海外FXはスマホとパソコン、どちらでやる方がよいのかそれぞれのメリットとデメリットを説明します。オススメしたい人の特徴もまとめたので、参考にしてください。タブレットの方がよいのか、デスクトップの方がよいのか、そのようなQ&Aもまとめました。
海外FXをするならパソコンとスマホどちらがよいのか
基本的に海外FXは、パソコンでもスマホでもできます。端末によって使えるサービスに差が出ることもなければ、勝率が変わることもないので、好きな方を使ってください。しかし、オススメな人の特徴は異なります。自分にはどちらが合っているのか分からない場合は、この見出しで説明するオススメな人の特徴を参考にしてください。
パソコンがオススメな人の特徴
パソコンを使って海外FXをした方が良い人の特徴は以下の通りです。
・大きな画面でトレードしたい
・通信環境に左右されず安定してトレードしたい
・本格的にチャート分析をしたい
・パソコンでしか使えないソフトを使いたい
・たくさんの情報があっても問題ない
一般的にパソコンの方がスペックは高く、本格的なチャート分析ができます。テクニカル分析とファンダメンタルズ分析が同時にできるため、取引が捗るでしょう。
スマホがオススメな人の特徴
スマホを使って海外FXをした方が良い人の特徴は以下の通りです。
・隙間時間を有効活用したい
・気軽に海外FXに挑戦してみたい
・持ち運びやすさを重視したい
・シンプルな取引画面に魅力を感じる
・パソコンよりもスマホの扱いの方が慣れている
スマホは携帯性に優れています。ポケットやカバンに入れておけば、すぐ相場のチェックやエントリー・決済などができます。緊急事態でもすぐ対応できるのは、スマホならではの強みでしょう。
スマホFXについて詳しくはこちらをご参考ください。
>スマホのFXで数百万円の利益が狙える?メリットとデメリットを徹底解説!
理想はパソコンとスマホの二台持ち
それぞれオススメの人を紹介しましたが、理想は「パソコンとスマホの二台持ち」です。なぜなら、それぞれのデメリットを補完し合えるからです。家ではパソコンを使い、外ではスマホを使うというやり方をすれば、かなりスムーズにトレードできるでしょう。利用用途が、海外FXとWebサイト・動画サイトの閲覧くらいであれば、3万円程度のパソコン・スマホでも問題ありません。予算に余裕がある人は、2つの端末を揃えましょう。
海外FXをスマホでするメリット
海外FXをスマホで行うメリットは、外出先や通勤中などでもトレードできることです。取引画面がシンプルで見やすかったり、アプリをタップすればすぐ取引画面を開けたりするのも、メリットでしょう。この「手軽さ」はスマホにしかありません。ここでは、海外FXをスマホで行うメリットの詳細について説明します。
外出先や通勤中などでもトレードできる
1つ目は、「外出先や通勤中などでもトレードできる」ことです。スマホが使える環境であれば、どこにいても取引できます。そのため、隙間時間を有効活用することができます。通学・通勤中にお昼代と夕飯代を稼ぐということもできるでしょう。場所を問わずトレードできるのは、スマホ最大のメリットです。
取引画面がシンプルで見やすい
2つ目は、「取引画面がシンプルで見やすい」ことです。最近は、スマホを使うユーザーが急激に増えました。それに伴い、どのFX会社もアプリで取引できるように適応しています。そのアプリも日々進化を遂げ、現在はかなり見やすくなっています。無駄な情報は削ぎ落されているので、トレードアプリを使うのが初めての人でも困ることなくトレードできるでしょう。
パソコンの複雑な画面が苦手という人は、スマホを使ってトレードしてみてください。
すぐ取引画面を開ける
3つ目は、「すぐ取引画面を開ける」ことです。基本アプリになっているので、そのアプリをタップすればすぐ開きます。ログイン情報を記憶させておけば、毎回ログインIDとパスワードを入力する必要はありません。相場が急激に動いた場合でもすぐ対応できます。重要な指標が発表されたときも、すぐ対応できるのはスマホならではの強みでしょう。
海外FXをスマホでするデメリット
海外FXをスマホで行うデメリットは、画面から得られる情報が少ないことです。スマホ画面が小さく見づらい、通信環境に依存するなどのデメリットもあります。お昼時や人が集中しているエリアなどで快適にFXを行うなら、Wi-Fiを用意した方がよいでしょう。ここでは、海外FXをスマホで行う場合のデメリットの詳細について説明します。
得られる情報が少ない
1つ目は、「得られる情報が少ない」ことです。先ほど「スマホだと無駄な情報がそぎ落とされていてシンプル」と説明しました。見やすい反面、その分得られる情報が少なくなります。また、チャートもスマホの画面に映る分しか確認できません。パソコンだと数ヶ月分のチャートを確認できるのですが、スマホだと数日〜数週間分のチャートしか確認できないというケースもあります。スマホで海外FXを行うなら、得られる情報は少ないながらもどう戦っていくのかがカギとなります。
スマホの画面が小さいと見づらい
2つ目は、「スマホ画面が小さいと見づらい」ことです。画面が大きいスマホを持っている人であれば、このデメリットは気にならないと思います。しかし、画面が小さいスマホを持っている人は、最大のデメリットになるでしょう。画面の大きさによっては、さらに得られる情報が少なくなります。
通信環境に依存する
3つ目は、「通信環境に依存する」ことです。パソコンは有線またはWi-Fiを使ってFXできるので、通信環境は比較的安定しています。しかし、スマホはWi-Fiのみならず4Gのような通信環境でも使えてしまいます。この4Gは、場所や地域によってはかなり通信環境が悪くなるのが欠点です。
通信環境が悪ければ、スムーズにトレードができません。100円のときに注文を入れたのに、通信環境が悪かったせいで、100.10円で注文が確定したという場合もあるでしょう。スマホを使う人は、なるべく通信環境がよい場所でトレードすることをオススメします。
海外FXをパソコンでするメリット
海外FXをパソコンで行うメリットは、スマホよりも取引の流れをスムーズにできることです。画面が大きくチャートの分析がしやすい、パソコン専用の相場分析ソフトが使えるなどのメリットもあります。スペックが高く、選択の幅が広がるのはパソコンの強みです。ここでは、海外FXをパソコンで行うメリットの詳細について説明します。
スムーズに取引できる
1つ目は、「スムーズに取引できる」ことです。先ほどの「パソコンの方が通信環境は安定している」というのも理由になるのですが、スマホよりもパソコンの方がスペックは高いという理由もあります。スペックが高いほど滑らかに動くので、ストレスなく取引できるでしょう。雑誌やテレビなどでトレーダーを見たことがある人もいると思いますが、テレビに出るほどの結果を出している人は、パソコンを使っていることが多いです。
チャートの分析がしやすい
2つ目は、「チャートの分析がしやすい」ことです。やはりスマホよりもパソコンの方が画面は大きいので、チャートの分析はしやすいです。スマホの場合、チャートを確認→スクロール→チャートを確認→スクロール、という作業を繰り返す必要がありますが、パソコンであれば画面にチャートを映し出すだけで長期間の分析ができます。チャートの分析がしやすければ、その分いろいろな変化・共通点に気づきやすくなるでしょう。
パソコン専用のソフトが使える
3つ目は、「パソコン専用のソフトが使える」ことです。海外FXには、チャートを分析するためのさまざまなソフトがあります。さらに、メモリやギガ数などの影響からパソコンでしか使えないソフトもあります。そのようなソフトはいくら頑張ってもスマホでは使えません。使えるソフトやツールに制限がないのは、パソコンならではの強みでしょう。
海外FXをパソコンでするデメリット
海外FXをパソコンで行うデメリットは、持ち運びには向かないことです。短距離の移動であれば問題ありませんが、長距離となると大変でしょう。また、Wi-Fiの環境が必要だったり瞬時の対応に適用できなかったりするのもデメリットです。ここでは、海外FXをパソコンで行うデメリットの詳細について説明します。
持ち運びには向かない
1つ目は、「持ち運びには向かない」ことです。スマホに比べてパソコンはかなり大きいです。薄型のノートパソコンもありますが、それでもサイズはスマホに勝てないため、持ち運びは不便です。毎回リュックやトートバッグなどを準備する必要があります。また、重量もあるので1日中持ち続けるのは辛いでしょう。場所を問わず気軽にトレードしたいと考えている人は、スマホの方が向いているかもしれません。
Wi-Fi環境が必要
2つ目は、「Wi-Fi環境が必要」なことです。スマホのように4G回線で動かすことはできません。そのため、どこでもトレードできるわけではありません。街中のフリーWi-Fiを使えば、パソコンを使える範囲は広がります。しかし、セキュリティの観点からみるとオススメできません。そうなると、ホテルやコワーキングスペースなどに行くしかないので、やはり使える場所は限定されます。トレードするための場所を見つける必要があるというのは、パソコン最大のデメリットかもしれません。
瞬時の対応に適用できない
3つ目は、「瞬時の対応に適用できない」ことです。相場の世界では、突然チャートが大きく動くことがあります。有名どころだと「○○ショック」と呼ばれるものです。かなり大きく動くので、このショックにすぐ対応できないのはかなり致命的です。実際、対応が遅れたことで多額の損失を負ったトレーダーも存在します。もちろん、しっかり対処方法はあるので深く心配する必要はありません。しかし、パソコンのみだとこのような危険があるというのは、頭に入れておきましょう。
海外FXの端末に関するQ&A
海外FXを行うためには、何らかの端末が必要です。しかし、現在は端末がたくさんあるためいろいろな悩みが生まれるでしょう。例えば、「ノートパソコンとデスクトップならどちらがよいのか」「タブレットとパソコンならどちらがオススメか」などです。ここでは、そのような海外FXの端末に関するよくある質問に回答していきます。
ノートパソコンとデスクトップ、どちらがオススメ?
自宅でトレードする機会が多いのであれば「デスクトップ」、出先でトレードする機会が多いのであれば「ノートパソコン」がオススメです。
タブレットとパソコン、どちらがオススメ?
基本的には「パソコン」をオススメします。なぜなら、パソコンの方がスペックは高い傾向にあるからです。スペックが低いタブレットだと、チャート画面がカクカクする恐れがあります。ストレスが溜まり、冷静な取引ができなくなる恐れがあるので注意しましょう。
トレードするにあたって、モニターは複数枚必要?
FX初心者であれば、複数のモニターは必要ありません。ノートパソコンやデスクトップの画面だけでも十分です。
トレードスタイルで見たオススメの端末はある?
短期トレードをメインにする人は「スマホ」、長期トレードをメインにする人は「パソコン」がオススメです。これが逆になると、かなりやりにくくなるので注意してください。
まとめ
今回は、海外FXはスマホとパソコン、どちらでやるのがオススメなのか説明しました。基本的にどちらもオススメです。それでいて理想は「パソコンとスマホの二台持ち」です。しかし、持ち運びを重視したい、短期トレードをしていくという人はスマホを使った方がよいでしょう。反対に、スムーズに取引したい、長期トレードをしていくという人はパソコンを使うことをおすすめします。どちらの端末でも億稼いでいるトレーダーはいます。そのため、どちらを使った方が勝てるかよりも、「自分にはどちらが向いているのか」で使う端末を決めることが大切です。