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海外FXの両建てとは?やり方や初心者におすすめしない理由も解説!

海外FXでは「両建て」という取引方法があります。今回は両建てを使うメリット・デメリットや有効な使い方などについて解説します。海外FX初心者にはおすすめなのかも説明するので、ぜひ参考にしてください。

両建てとは

両建てとは、同じ通貨ペアで買いのポジションと売りのポジションを同時に保有することです。両方のポジションを同じタイミングで保有するため、利益と損失が相殺します。

例えば、米ドル/円が100円のときに両建て(1万通貨)したとします。米ドル/円が1円上昇したとすると、買いのポジションでは1万円の利益が出ています。しかし、売りのポジションでは1万円の損失が出ています。結果的に、損益は±0円です。どちらかのポジションを売却しない限り、±0円の状態が永遠に続きます。

IS6FXの両建てについてはこちらのガイドラインをよくお読みください。
>IS6FXのガイドラインはこちら

海外FXで両建てするメリット

それでは一体海外FXで両建てする意味はあるのでしょうか。まずは両建てするメリットについて解説します。

リスクヘッジになる

1つ目は、「リスクヘッジになる」ことです。両建ては、いろいろな使い方ができます。例えば、買いのポジションを保有していた際、数時間後に大きな経済指標が発表されたとします。このような場合、相場が激しく動くことが予想されるので、FXトレーダーは何か対策を打たなければと考えます。

そこで売りのポジションも保有し、両建てを行います。数時間後、経済指標が発表され、相場はかなり激しく動きましたが、FXトレーダーは両建てをしていたため損益は±0で済みました。経済指標発表後、相場が落ち着いてきたタイミングで、買いと売りのポジションを決済します。その結果、大きな損失を負わずにしっかり利益を得ることができました。両建てはこのような使い方もできます。

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含み損を減らせる

2つ目は、「含み損を減らせる」ことです。先ほども解説したように、両建てしている間は損益が±0になります。

つまり、両建てはこれ以上損失を増やしたくないというときにも有効です。しかし、あくまでも両建ては一時しのぎの戦略です。いつかは、タイミングを見計らってポジションを売却する必要があります。

海外FXで両建てするデメリット

海外FXで両建てするデメリットについて解説します。

コストがかかる

1つ目は、「コストがかかる」ことです。両建ては、買いと売り、両方のポジションを持って成立します。

当然、スプレッドはどちらにもかかるので、両建てする場合は通常の2倍コストがかかります。両建てを大量に行うと、コストだけがかさむので注意しなければいけません。資金力や狙う利益の額にもよりますが、海外FX初心者であれば、両建ては3個以内におさめるのが良いかもしれません。

ある程度の資金力が必要

2つ目は、「ある程度の資金力が必要」なことです。両建てするためには、2つのポジションを保有する必要があります。その場合、当然ながら2つのポジションを買えるほどの資金力が必要です。少額で海外FXをしている人は少し厳しい取引手法になるでしょう。

しかし、取引所によっては両建てすると必要な証拠金が0円になる場合もあります。そのため、少額の資金で両建てしたい人は、そのような海外FX取引所を使いましょう。

スワップポイントが得られなくなる

3つ目は、「スワップポイントが得られなくなる」ことです。先ほど、両建てすると利益と損失が相殺すると説明しました。これはスワップポイントにも当てはまります。

買いのポジションでスワップポイントを受け取っていても、売りのポジションでスワップポイントを支払わなければいけないので、結果的に±0円になります。そのため、スワップポイントを狙って取引している人は、なるべく早く両建てを解消しましょう。

両建ての有効な使い方

両建ての有効な使い方を紹介します。

節税対策

「節税対策」をするときは、両建てが有効です。なぜなら、その年の利益を少なくすることができるからです。例えば、年間20万1,000円の利益が出ていた場合、会社員であれば確定申告が必要です。

ここで両建てをします。買いのポジションは+2,000円、売りのポジションは-2,000円で、年内に売りのポジションを手放します。そうすると、年内の利益は19万9,000円(20万1,000円-2,000円)になります。

これであれば、年間の利益は20万円以下なので、確定申告をする必要はありません。そして、年明けに買いのポジションを決済し、2,000円の利益を手に入れれば、累計利益は20万1,000円に戻るという風になります。

経済指標発表時のリスク軽減

「経済指標発表時のリスクを軽減」したい場合は、両建てが有効です。やり方は、メリットで紹介したリスクヘッジの解説と同じです。経済指標発表前に両建てを行い、相場が落ち着いてきたらタイミングを見て決済します。

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両建ての注意点

両建ての注意点を紹介します。

損失が消える訳ではない

1つ目は、「損失が消えるわけではない」ことです。両建てをしていると、損失が一時的に消えます。

しかし、これは両建てしているから消えているだけであって、完全に消えている訳ではありません。両建てを解除した瞬間、眠っていた損失が現れます。そのため、両建てしてOKではなく、どうしたら損失を消せるかしっかり考えるようにしましょう。

塩漬けに使うのはリスクが高い

2つ目は、「塩漬けに使うのはリスクが高い」ということです。塩漬けとは、ポジションを保有し続ける行為です。塩漬けに両建てを使うというのは、確かに戦略として確立しています。

しかし、かなり計画的に行わないと多額の損失を負う可能性があるので注意しなければいけません。塩漬けを両建てでカバーする前に、その他の方法で解決できないか考えましょう。

FXの塩漬けについてはこちらもご参考ください。
>FXの塩漬けがおすすめされない理由とは。海外FX初心者には難しい方法?

海外FXの本質的なスキルが身につかない

3つ目は、「海外FXの本質的なスキルが身につかない」ことです。海外FXで勝っていくためには、損失を小さくして利益を大きくする「損小利大」のトレードを目指す必要があります。しかし、両建てを使うとこのスキルが身につきづらいのでおすすめできません。

損失が出ても両建てで逃げればいいという思考になってしまう可能性があるからです。難しくて大変ですが、中長期的に海外FXで勝っていきたいのであれば、本質的なスキルを身につける必要があるかもしれません。

両建てを使った取引手法

両建てを使った取引手法を紹介します。

うねり取り

1つ目は、「うねり取り」です。うねり取りとは、通貨ペアの値動きを把握して、買いと売り、どちらからも利益を狙う取引手法です。具体的なやり方を紹介します。

1.中長期目線で1つ目のポジションを保有する
2.中長期ポジションで十分な利益が出るまで、短期トレードで売買を繰り返す
3.十分な利益が出たら中長期ポジションも決済する

基本的に大きなトレンドが変わるまで中長期ポジションは持ち続けます。

ナンピン×両建て

2つ目は、「ナンピン×両建て」の組み合わせです。この取引手法は、下値でポジションを買い増し、平均取得単価を少しずつ下げていく取引手法です。例えば、1ドル=100円の米ドルを買いと売りでポジションを購入したとします。

その後は、米ドルが1円値下がりするごとに買いと売りのポジションを購入し続けます。これを淡々と続けていれば、平均購入単価は95円になるはずです。つまり、95円を超えた瞬間に利益が発生します。そして、売りのポジションを95円以下で売り抜けば合計の損益はプラスになります。

海外FX初心者に両建てはおすすめしない

両建ては、非常に便利な取引手法です。しかし、海外FX初心者にはおすすめしません。なぜなら、本質的な取引スキルが身につかないからです。

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海外FX初心者は、まず基礎となる本質的な取引手法を身に付けるべきです。その後に、応用として両建てを使いましょう。初めから両建てに手をつけると、修正が難しくなるので気をつける必要があります。

海外FX初心者におすすめの取引手法

海外FX初心者におすすめの取引手法をいくつか紹介します。

トレンドカバー

1つ目は、「トレンドカバー」です。トレンドカバーとは、相場の流れに沿ってエントリーしていく取引手法です。最もスタンダードでありながら、非常に強力な取引戦略なのでまずはこれをマスターしてみてはいかがでしょうか。

やり方は簡単です。まず、4時間足以上のチャートを見て、大きなトレンドをチェックしてください。そして、1時間足以下のチャートを見て、小さなトレンドをチェックしてください。

その後、大きなトレンドと小さなトレンドが一致したタイミングでエントリーします。決済のタイミングは、小さなトレンドが転換したときです。

レジスタンスラインとサポートラインを使った手法

2つ目は、「レジスタンスラインとサポートラインを使った手法」です。レジスタンスラインとは上値抵抗線のことで、サポートラインとは下値支持線のことです。

レジスタンスラインをチャートが超えたら買いでエントリー、サポートラインを下回ったら売りでエントリーしていきます。

RSIを使った手法

3つ目は、「RSIを使った手法」です。RSIとは、通貨の売買比率を知ることができるテクニカル分析です。0から100の数値で表されています。

数値が70以上で「買われ過ぎ」、数値が30以下で「売られ過ぎ」と判断します。そのため、数値が70以上になったら売りでエントリー、数値が30以下になったら買いでエントリーしましょう。

両建てに頼らず取引のリスクを低くする方法

両建てに頼らず取引のリスクを低くする方法は、以下の通りです。

・取引ロット数を少なくする
・撤退ラインをあらかじめ決める
・メジャー通貨を使う

特に「取引ロット数を少なくする」というやり方は、効果的です。まずは小さなロットから始め、海外FXに慣れましょう。慣れてきたら、徐々にロット数を増やしてみてください。

両建ては有効な戦略だが初心者にはおすすめしない

今回は、海外FXで使える両建てについて説明しました。両建てとは、買いと売りのポジションを同時に保有することです。損失を一時的に消せたり節税対策に有効だったりと、いろいろなメリットがあります。

しかし、デメリットもあるので気を付けてください。特に海外FX初心者は本質的な取引スキルが身につきづらいため、両建てをおすすめできません。まずは、トレンドカバーやRSIなどを使って、基本的な取引手法を身につけてみてはいかがでしょうか。