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FXのダウ理論とは?基本法則や実践で使える手法を紹介!

海外FX初心者には、相場の正しい見方がわからないと悩む方も多いのではないでしょうか。そんな悩める海外FX初心者におすすめしたいのが、「ダウ理論」という相場分析方法です。FX投資家なら知らない人はいないと言われるほど、多くの方が使っている相場分析方法なので、ぜひ覚えておきましょう。

ダウ理論の基礎知識

まずは、押さえておきたいダウ理論の基礎知識について解説します。

ダウ理論とは

ダウ理論とは、アメリカ証券アナリストのチャールズ・ダウという方が構築した相場理論です。現在は、様々な相場分析方法がありますが、ダウ理論なくして相場は語れないと言われるほど重要な相場分析方法です。どの相場分析方法を学べば良いか悩んでいる方は、まずはダウ理論を学ぶことをおすすめします。

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多くのトレーダーが参考にしている理論

ダウ理論は、多くのトレーダーが参考にしている理論です。そのため、ダウ理論通りに相場が動くことも珍しくありません。海外FXで勝っていくためには、市場に参加している投資家の心理を読む必要があります。「ダウ理論はトレーダーの共通認識」とも言われることもあるほど重要です。投資家の心理を把握したいのであれば、ダウ理論は欠かせない相場分析方法の一つです。

ダウ理論の基本法則

ダウ理論は株式投資を基準に作られた理論ですが、FX投資に活かせることも多いため、ダウ理論の基本法則を理解することで、相場を分析できるようになります。

チャートに全ての状況が織り込まれている

経済状況や景気、そして投資家の心理などは、全てチャートに表されています。世界の状況が織り込まれて動いているため、チャートを分析できれば世界の状況をある程度分析したことになります。つまり、FX投資で戦っていくのであれば、チャート分析は欠かせません。

3つのトレンドを意識する

相場には、以下3つのトレンドがあります。

・1年以上の長期トレンド
・3週間~数ヶ月の中期トレンド
・3週間未満の短期トレンド

「トレンドに逆らわない」のがFX投資のセオリーと言われています。そのため、海外FX初心者なら、スイングトレードなら長期トレンドを、スキャルピングなら短期トレンドを確認し、基本的にはその流れに乗っていくことをおすすめします。

主要トレンドは3段階ある

主要トレンドは3種類あります。

・先行期
先行期とは、先行投資家が参入する時期です。相場が低迷しており、多くの投資家は相場を悲観的に見ていますが、抜け目のない投資家たちはこの時期に大きな買い注文を入れて仕込んでいると言われています。

・追随期
追随期とは、プロの投資家が参入する時期です。先行投資家のエントリーにより、相場が上昇し始めたタイミングを察知し、この流れに乗ろうとプロの投資家が買い注文を入れてきます。

・利食い期
利食い期とは、一般の投資家が参入する時期です。相場の盛り上がりを察知し、一般投資家が参入し始めますが、先行投資家は利益確定のために売り注文を入れてきます。そのため、利食い期になると相場は下落し始めると言われています。つまり、FXでいうと「チャートが上がり切ったタイミングで参入してはいけない」ということになります。

平均は相互に確認するべき

ダウ理論が述べている平均とは、工業株平均や鉄道株平均のことです。つまり、工業関係の景気が良くなればその物資を運ぶ鉄道関係の景気も良くなるはずなので、どちらかが不景気のままであれば、それは本当のトレンドとは言えないだろうという考えです。

FXでは、日経平均株価やダウ平均株価が参考になります。これらが上昇していれば、高確率で関連通貨の価格が上昇するのですが、片方しか上昇していなければ、エントリーを見送った方が良いと言えます。

出来高であってもトレンドを確認する

強いトレンドが発生するときは、出来高も多くなると言われています。しかし、FXでは出来高をリアルタイムで確認するのは難しいため、この法則は取り入れられません。そのため、この法則は頭の片隅に置いておく程度で問題ありません。

明確な転換シグナルが発生しない限りトレンドは継続する

「基本的にトレンドは継続していくもの」これがダウ理論の考え方です。つまり、多少のズレで、トレンドの転換を決めつけてはいけないということです。例えば、上昇トレンドであれば、直近の安値を突き抜けたときにトレンドが終了するとされていますが、明確に起こらない限りは、多少突き抜けても上昇トレンドは継続していると考えると良いかもしれません。

ダウ理論を使う場合に押さえておきたい補足知識

ダウ理論を使う場合に押さえておきたい補足知識を紹介します。

ファンダメンタルズ分析は補完的に使う

ファンダメンタルズ分析は、補完的に使うことができます。例えば、本日の21時から重要な経済指標が発表されると仮定した場合、その経済指標で相場が大きく動く場合があります。しかし、その値動きは、過去の相場からは予測できません。ここで役に立つのが、ファンダメンタル分析です。

ファンダメンタル分析を行うことで、「ここ最近の経済指標の数値はあまり良くないため、今回も悪いのではないか」といった風に分析することができ、少し先の値動きを予想できます。これにより、大きな損失を防げる場合があるので、チャート分析と合わせてファンダメンタル分析も行いましょう。

ファンダメンタル分析について詳しくはこちらもご参考ください。>ファンダメンタル分析とは?長期投資を行うなら身に付けたい相場分析方法について解説!

トレードスタイルに合わせて変えていく

ダウ理論が作られた19世紀と比べて、現在はかなり速いスピードで経済が回っています。そのため、ダウ理論の考えをトレードスタイルに合わせて柔軟に変えていくことが大切です。例えば、スイングトレードを行う場合、大きな流れは長期トレンドで確認し、具体的なエントリーポイントは短期トレンドで確認するというイメージです。

エントリーは「追随期」を狙う

主要トレンドは「先行期、追随期、利食い期の3種類ある」と紹介しましたが、このときに狙いたいのが、「追随期」です。先行期を狙えれば良いのですが、海外FX初心者のうちはこの時期を見極めるのが非常に困難です。

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しかし、チャート分析をしていれば、「この通貨は上昇する動きを見せている」と値動きの初動をキャッチすることができます。そのタイミングが追随期です。利食い期でのエントリーさえ避けられれば利益を得られる可能性が高まるので、相場を観察し、先行投資家の動きを見極められるようになりましょう。

トレンドに逆らわないのがセオリー

FX投資ではトレンドに逆らわないのがセオリーです。トレンドの逆を攻める逆張り手法というのもありますが、これは上級者向けの手法です。上手くいけば天井・底の部分でエントリーできるので、大きな利益を得られます。

しかし、失敗すれば大きな損失に繋がります。逆張り手法は、相場の見極めやリスク管理など、様々な準備が求められるので、海外FX初心者のうちは「トレンドフォロー」で取引していきましょう。

ダウ理論で分かること

ここでは、ダウ理論で分かることを解説していきます。

相場の流れ

ダウ理論で分かること1つ目は、「相場の流れ」です。ダウ理論では、「3つのトレンドを意識する」とされています。そして、トレンドは時間軸が長ければ長いほど強くなります。例えば、1分足のトレンドよりも4時間足のトレンドの方が強いという感じです。そのため、FX取引を行う場合は、まず「上昇と下降、強いトレンドはどちらなのか」を確認しましょう。

トレンドの切り替わり

ダウ理論で分かること2つ目は、「トレンドの切り替わり」です。基本的に直近の高値・安値が切り上がっていけば上昇トレンド継続、切り下がっていけば下降トレンド継続です。しかし、どこかのタイミングで切り上げ・切り下げが終了します。そのタイミングが、トレンドの切り替わりです。

エントリーと決済のタイミング

ダウ理論で分かること3つ目は、「エントリーと決済のタイミング」です。例えば、トレンド中の押し目・戻りでエントリーし、トレンド転換を確認したら決済するというイメージです。これだけでも、根拠のある取引が可能になるので、海外FX初心者に良くある「感覚での取引」をなくすことができます。

海外FX初心者におすすめしたいダウ理論を使ったトレード手法

FX初心者におすすめしたいダウ理論を使ったトレード手法は、「トレンド転換後のエントリー」です。基本的に直近の高値・安値の突き抜けは、トレンドの転換を意味します。例えば、上昇トレンドで直近の安値が100円だとしましょう。この場合、99.900円付近でエントリーするというイメージです。

海外FXの分析イメージ

そして、ロスカットは直近の高値に置きます。トレンドの転換を確認する前にエントリーすると失敗する可能性が高まるため、必ずトレンドの転換を確認した後にエントリーしましょう。

ダウ理論を使う場合は「ダマシ」に注意しよう

ダウ理論を使う場合は、「ダマシ」に注意しましょう。ダウ理論は、良くも悪くも多くの人が知っている理論なので、それを逆手に取ったエントリーをしてくる大口投資家がいます。これがダマシであり、ダウ理論通りにエントリーした投資家を損切りさせることを目的としています。

基本的にダマシは一時的な現象なので、その後はダウ理論通りに動くことがほとんどです。そのため、ダマシに遭遇したらすぐに損切りするか、ダマシを受けても耐えられるような資金管理をして対処していきましょう。

海外FX取引を行う上でダウ理論は欠かせない

ダウ理論は19世紀に作られた理論なので、「古い」と言われることもありますが、現在でも十分機能する分析手法です。ダウ理論が分からなければ、海外FXで勝っていくのは難しいかもしれません。

海外FX初心者の方は、まずは簡単なものからで問題ないので、少しずつ理解していくようにしましょう。ぜひ参考にしてみてください。