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海外FXの早朝スプレッドとは?特徴や対策方法なども解説

海外FXで通貨を売買する際に必ず発生するスプレッド。その中でも、早朝スプレッドをご存じでしょうか。今回は、早朝スプレッドについて分かりやすく説明します。特徴や対策方法などもまとめたので、海外FX初心者の方はぜひ参考にしてください。

早朝スプレッドについて

まずはじめに、早朝スプレッドとは何か説明します。

海外FXならIS6FX

早朝スプレッドとは

スプレッドとは、通貨を注文するときに発生する価格差のことで、実質的な「売買手数料」とも言われています。スプレッドは、早朝の時間帯は広がる傾向があります。通貨ペアや取引所にもよりますが、通常時の1.1倍以上になるでしょう。

この現象を「早朝スプレッド」と言います。早朝スプレッドが発生する時間は決められていませんが、大体取引開始~午前9時までは発生しています。

早朝スプレッドの単位

早朝スプレッドの単位は、「銭」「pips」のいずれかで表されます。通貨ペアに「円」が絡む場合は「銭」、円以外が絡む場合は「pips」が使われるのが一般的です。単位の形は違いますが、意味はどちらも同じです。1銭=1pipsとして考えます。

早朝スプレッドの計算方法

早朝スプレッドは、以下の計算式で求められます。

早朝スプレッド = 通貨数 × スプレッド

例えば、米ドル/円を1万通貨購入するとします。スプレッドは1銭です。この場合、以下の計算式が成り立ちます。

1万通貨 × 1銭(0.01円) = 100銭

今回の例だと、早朝スプレッドは100銭(1円)となります。

早朝スプレッドの特徴

次に、早朝スプレッドの特徴について説明します。

通貨ペアによって異なる

早朝スプレッドはすべての通貨ペアに発生します。しかし、いくらかかるかは通貨ペアによって異なるという特徴があります。早朝スプレッドは、メジャー通貨よりもマイナー通貨の方が広がるのが一般的です。

とくにトルコリラ/円やメキシコペソ/円など、かなりマイナーな通貨は広がりやすいので注意しましょう。早朝スプレッドは毎日変動するので、基本的にその日にならないといくらかかるのかは分かりません。

固定型と変動型の2種類がある

早朝スプレッドは、「固定型」「変動型」の2種類があります。固定型早朝スプレッドとは、「米ドル/円=○○銭」とあらかじめ金額が決められているスプレッドです。変動型早朝スプレッドとは、常に変動するタイプのスプレッドです。

しかし、日中のスプレッドは「固定型」だが「早朝は例外」という取引所もあります。気になる人はFX取引所の公式サイトを確認してください。

IS6FXの通貨ペア・スプレッドについては下記のページをご覧ください。
>IS6FXのスプレッド表はこちら

通常時よりもスプレッドが高い

先ほども説明したように、早朝スプレッドは通常のスプレッドよりも広がる傾向があります。扱う通貨ペアにもよりますが、5倍ほど広がるケースも珍しくありません。

しかし、メジャー通貨は1.5~2倍程度に収まっていることがほとんどです。早朝スプレッドの影響を受けたくない人は、メジャー通貨を扱いましょう。

早朝スプレッドが広がりやすい理由

早朝スプレッドが広がりやすい理由について説明します。

早朝は取引量が少ないため

1つ目は、「取引量が少ないため」です。取引量が少ないと買い手と売り手をマッチングさせるのが難しくなります。

そのため、早朝はスプレッドが広がりやすくなります。逆に取引量が増えてくるとスプレッドは狭くなってきます。午前7時ごろから狭くなってくるので、スプレッドを節約したい人は午前7時以降を狙いましょう。

取引所が対応しきれていないため

2つ目は、「取引所が対応しきれていないため」です。相場は毎秒変化します。それに対応して快適なトレード環境を用意するのが取引所の役目です。しかし、レートの変化が激しいと対応するのが難しくなります。当然約定するのにも時間がかかります。

相場の動きが激しいときは何かと手間がかかるので、スプレッドが広がるのです。ちなみに、約定率は取引所によって異なります。なるべく約定率が高い取引所を選びましょう。

IS6FXの執行方法については下記のページをご覧ください。
>IS6FXの約定率はこちら

カバー先が少ないため

3つ目は、「カバー先が少ないため」です。海外FX取引所によって用意しているカバー先の数は異なります。カバー先とは、取引所が表示している為替レートを受け取る金融機関のことです。

カバー先が多ければ取り扱える為替レートも多くなるので、相場が荒れてもスプレッドの増加を高い確率で抑えられます。しかし、カバー先が少ないと限られた為替レートしか利用できません。そのため、スプレッドの増加を抑えられない場合もあります。

早朝スプレッドが発生しているときの注意点

早朝スプレッドが発生しているときの注意点を説明します。

通常時よりも負けやすい

1つ目は、「通常時よりも負けやすい」ことです。繰り返しになりますが、早朝スプレッドは通常スプレッドよりも倍近く広がる場合があります。こうなると、損益分岐点が通常時よりも高くなるので少し多めに利益を取らないと勝てません。

値動きがある相場であれば問題ありませんが、穏やかだとスプレッド負け(スプレッドを取り返せないこと)する確率が高まります。そのため、「負けやすい」という条件も含めて戦略を立てましょう。

原則固定は解除される可能性がある

2つ目は、「原則固定は解除される可能性がある」ことです。原則固定とは、スプレッドが固定されている制度のことです。しかし、経済不況のようなネガティブな状況になると原則固定は解除される場合があります。

そうなれば、当然早朝スプレッドは広がります。後から確認したらスプレッドが広がっていたというケースも多々あるので、取引する前に必ず金額を確認しましょう。

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レバレッジに比例してスプレッドも高くなる

3つ目は、「レバレッジに比例してスプレッドも高くなる」ことです。レバレッジを掛けると大きなお金で取引できます。

投資資金が増えれば、大きな利益を得られる可能性も高まります。しかし、それと比例してスプレッドも高くなるので注意してください。取引量を10倍にすれば、スプレッドも10倍になります。

オセアニア時間の経済指標に注意

「オセアニア時間の経済指標」にも注意しましょう。オセアニア時間とは、午前5時~午前9時までの時間のことです。小さい市場なので重要視されることは少ないですが、市場は開いています。

もちろん、オセアニア時間にも経済指標は発表されます。この時間帯は通貨の流動性が低いです。そのため、あまり重要な経済指標でなくても相場が急変する場合があります。小さな市場ではありますが、しっかり経済指標の発表日時は確認しておきましょう。

早朝スプレッドが発生しているときの対処方法

早朝スプレッドが発生していると不利なレートで約定されるケースがあります。これだとギャンブル性の高い取引になる恐れがあるので、なるべく避けたいところです。そこで役に立つのが「スリッページ」という機能です。

スリッページとは、設定した価格内でしか約定しない機能です。例えば、スリッページ幅を±5pipsにするとしましょう。レート100円で注文しました。

この場合、99.5円~100.5円の間でしか約定しません。これ以上不利なレートで約定する場合は、注文自体が自動でキャンセルされます。

早朝スプレッドが発生していても利益を狙えるトレード手法

早朝スプレッドが発生していると利益を得るのが難しいと言われていますが、ひとつ勝率の高い取引手法があります。それは「窓埋めトレード」という手法です。窓埋めトレードをするのであれば、月曜日の早朝を狙ってください。やり方は以下の通りです。

1.月曜日のトレード開始時間に相場をチェックする
2.金曜日の終値と月曜日の始値の間に空間が生まれているか確認する(この空間を窓と言う)
3.空間が開いている方にエントリーする
4.タイミングを見て決済する

具体的な根拠はありませんが、チャートは窓を埋めようとする傾向があります。実際、この手法はプロトレーダーや専門家も使っています。

比較的簡単にできるので試してみてください。しかし、絶対に窓を埋めるとは限りません。失敗するリスクも考えてエントリーしましょう。

早朝スプレッドが発生しているときに意識するべきこと

早朝スプレッドが発生している場合、以下5つのことを意識しましょう。

・チャートの動きに注目する
・ロット数は通常時よりも少なくする
・高いレバレッジをかけるなら短期トレードで
・マイナー通貨よりもメジャー通貨で取引した方が安全
・月曜日の早朝は値動きが激しくなりやすい

とくに意識したいのは、「チャートの動き」です。早朝は流動性が低いので、急に相場が大きく動く場合があります。そのため、海外FX初心者はスキャルピングでトレードした方が安全でしょう。

スキャルピングであれば、仮に失敗しても数pips程度の損失に抑えられます。中期~長期トレードと早朝はあまり相性がよくないので注意してください。

「ニューヨーククローズ」を狙ってみよう

ニューヨーククローズとは、ニューヨーク時間が終わる時間帯のことです。この時間帯では、多くのトレーダーが自身のポジションを手放す傾向があります。そうすると、一時的にチャートがトレンドと逆行する場合があります。

この現象を狙って逆張りを仕掛けましょう。ニューヨーク時間は、参戦する投資家の数が最も多いと言われています。そのため、上手くいけば数分で大きな利益を得られます。

海外FX初心者はスプレッドが狭い時間帯を狙おう

今回は、海外FXで起こることがある早朝スプレッドについて説明しました。早朝スプレッドとは、午前5時~午前9時ごろまで起こるスプレッドです。通常のスプレッドよりも価格が高くなるという特徴があります。

スプレッドが高くなると、損益分岐点も上がるので勝つのが難しくなります。この時間帯に取引する場合は、必ずスプレッド負けしないような戦略を立てましょう。

そこでおすすめなのが、「窓埋めトレード」です。窓埋めトレードだけで数千万円の利益を得たトレーダーも存在するので、ぜひチャレンジしてみてください。