海外FXの専業トレーダーに向いている人と向いていない人の特徴を解説

専業トレーダーに向いている人と向いていない人の特徴を紹介します。専業トレーダーになるためにはいくらの資金が必要なのか、目指すにあたって今できることはないのか、なども説明します。

トレーダーであれば、一度は専業トレーダーに憧れるでしょう。しかし、簡単になれるわけではありません。そのため、この記事を参考にし、自分は今何をするべきなのか明確にしましょう。

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海外FXの専業トレーダーに向いている人の特徴

海外FXの専業トレーダーに向いている人の特徴は、海外FXで上手くいかなくても生活できる基盤が整っている人です。メンタル維持が得意な人やお金の管理が上手な人なども、専業トレーダーに向いているでしょう。ここでは、そのような海外FXの専業トレーダーに向いている人の特徴をいくつか紹介します。

投資に回すお金が豊富にある人

「投資に回すお金が豊富にある人」は、海外FXの専業トレーダーに向いているでしょう。投資の世界は、資金量が多い人の方が有利です。例えば、月利5%を目標にトレードするとしましょう。投資資金10万円の人であれば月5,000円の利益です。しかし、投資資金が100万円ある人は5万円の利益を得られます。同じ月利でも資金量が異なるだけで、利益が10倍異なります。

ローンがない・または少ない人

「ローンがない、または少ない人」は、海外FXの専業トレーダーに向いているでしょう。ローンがある場合は、基本的にローン返済が第一優先です。その場合は、どうしても投資に回せるお金が少なくなります。先ほども説明しましたが、投資に回せるお金が少なければ、得られる利益が当然少なくなります。

また、ローンがない、または少ない人は失敗したときのリスクが低いのもメリットです。多額の借金がある場合は、まず借金を返済してから投資にチャレンジするようにしましょう。

海外FXで上手くいかなくても生活できる基盤が整っている人

「海外FXで上手くいかなくても生活できる基盤が整っている人」は、海外FXの専業トレーダーに向いているでしょう。例えば、サラリーマンをしている人やすでに多くの資産を保有している人などが当てはまります。

実際、プロのトレーダーは他の事業と並行して投資していることが多い傾向にあります。生活をかけてFX投資をするのは失敗したときのダメージが大きいですし、そもそも失敗するリスクを高めるので、基本的におすすめしません。

お金の管理が上手な人

「お金の管理が上手な人」は、海外FXの専業トレーダーに向いているでしょう。海外FXで最も重要とされているのは「資金管理」です。なぜなら、資金がなければそもそも投資ができないからです。海外FXでは、投資資金をどのように運用していくかという「資金管理能力」が求められます。お金の管理が苦手な人は諦めるか、少額からチャレンジしてみましょう。

メンタルを維持できる人

「メンタルを維持できる人」は、海外FXの専業トレーダーに向いているでしょう。なぜなら、海外FXでは、常に冷静な判断が求められるからです。イライラしている状態では冷静な判断を下せないと思います。何があっても一定のメンタルを保てる能力が海外FXでは求められます。特にピンチなときほど冷静になれる人は、大きく成長できる可能性を秘めているでしょう。

海外FXの専業トレーダーに向かない人

海外FXの専業トレーダーに向かない人の特徴は、FXを楽そうと思っている人です。勉強をしない人や短期間で大きなお金を稼ごうとしている人も、向かないでしょう。ここでは、そのような海外FXの専業トレーダーに向かない人の特徴をいくつか紹介します。

生活するためにトレードする人

「生活するためにトレードする人」は、海外FXの専業トレーダーに向かないでしょう。生活のために投資をするのであれば、必ず利益を出さなければいけません。しかし、FXは毎月、毎年利益を出せるほど簡単な投資ではありません。赤字の月も平気で出ます。

赤字が出れば、当然生活できません。生活費は安定した仕事で稼いで、その他のお金はFX投資で稼ぐようにしましょう。

楽そうと思っている人

「楽そうと思っている人」は、海外FXの専業トレーダーに向かないでしょう。FXに対して、中には「上がるか下がるかを当てるだけの投資」というイメージを持っている人もいるかもしれません。確かに間違ってはいませんが、そこまで単純な投資ではありません。

上がるにしてもどこまで上がるのか、いつから上がるのか、これらを相場や世の中の情勢などを加味して分析する必要があります。基本的に楽に稼げる投資は詐欺のものが多いので、注意してください。

勉強をしない人

「勉強をしない人」は、海外FXの専業トレーダーに向かないでしょう。当然ではありますが、勉強しないとよい成績は残せません。勉強せずにテストで100点を取るのは不可能です。実際、プロのトレーダーは人並み以上に勉強をしています。5分10分の勉強ではなく、数時間単位の勉強です。

もしも、専業トレーダーになりたいのであれば、まずは少しずつでも構わないので勉強をするようにしましょう。

誰かに依存している人

「誰かに依存している人」は、海外FXの専業トレーダーに向かないでしょう。例えば、オンラインサロンの講師が出している指示をもとにエントリーをしている人や、アナリストの意見をもとにエントリーをしている人などです。誰かに依存している人は、その人がいなくなった瞬間に稼げなくなります。なぜなら、自分の実力で稼いでいたのではなく、依存していた人の実力で稼いでいたからです。

FXはただでさえ不安定な投資です。その上にさらに不安定な要素を付け加えるのは、非常にリスクが高いと言えます。専業トレーダーになりたいのであれば、誰かに依存するのを辞めて自分の力で稼げるようになりましょう。

短期で大金を稼ごうと思っている人

「短期で大金を稼ごうと思っている人」は、海外FXの専業トレーダーに向かないでしょう。一般的に投資は、短期になるほど「ギャンブル性が高くなる」と言われています。例えば、海外FXで100万円稼ぐとしましょう。これを1ヶ月で稼ぐ場合は、1日あたり3万3,333円稼がなければいけません。

しかし、1年かけて稼ぐのであれば、1日あたり2,740円で済みます。比較的安定して稼げそうなのは、後者の方ではないでしょうか。短期で大金を稼ぎたいのであれば、それなりのリスクを覚悟する必要があります。リスクを負いたくない人は、長い目で見て目標を達成できるように戦略を組み直しましょう。

専業トレーダーになるならどのくらいの資金が必要?

結論から申し上げますと、その人の生活費によって異なります。例えば、年利5%で運用するとしましょう。このとき毎月の生活費が15万円のAさんと、30万円のBさんがいたとします。この場合、Aさんは3,600万円の資金が必要です。Bさんの場合は、7,200万円必要です。気になる人は、予定年利と自分の生活費から、いくらの投資資金が必要なのか求めてみましょう。

専業トレーダーになりたいなら!今やるべきことは?

海外FXの専業トレーダーになるために、今からやるべきことは失敗と成功をたくさん繰り返すことです。得意なトレードスタイルを作ったり計画的に貯金をしたりするのも大切です。ここでは、そのような専業トレーダーになりたいなら今からやるべきことについて説明します。

副業トレーダーで結果を出す

海外FXの専業トレーダーを目指すのであれば、「副業トレーダー」で結果を出しましょう。海外FXは参入障壁が低い傾向にあります。そのため、副業からでも始められます。まずは副業から始めて、目標として月5万円程度の利益を得られるように試行錯誤してみましょう。

目標金額を稼げるようになれば、あとは投資資金を5倍にするだけで計算上は月25万円稼げることになります。この状態で副業トレーダーから専業トレーダーに転身すれば安全です。

失敗と成功をたくさん繰り返す

海外FXの専業トレーダーを目指すのであれば、「失敗と成功」をたくさん繰り返しましょう。当然ではありますが、経験豊富な人の方がいろいろな勝ち筋を知っています。たくさんの勝ち筋を知っていた方が、専業になった後も困らないでしょう。そのために失敗と成功をたくさん繰り返す必要があります。

しかし、大きな金額で失敗を繰り返すと多額の損失が生じます。初めのうちは多額の損失を防ぎたいので、まずは少額から始めるようにしましょう。

たくさんの知識を取り入れる

海外FXの専業トレーダーを目指すのであれば、「たくさんの知識」を取り入れましょう。最近は、WebサイトやYouTubeなどから、無料で有益な情報を得られます。無料の情報でも高品質な情報が多いので、まずはそのようなところから知識を得ましょう。少しお金を出せるのであれば、本の購入やオンラインサロンへの加入も検討してみてください。

得意なトレードスタイルを作る

海外FXの専業トレーダーを目指すのであれば、「得意なトレードスタイル」を作りましょう。このトレードスタイルで取引をすれば高い確率で利益を得られるというものがあると、安心に繋がります。

大きくスキャルピング・デイトレード・スイングトレードと3種類ありますが、基本的に1つに絞ってください。すべてマスターしようとすると、どれも中途半端になる恐れがあります。

得意なトレード手法を作る

海外FXの専業トレーダーを目指すのであれば、「得意なトレード手法」を作りましょう。しかし、トレードスタイルと同様に、こちらも1つに絞ってください。多くても3つまでに留めておきましょう。

取得したいトレード手法が見つからない場合は、「順張り」をおすすめします。順張りはどのようなトレードスタイル、どのような相場状況でも使えるオールラウンドの取引手法です。比較的簡単なので、海外FX初心者でもすぐマスターできます。

順張りについて詳しくはこちらをご参考ください。
>海外FXの順張りとは?メリット・デメリットや上手く使うコツなどを徹底解説!

計画的に貯金もする

海外FXの専業トレーダーを目指すのであれば、「計画的に貯金」をしましょう。繰り返しになりますが、FX投資は投資資金が多い人の方が有利で低リスクです。例えば、投資資金1万円のAさんと投資資金100万円のBさんがいたとしましょう。2人とも月1万円を稼ごうとしています。Aさんの場合、月1万円稼ぐのであれば、月利100%を出さなければいけません。

しかし、Bさんの場合は月利1%で月1万円を稼げます。一般的に年利10%以上はハイリスクと言われています。1ヶ月で月利100%を目指すAさんは、かなり高いリスクを負っていると言えるでしょう。専業トレーダーを目指すのであれば、今のうちから少しずつ貯金をすることをおすすめします。

まとめ

今回は、専業トレーダーに向いている人と向いていない人の特徴を説明しました。専業トレーダーに向いている人を一言で表すのであれば、「投資資金が多い人」です。なぜなら、投資資金が多い方が低リスクで大きく稼げるからです。

不可能ではありませんが、少ない資金で専業トレーダーになるのは難しいでしょう。そのため、投資資金が極端に少ない人はまず節約をしてお金を貯めることをおすすめします。