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FXの塩漬けがおすすめされない理由とは。海外FX初心者には難しい方法?

海外FX初心者には難易度が高く、おすすめされない取引方法に「塩漬け」があります。しかし、塩漬けを武器に1億円以上稼いでいるトレーダーもいます。

今回は、塩漬けについて難しいと言われる理由や塩漬けした場合の対処方法などを紹介します。塩漬けは、良い戦略になり得る場合もあります。そのため、よい戦略になり得るパターンにも触れますので、ぜひ参考にしてください。

FXでよく言われる「塩漬け」とは?

FXの塩漬けについて説明します。

塩漬けとは

塩漬けとは、想定通りに動かなかったポジションを決済せずに、長期間持ち続けている状態のことです。

想定していた戦略のもと、ポジションを長期間持ち続けている場合は塩漬けと言いません。塩漬けは、戦略がない状態でポジションを持ち続けている場合に使われる言葉です。

なぜ塩漬けするのか?

塩漬けを狙って塩漬けしている人ははほとんどおらず、塩漬けしている理由は特にないことが多いです。なぜなら、多くの人は好きで塩漬けしているわけではないからです。強いて言うなら、仕方なく含み益に変わる可能性を待っているという理由が上げられるのではないでしょうか。

塩漬けしている人の多くは、損切りが遅れて塩漬けせざるを得ないという状況になっていることが多い傾向にあります。塩漬けは、積極的に行うものではありません。そのため、できるだけ塩漬けしない投資を心がけましょう。

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どのくらいポジションを保持したら塩漬けなのか

人によって異なりますが、一般的には「戦略が消えた瞬間から」ポジションを保持していると塩漬けと言われます。例えば、戦略のもとポジションを2ヶ月持っているトレーダーがいたとします。この場合は、戦略のもとポジションを保持しているため、塩漬けとは言いません。

しかし、保持から3ヶ月目で戦略が崩れたとします。この状態で決済すれば塩漬けではありませんが、決済せずに持ち続けた場合は塩漬けになります。

海外FXで塩漬けがおすすめされない理由

一般的に塩漬け行為はおすすめされていません。その理由を解説します。

正常な精神状態を保てなくなるため

塩漬けは、正常な精神状態を保てなくなるためおすすめされていません。塩漬けは、損失が出ているポジションを持ち続けることです。そのため、トレード画面を開けば、常に損失の画面が表示されます。これに耐えられる人であればよいですが、大抵の人は「常に損失が出ている」という状態に耐えられないでしょう。

そうなると、焦りや不安などから正常な精神状態を保てなくなります。焦りや不安が大きくなれば、冷静な判断はできません。これにより負ける確率が高くなるので、注意しましょう。

塩漬けの癖がついてしまうことがあるため

塩漬けは、あまりよい戦略ではなく、癖がついてしまうことがあるためおすすめされていません。まれに塩漬け中に相場が回復して、損失から利益に変わる場合があります。このような状況を経験すると、次も戻るのではないかという思い込みから、塩漬けが辞められなくなるというのが原因です。

塩漬けは成功すれば非常によい戦略です。しかし、失敗すると投資資金の半分以上を失う可能性があります。そのため、根拠のない塩漬けは行わないことをおすすめします。

他のポジションを持てなくなるため

塩漬けは、他のポジションを持てなくなるためおすすめされていません。ポジションを塩漬けして、その損失が増えると証拠金維持率が低くなります。そうなれば、新規で持てるポジションの数が減ります。塩漬けしているポジションの数によっては、新しいポジションすら持てない場合もあります。

他のポジションを持てないという状態は、非常に危険です。なぜなら、相場の変化に対応していけないからです。そのため、新規ポジションを持てる状態を常に作っておくことをおすすめします。

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チャンスに対応できないため

塩漬けは、チャンスに対応できなくなるためおすすめされていません。先ほど、塩漬けしているポジションの数によっては、新規ポジションを持てなくなる場合があると説明しました。

新規ポジションを持てない場合、新たなチャンスは掴めません。非常に大きなチャンスを見逃さなければいけない場合もあるかと思います。そうなれば、勝てる確率はグッと低くなってしまいます。そのため、常に新規ポジションを持てる状態を作っておくと良いでしょう。

大きな損失を負う可能性があるため

塩漬けは、大きな損失を負う可能性があるためおすすめされていません。例えば、1万円の損失が出ているポジションを塩漬けしているとします。これが損失1万円前後で推移していればよいですが、相場の暴騰や暴落などに巻き込まれて10万円の損失になる場合もあります。

例えば、2020年に発生したコロナショックのように、世界情勢による市場の変化に巻き込まれれば、10万円以上の損失を負うかもしれません。実際、塩漬けで数百万円の損失を負った海外FXトレーダーも存在します。そのため、極力塩漬けしないよう注意が必要です。

塩漬けしてしまった場合の対処方法

塩漬けしてしまった場合の対処方法を紹介します。

利益になるまでポジションを持ち続ける

塩漬けしてしまった場合は、利益になるまでポジションを持ち続ける方法があります。ただし、これは戦略的に勝ち筋を見いだせた場合です。

相場には適正価格があります。そのため、塩漬けポジションを保持していれば、プラスに転じる場合もあります。しかし、利益に変わるまでポジションを持ち続けるためには、戦略が必要です。勝ち筋を見いだせない場合は、ポジションを保持せず、すぐ手放すことをおすすめします。

損切りする

塩漬けしてしまった場合は、即損切りする方法があります。ポジションを持ち続ければ、たしかにプラス転換する場合があります。

しかし、プラス転換する確率はあまり高くないのが現状です。そのため、損切りした方が損失を最小限に抑えられて、結果的に得する傾向があります。海外FX初心者や塩漬けの戦略が思い浮かばない人は、すぐに損切りすることを心がけましょう。

ナンピンする

塩漬けしてしまった場合は、ナンピンする方法があります。ナンピンとは、簡単にいうとチャートが逆方向に進んだらさらにポジションを購入する手法です。

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例えば、100円のときにポジションを買いで購入した場合に、チャートが98円に下がったとします。こういったタイミングで、さらに買いでポジションを持ちます。そうすることで、損益分岐点が100円から99円((100円+98円)÷2)に変わります。つまり、レートが99円を超えれば、塩漬けポジションがプラス転換します。

ナンピンはハイリスク・ハイリターンな手法です。失敗すると大きな損失を負うので、ナンピンする場合は十分にご注意ください。

両建てする

塩漬けしてしまった場合は、両建てする方法があります。両建てとは、同じポジション数で反対側のポジションを持つことです。

例えば、買いのポジションを1Lotで塩漬けしていた場合、両建てするのであれば、売りのポジションも1Lot持ちます。

両建てすると、その間はポジションが相殺されます。つまり、一時的にポジションを保有していないという状況を作り出せます。その間に新たなポジションを持って、損失を取り返すといった方法です。

塩漬けは良い戦略になり得ることも?

塩漬けはよい戦略になり得ることもあります。その方法を説明します。

戦略を持って塩漬けする

戦略を持って塩漬けしている場合は、よい戦略になり得ることがあります。実際、塩漬けを戦略的に行い、数十万円の元手を数億円に増やしたFXトレーダーがいます。そのトレーダーは、塩漬けを前提に投資戦略を練っていたようです。

また、塩漬けを戦略に組み込んで、年間数十万円~数百万円の利益を安定して得ているトレーダーも存在します。そのため、塩漬けをする場合は、必ず塩漬けする前に戦略を練りましょう。

他のトレードに影響しないロット数で塩漬けする

他のトレードに影響しないロット数で塩漬けしている場合は、よい戦略になり得ることがあります。例えば、塩漬けを前提に通常ロットの10分の1でポジションを保持するのは非常によい例です。他のトレードに影響しないレベルの塩漬けであれば、塩漬けしても失敗する確率が減ります。

なぜなら、他のポジションで利益を取ればよいからです。そのため、塩漬けする場合は、通常ロットよりも低いロットでポジションを持つと良いでしょう。

最大損失額を決めて塩漬けする

最大損失額を決めている場合は、よい戦略になり得ることがあります。塩漬け最大の恐怖は、投資資金が全てなくなる恐れがあることです。この理由から、基本的に塩漬けはおすすめされていません。しかし、最大損失額を決めているのであれば、塩漬けしても問題ないとも考えられます。

なぜなら、しっかりリスク管理ができているからです。リスク管理ができているのであれば、塩漬けしても大きな失敗はしないでしょう。そのため、塩漬けするのであれば、損失許容範囲を必ず決めておくことをおすすめします。

塩漬けするなら「ナンピン」をマスターしよう

塩漬けを戦略的に行いたいのであれば、ナンピンをマスターしましょう。具体的な戦略は以下の通りです。

①塩漬け前提でエントリーするため、1回のエントリーロット数は通常の10分の1にする
②チャートが逆方向に進んだら、一定間隔かつ一定のロット数でエントリーしていく(1円下がったら1Lotずつエントリーするというイメージ)
③合計損益がプラスになるまで②を繰り返す
④合計損益がプラスになったら、すぐ利益確定する

ポイントは、1回のエントリーロット数を通常の10分の1にすることです。これをすると、損益分岐点を最大半分にできます。例えば、1回目のエントリーが100円だった場合、10回エントリーすれば損益分岐点を100円から95円に下げられます。

過去の相場を見ても、損益分岐点を半分まで下げられれば、高い確率でプラス転換します。もちろん100%勝てるわけではありません。しかし、戦略のない塩漬けよりも勝率はグッと高くなるので、ぜひ参考にしてみてください。

塩漬けは基本おすすめしない!使うなら戦略を持って使おう

今回は、FXでよく言われる塩漬けについて説明しました。塩漬けとは、戦略的根拠がないのにも関わらずポジションを持ち続ける行為です。

投資資金を全て溶かしたり新たなチャンスを掴めなかったりするため、基本的におすすめされていない取引手法です。もちろん、やむを得ず塩漬けする場合もあります。

その場合は、今回紹介した方法を参考にしてみてください。そして、塩漬けを戦略的に行いたいのであれば、ナンピンをマスターすることをおすすめします。ナンピンをマスターすれば、デメリットが多い塩漬けを最大の武器にできるかもしれません。