海外FXで使える損切りの目安やタイミングとは?トレードスタイル別に解説!

海外FXで勝つためには、「損切り」が最も重要です。なぜなら、損失をコントロールできる唯一の手段だからです。もちろん、損切りせずに勝つのが理想ですが、現実的ではありません。そこで今回は、損切り幅の目安を紹介します。「基本編」と「トレードスタイル別」に分けて説明するので、自分に合った目安を見つけてください。

【基礎編】損切りの目安

損切りをする際は、サポートラインとレジスタンスラインを目安にしましょう。どの取引スタイルでも同じ考えで損切りの目安を決められるため、使いやすいと言えます。直近の値動きで決めたり利益確定額で決めたりするのもおすすめです。ここでは、そのような損切りの目安をいくつか紹介するので、参考にしてください。

サポートラインとレジスタンスラインの少し外側

比較的使っている人が多い損切りの目安としては、「サポートラインとレジスタンスラインの少し外側に置く」というやり方です。サポートラインとはチャートを下値で支えているラインのことで、レジスタンスラインとはチャートを上値で押さえているラインのことです。

一般的にいずれかのラインを超えると、その方向のトレンドが発生すると言われています。例えば、チャートがレジスタンスラインを超えた場合、相場は上昇トレンドになる可能性が高いです。そのため、サポートラインとレジスタンスラインの少し外側に損切り注文を入れておけば、トレンドの初速で損切りができるので損失を最小限に抑えられます。

直近の値動きで決める

損切りの目安としては、「直近の値動きで決める」という方法もあります。なぜなら、相場の動きは日によって異なるからです。ラインAで損切りをすると決めていても、そのポイントが次の日適切なのかは分かりません。

適切な損切りポイントを決めるためには、その日に合ったポイントに損切りの注文を入れる必要があります。直近の値動きからどこがターニングポイントになりそうかチェックしましょう。

利益確定額の半分

「損失額が利益確定額の半分に達したら損切りをする」という方法もあります。例えば、利益確定額を1万円にするのであれば、5,000円で損切りをするというイメージです。この方法で損切りをすれば、理論上は負けません。損小利大のトレードが実現するからです。

シンプルな考え方かつどのような通貨ペアでも使えるほど万能なので、迷ったらまずはこの目安から取り入れましょう。

投資戦略が崩れたらすぐ損切りする

損切りの目安としては、「投資戦略が崩れたらすぐ行う」という方法もあります。投資戦略が崩れたということは、予定していたラインまでチャートが達さない可能性が高いと予想されます。そのため、基本的にはすぐ損切りした方がよいでしょう。

実際、投資戦略が崩れたのにもかかわらずポジションを保有し続けたことで、数億円の損失を負ったトレーダーもいます。誰でもそのような状態になり得るので、よほどのことがない限り、投資戦略が崩れたらすぐ損切りをしましょう。

投資残高の割合で決める

損切りの目安としては、「投資残高の割合で決める」という方法もあります。よく言われるのは、「2%ルール」です。これは損失額が投資残高の2%に達したら損切りをするという方法です。例えば、投資残高が10万円だとしましょう。その場合、2,000円の損失が出たら損切りをするというイメージです。

割合で目安を決めるメリットは、一律の損切りができることです。機械的に損切りのポイントと取引ロット数を決められるので、慣れれば楽に損切りができます。

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【トレードスタイル別】損切りの目安

「損切りは10pips前後で行えば失敗しにくい」と言い切れるものではありません。トレードスタイルによっても、適切な損切り幅は異なるからです。スイングトレードとポジショントレードで10pips前後の損切りを設定すると高い確率で負けるので注意しましょう。ここでは、トレードスタイル別に損切りの目安を紹介します。

スキャルピングの場合

スキャルピングの損切り目安は、「10pips以内」です。スキャルピングは、1~10pipsの小さな利益をコツコツと積み重ねるタイプの取引スタイルです。10pips以上の損失を負うと巻き返すのが難しくなります。10pips以内の損切りなので、たとえ損失を負っても大きな金額にはなりません。素早く損切りしてすぐ次のトレードに備えましょう。

デイトレードの場合

デイトレードの損切り目安は、「10~30pips」です。スキャルピングよりも長い時間取引するので、損切りの幅は少し大きくしましょう。損切りの幅を狭くするとすぐラインに達してしまい、利益を確定させるのが難しくなります。デイトレードであれば1日で50pips取れることも珍しくありません。そのため、仮に30pipsの損失を負っても比較的早く取り返せるでしょう。

スイングトレードの場合

スイングトレードの損切り目安は、「100pips程度」です。スイングトレードは、数日~数週間、人によっては数ヶ月間ポジションを保有するトレード方法です。1日以上ポジションを保有すれば、50pips以上動くこともあります。そのため、デイトレード寄りのスイングトレードを行う人以外は、損切り幅を50pips以上に設定していた方がよいでしょう。

ポジショントレードの場合

ポジショントレードの損切りの目安としてはは、「100~500pips」です。ポジショントレードは通常半年以上ポジションを保有します。短くても1ヶ月以上は保有する人が多いでしょう。1ヶ月以上あれば、レートが100pips以上動くことも珍しくありません。そのため、基本的には100pips以上で損切りを設定することをおすすめします。利益確定は100~300pipsを狙いましょう。

損切りの目安を決める際に注意したいこと

損切りの目安を決める際は、損失額と利益額の比率に注意しましょう。利益額よりも損失額の方が大きいと悲惨な状態になるので気をつけてください。また、損切りの目安を変える頻度や他の人の情報などにも注意してください。ここでは、そのような損切りの目安を決める際に注意したいことを3つ紹介します。

損失額は利益額よりも大きくする

損切り目安を決める場合、損失額は利益額よりも大きくしましょう。海外FX初心者は、利益額よりも損失額の方を大きくする傾向があります。これだといくら勝率を上げても勝つことは難しくなります。

例えば、1回1,000円の利益を9回積み上げても1回の取引で1万円の損失を負ってしまえば、結果として1,000円の負けです。勝率90%ではありますが、収支は負けています。仮にこれが反対であれば、勝率10%でも勝てるわけです。当たり前のことではありますが、意識できていないトレーダーが多いので注意してください。

損切りの目安をコロコロ変えない

あまり損切りの目安をコロコロ変えないようにしましょう。前提として、相場の状況に応じて損切りの目安を変えるのは間違いではありません。しかし、頻繁に変えるとデータが取れません。データが少なければその損切りポイントが正しいのか分からないので、一向に成績が安定しないと言えます。

明らかに間違っているという状況でなければ、複数回取引をしてデータを集めましょう。それから正しいポイントだったのか判断しても遅くはありません。

他人の情報を見て損切りのタイミングを決める

損切りの目安を決める場合、他人の情報を見て損切りのタイミングを決めないようにしましょう。最近はWebサイトやSNSなどから、専門家の意見を簡単に取得できるようになりました。専門家やプロの意見はなんだか本当のように見えてくるでしょう。

しかし、その意見・情報を参考にするのはよいのですが、それをそのまま鵜呑みにするのはかなり危険です。なぜなら、専門家・プロとあなたのトレード環境は異なるからです。資金1万円しかない人と資金が1億円ある人とでは、当然損切りのポイントも変わってきます。専門家・プロの意見を参考にしても、最終的な判断は自分で決めるようにしましょう。

損切が苦手な人は注文方法に工夫を

損切りは含み損が出ている状態で決済をする方法なので、中々できない人もいるでしょう。その感覚は正常なのですが、やはり海外FXで利益を得ていくためにはしっかり損切りをしなければいけません。損切りに苦手意識をもっている人は、成行注文ではなく、予約注文を活用しましょう。ここでは、おすすめの注文方法を紹介します。

逆指値注文

「逆指値注文」とは、現在よりも不利な価格を指定して発注する注文方法です。ストップオーダーやストップ注文とも言われます。例えば、現在の価格が100円で買いポジションを保有しているとしましょう。この場合、99.99円以下に決済注文を入れるのが逆指値注文です。100.01円以上に注文を入れるのは指値注文なので、間違わないように注意しましょう。

逆指値注文を入れれば、チャートが指定の価格に達した際に自動的に損切りが行われます。チャート画面に張り付く必要がなくなるので、本業・プライベートも充実するでしょう。

OCO注文

「OCO注文」とは、指値注文と逆指値注文を同時に出して、どちらかが成立したら片方は自動的にキャンセルされる注文方法のことです。例えば、100円で買いポジションを購入したとしましょう。OCO注文を使えば、「101円で利益確定」という注文と「99円で損切り」という2つの注文を出すことができます。

そして、チャートが下落して99円になったら損切りの注文が通り、利益確定の注文が自動的にキャンセルされます。OCO注文を使えば、損失を抑えつつ利益をしっかり狙えるので、ローリスクの取引ができるようになります。

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損切りの重要性を改めて理解しよう!

損切りは海外FXで勝っていくために必要な手段です。これから海外FXに挑戦する人は、ここでしっかり損切りの重要性を理解しておきましょう。すでに理解している人も復習の意味を込めて、再確認することをおすすめします。それでは、トレーダーなら覚えておきたい損切りの重要性について説明します。

大損を防ぐ手段と理解する

損切りをしなければ、含み損のまま耐えられます。一見有効な手段に見えますが、根拠のないままポジションの保有を続けるのは非常に危険なので注意しましょう。場合によっては、大きな損失を負う恐れがあるからです。実際、海外FXの世界から退場する人の多くは「損切りが上手くできずに大きな損失を負った」ことが原因とされています。

損切りをせずに勝ち続けているトレーダーは基本的にいません。そのため、損切りせずに勝つという考え方は持たないようにしましょう。「損切りを駆使して損失を小さくし、利益を最大限伸ばす」という考え方を持つことをおすすめします。

機会損失を減らすためであると理解する

損切りは、機会損失を減らすためにも必要です。例えば、1ヶ月含み損のポジションを持ち続けるとしましょう。この場合、決済はしていないのでまだ損失は生じていません。しかし、1日に1回チャンスが回ってくるなら、今回の例だと30個のチャンスを逃していることになります。30個もチャンスがあれば、いくつかは大きな利益を得られたかもしれません。

このように機会損失が生じる可能性があるので、あまり1つのトレードにはこだわらず、未来がないと判断したらすぐに損切りをして次の取引に臨むようにしましょう。

冷静なメンタルを保つ手段として理解する

海外FXでは取引手法や相場の分析方法などのテクニックも大切ですが、冷静なメンタル維持も大切です。例えば、現在投資残高の半分以上の含み損を負っているとしましょう。損切りをしない場合、その含み損を持ち続けなければいけません。

このような状態でも冷静に取引ができる人であれば問題ありませんが、冷静に取引できないという人はすぐ損切りをしましょう。海外FXはひとつの行動で勝敗が決まるからです。冷静な状態で判断を下さないと、いつか大きな損失を負う恐れがあるので十分注意してください。

まとめ

今回は、海外FXで損切りをする際のタイミングについて説明しました。相場の動きはその日によって異なります。しっかり動きを見極めて、その日に適した損切りのポイントを見つけなければいけません。しかし、これでは非常に大変で難しいため、ある程度決まりを作っておくことをおすすめします。

例えば、「レジスタンスライン・サポートラインで損切りを決める」というようなイメージです。大まかなルールは決めておいて、細かいポイントはその日の相場に合わせて変えるという立ち回りをすればきっと上手く損切りができるでしょう。