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OCO注文とは?注文方法やコツ、IFD注文との違いについても徹底解説!

「IFD注文」「IFO注文」について解説しましたが、今回は「OCO注文」について解説します。OCO注文は、相場の予測ができない場合や上手く利益確定・損切りできない場合に役立つ注文方法です。OCO注文を覚えるだけで他のFXトレーダーに差をつけることができるので、ぜひ参考にしてみてください。

OCO注文の概要!IFD注文との違いとは

OCO注文について、IFD注文との違いもあわせて説明していきます。

OCO注文とは

OCO注文とは、2種類の注文を同時に出し、片方の注文が確定した場合、もう片方の注文は自動的にキャンセルになる注文方法です。例えば、米ドル/円を100円のときに購入したとします。

相場はどちらに動くか分かりません。そこで、「米ドル/円が105円になったら利益確定する」「米ドル/円が95円になったら損切りする」という注文を入れたとします。そして、数日後には、米ドル/円が105円になりました。

すると、「米ドル/円が105円になったら利益確定する」の注文が実行され、「米ドル/円が95円になったら損切りする」という注文は自動的にキャンセルされます。このような、相場がどちらに動くか分からない場合におすすめしたい注文方法です。

IFD注文との違い

IFD注文とは、1つの新規注文に対して1つの決済注文が出せる注文方法です。OCO注文との違いは、「決済注文として出せる数」です。IFD注文は1つの決済注文しか出せませんが、OCO注文は利益確定と損切り、2つの決済注文を出すことができます。

IFD注文について詳しくはこちらもご参考ください
>>IFD注文とは?マスターすればローリスク・ハイリターンな取引が可能に!

OCO注文の4つのメリット

OCO注文の4つのメリットについて解説します。

2つの注文を同時に出すことができる

OCO注文のメリット1つ目は、「2つの注文を同時に出せる」ことです。例えば、「○○円になったら利益確定の注文を出し、○○円になったら損切りの注文を出す」ということができます。

トレードを半自動化できる

OCO注文のメリット2つ目は、「トレードを半自動化できる」ことです。OCO注文は利益確定注文と損切り注文を同時に出せるため、新規注文のみしておくことで、後は自動的に利益確定、もしくは損切りを行ってくれます。

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機械的なトレードができる

OCO注文のメリット3つ目は、「機械的なトレードができる」ことです。OCO注文は何があったとしても注文通りに取引します。そのため、自分の感情に左右されず、機械的なトレードをしたいという方におすすめです。

リスクをコントロールできる

OCO注文のメリット4つ目は、「リスクをコントロールできる」ことです。OCO注文は利益確定注文の他に損切り注文も出せるため、損失を限定的にできます。これにより、「想定外の損失を負ってしまった」という状態に陥るのを防ぐことができます

OCO注文のデメリット

OCO注文のデメリットについても解説します。

利益を伸ばせない

OCO注文のデメリット1つ目は、「利益を伸ばせない」ことです。利益確定注文を出すと、必ずその価格で利益を確定されてしまいます。そのため、チャートがそれ以上伸びた場合は、本来得られるはずだったら利益が得られなくなります。

ポジションの一部だけを決済することはできない

OCO注文のデメリット2つ目は、「ポジションの一部だけを決済することはできない」ことです。「米ドル/円を1ロット保有しているが、0.5ロットだけ決済する」という注文は出せませんので、注意しましょう。

一方向のみの注文しかできない

OCO注文のデメリット3つ目は、「一方向のみの注文しかできない」ことです。「買い注文だけ、売り注文だけを出す」のはできますが、「買いと売りの注文を同時に出す」のはできないので、注意しましょう。

トリガーレートに達さない限り、約定しない

OCO注文のデメリット4つ目は、「トリガーレートに達さない限り、約定しない」ことです。トリガーレートとは、指値注文または逆指値注文のどちらかが執行されるレートのこと。つまり、米ドル/円を110円で決済するという注文を出していたとしても、110円に達さなければいつまで経っても注文が執行されないという現象が起こってしまいます。

OCO注文の注意点

OCO注文の注意点についても解説します。

価格の幅が広すぎると約定しないことがある

OCO注文を出しても、価格の幅が広すぎると約定しないことがあるので注意が必要です。理由は単純で、注文を出した価格まで到達しない場合があるからです。そのため、指値注文と逆指値注文の値幅はなるべく狭くすることをおすすめします。

スリッページする場合がある

指値注文と逆指値注文は、注文処理方法が異なるため、OCO注文を出してもスリッページする場合があるので注意が必要です。スリッページしやすいのは、逆指値注文の方です。そのため、トレードするときは、スリッページする可能性があることを頭に入れておきましょう。

OCO注文の使い方は4パターン

OCO注文の使い方をパターン別に解説していきます。

指値買い+逆指値買いでエントリーするパターン

指値買い+逆指値買いは、上昇トレンドが形成されている場合に使いましょう。だましを避けるために、現在価格よりも低い価格で指値買い注文を入れ、予想が外れた場合に備えて逆指値買い注文を入れるという使い方が効果的です。

指値売り+逆指値売りでエントリーするパターン

指値売り+逆指値売りは、下降トレンドが形成されている場合に使いましょう。現在価格よりも高い価格で指値注文を入れ、そのまま下落した場合に備えて逆指値売り注文を入れるという使い方が効果的です。

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指値買い+逆指値買いで決済するパターン

指値買い+逆指値買いは、売りポジションを保有している場合に使いましょう。現在の価格よりも低い価格で利益確定注文を出し、現在よりも高い価格で損切り注文を出すという使い方が効果的です。

指値売り+逆指値売りで決済するパターン

指値売り+逆指値売りは、買いポジションを保有している場合に使いましょう。現在の価格よりも高い価格で売りの決済注文を出し、現在よりも低い価格で買いの決済注文を出すという使い方が効果的です。

実践を意識したOCO注文の使い方

実践でOCO注文を行う際に意識するべきことを紹介します。

レジスタンスラインとサポートラインを意識する

OCO注文を使う場合、レジスタンスライン(上値を支えているライン)とサポートライン(下値を支えているライン)を意識しましょう。この2つのライン付近に来ると、チャートは跳ね返るかそのまま突き抜けるため、そこを狙ってOCO注文を出しましょう。

例えば、「反転した場合を想定してレジスタンスラインよりも下の価格で逆指値売り注文」を入れ、「突き抜けた場合も想定してレジスタンスラインよりも上の価格で逆指値買い注文」を入れるという感じです。

トレンドを意識する

OCO注文を使う場合は、トレンドを意識してみましょう。トレンドが発生していたとしても、その方向にずっと動く訳ではありません。基本的には上がったり下がったりを繰り返しながら、一方向に進んでいきます。

そこで、上昇トレンドであれば「下がったとき」を、下降トレンドであれば「上がったとき」を狙ってOCO注文を入れましょう。しかし、そのままトレンドが終了する可能性もあるので、しっかり損切り用の注文を入れておきましょう。

経済指標を意識する

OCO注文を使う場合は、経済指標を意識してみましょう。経済指標が発表されると相場が大きく動くのですが、発表されるまでどちらに動くかはわかりません。そこで、OCO注文を使い、逆指値売り注文と逆指値売り注文を入れます。

しかし、経済指標を狙って取引するトレーダーの数が多いため、希望通りの価格で約定しない場合があります。そのため、最悪損失を負っても良いように、取引ロット数は通常よりも低めにしておきましょう。

OCO注文のコツ

OCO注文を入れる場合のコツとはどんなものがあるか紹介します。

「売り」でOCO注文を入れる場合のコツ

売りでOCO注文を入れる場合は、スワップポイント(通貨ペア間の金利差)を意識してみましょう。ユーロ円のように売りから入るとスワップポイントを毎日受け取れる通貨ペアもあるのですが、多くの場合、売りから入るとスワップポイントを支払わなければいけません。

長期トレードになるとスワップポイントがかさみ、大きな損失に繋がる場合があるので、売りでOCO注文を入れる場合は、長期目線ではなく短期目線で注文を入れるのがコツです。

「買い」でOCO注文を入れる場合のコツ

買いでOCO注文を入れる場合も、売り注文のときと同様にスワップポイントを意識してみましょう。

円が絡む通貨に関しては、買いでエントリーすると、多くの場合、スワップポイントをトレーダーが受け取れます。そのため、買いでOCO注文を入れる場合は、短期目線ではなく、長期目線で注文を入れるのがコツです。

注文方法も簡単!FX初心者はOCO注文を活用してみよう

今回は、OCO注文に関して解説してきました。最後にもう一度、OCO注文についておさらいしてみましょう。

・2種類の注文を同時に出し、片方の注文が確定した場合、もう片方の注文は自動的にキャンセルになる注文方法
・2つの注文を同時に出すことができ、トレードを半自動化できるメリットがある
・ポジションを一部だけ決済することはできず、利益を伸ばしづらいのがデメリット
・レンジ相場やトレンド相場など、様々な場面で活用できる
・売りでエントリーする場合は短期目線で、買いでエントリーする場合は長期目線で注文を出すのがコツ

OCO注文は、利益確定と損切りの注文を同時に出すことができるため、FX初心者は活用したい注文方法です。注文方法も利益確定の価格と損切りの価格を設定するだけと簡単なので、使い方をマスターして自身のトレードに取り入れてみてはいかがでしょうか。