも提供されており、個別のサポートは外国人が対応する
- 公式サイトが翻訳のみで提供されており、個別のサポートは外国人が対応する
- 公式サイトが日本語で提供されておらず、日本語でのサポートにも対応していない
個別サポートも日本語で対応する海外FX会社であれば、トラブル時にも迅速でスムーズな対応を期待できるでしょう。
一方で、公式サイトが日本語で提供されていない場合は取引ルールの理解が難しいほか、トラブル時も日本語に対応していないため、言語の壁により、スムーズな対応はあまり見込めません。
大事なお金を預けて取引をする相手なので、プロは日本語対応の海外FX会社を好んで選ぶのです。
ボーナスキャンペーンの条件
海外FX会社が提供しているボーナスキャンペーンにはいくつかの条件や禁止事項が決められています。
例えば、入金ボーナスを利用する際には、一定量の取引が必要であり、出金するときにも制限がかかるので事前に確認することが大切です。
また、ボーナスキャンペーンを活用して、両建てやアービトラージを行うと口座凍結や利益没収などの制限がかけられる場合もあるので注意してください。
ボーナスを利用する前に条件を確認して、安全なFX取引を行うようにしましょう。
プロが使う海外FX会社に関するよくある質問

ここでは、プロが使う海外FX会社に関するよくある質問を紹介します。
専業トレーダーになりたいと思っている海外FX初心者の方は、ぜひ疑問や悩みを解消しておきましょう。
よくある質問
プロがおすすめしない海外FX会社の特徴は?
プロがおすすめしない海外FX会社の特徴は以下の通りです。
- 約定力が低くスリッページが発生する
- 取引制限が厳しく自由なトレードがしづらい
- 取引コストが高く手数料が無駄にかかる
プロがおすすめしない海外FX業者の特徴に共通するのは、取引コストを抑えつつトレードできるかどうかです。
レバレッジやボーナスの有無ももちろん大切ですが、専業として長く海外FXを続けるには、手数料をどのくらい抑えられるかが大切のなります。
プロの専業トレーダーに人気の海外FX会社はどこ?
プロの専業トレーダーに人気の海外FX会社は以下の通りです。
プロが使う海外FX会社の最小取引単位は?
海外FX会社の最小取引単位は、通常0.01ロットです。
ただし、会社によっては最小ロット数が異なる場合もあるので、利用する前に確認するようにしましょう。
プロが使う海外FX会社に共通点はありますか?
はい、いくつか挙げられます。
プロが使う海外FX会社の共通点は以下の通りです。
プロが使う海外FX会社の共通点
- 安全性・信頼性が高い
- 入出金のスピードが早く、トラブルがない
- 約定力が高い
- スプレッドが狭い
- ロスカット水準が低い
なぜプロの億トレーダーは海外FX会社を利用するのですか?
プロの億トレーダーが海外FX会社を利用する理由は、以下の通りです。
プロの億トレーダーが海外FX会社を利用する理由
- ハイレバレッジで取引ができる
- ゼロカットシステムを採用している
- MT4・MT5を使った取引ができる
- ボーナスキャンペーンを提供している
プロの専業億トレーダーが使う海外FX会社のまとめ
プロが使う海外FX会社をまとめると、以下のとおりです。
海外FX会社 | 口座タイプ |
---|---|
ThreeTrader | Rawゼロ口座 |
Vantage | RAW ECN口座 |
Exness | プロ口座 |
XMTrading | KIWAMI極口座 |
AXIORY | ナノ・テラ口座 |
HFM | プロ口座 |
XS.com | プロ口座 |
Axi | エリート口座 |
TitanFX | ブレード口座 |
FXGT | プロ口座 |
プロは、海外FX会社の安全性や信頼性、入出金のスピード、約定力などをチェックしています。
また、海外FX会社によって変わるルールを把握し、予期せぬペナルティを避けることも大切です。
ご自身がどのような取引をするかによって海外FX会社の選び方は異なります。
ぜひ本記事で紹介したプロの視点を参考に、ご自身に最適な海外FX会社・口座タイプを選んでください。