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海外FXのナンピンとは?リスクが高い理由やメリット・デメリットについて解説!

FXトレードでの売買方法の一つに「ナンピン」という取引手法があります。この取引手法は、「海外FX初心者ならナンピンは使うな」と言われることがあるほど、リスクの高いFX取引のやり方です。しかし、使い方によっては最大の武器にもなり得るのがナンピンの特徴でもあります。

今回は、ナンピンの基礎知識やリスクが高いと言われている理由、そしてナンピンと相性が良い相場や使いこなせる人の特徴などを具体的に説明していきます。ナンピンが危険と言われている理由や正しく使うにはどうすれば良いのか悩んでいる海外FX初心者の方はぜひ参考にしてみてください。

ナンピンの基礎知識

はじめに、ナンピンの基礎知識を押さえておきましょう。

ナンピンとは

ナンピンとは、相場が予想とは逆方向に進んだ場合に、損切りせず買い増ししていく取引手法のことです。例えば、米ドル/円の価値が上昇すると予測し、100円のときに通貨を購入したトレーダーがいたとします。

しかし、このトレーダーの予想は外れて99円まで下がってしまいました。通常であれば、ここで損切りをするトレーダーが多いですが、今回のトレーダーは99円になったタイミングでさらに通貨を購入しました。このような行為をナンピンと言います。

ナンピンはかなりリスクが高い手法

先ほどの取引事例でお気づきかもしれませんが、ナンピンはかなりリスクが高い取引手法です。相場が予想とは逆方向に進むと、もちろん損失が増えていきます。また、買い増しをしているため、逆方向に進めば進むほど雪だるま方式に損失が膨らんでいき、最終的には全ての資産を失うという状況になりかねません。

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そして、実際、数億円の利益が出ていたのにもかかわらず、ナンピンをした結果、数百万円まで資産が減ったという投資家も存在するようです。まずは、ナンピンを使ったFX取引は非常にリスクが高いということを覚えておきましょう。

ナンピンのメリット

ナンピンのメリットは、逆転できる可能性があることです。例えば、米ドル/円を100円のときに購入した場合、100円以上の価格にならなければ利益が出ません。しかし、95円まで下落したが、1円下落するごとに買い増ししていったと仮定した場合、逆転できる可能性が高まります。

なぜなら、米ドル/円の平均購入価格は97.500円( (100円+99円+98円+97円+96円+95円)÷6=97.500円 )になるからです。つまり、米ドル/円の価格が97.500円以上になれば利益を得られるということです。そのため、ナンピンは戦略的に使えば、非常に有効な取引手法であるともいえます。

ナンピンのデメリット

ナンピンのデメリットについては、複数点ありますので一つずつ説明していきます。

失敗した場合は大きな損失を負うことになる

ナンピンが高いリスクを持っていて、雪だるま式に損失が膨らんでいく可能性があると説明してきたとおり、相場が回復しない限り、損失は増え続けていきます。

さらに、買い増ししているため、損失額は通常よりも早いスピードで膨れ上がっていきます。これにより、数百回の取引で得た利益を一度の取引で全て失うといったリスクがあります。ナンピンを使う場合には十分に気を付ける必要があります。

ロスカットのリスクが高まる

FX取引所では、急な市場の変化で大きな損失が発生した際に、損失拡大を防ぐ自動ロスカットを執行するるためのロスカット率を必ず定めています。

例えば、投資資金100万円のトレーダーがロスカット率20%の取引所でFX取引を行う場合、80万円の損失が出た時点で強制的にロスカットが執行されます。買い増しをしていけばいくほど、ロスカット率が上がるので注意しましょう。

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>IS6FXの自動ロスカットについて

機会損失を生む場合がある

一度逆方向に進んだ相場が回復するまでは、かなりの時間がかかります。数時間や数日で戻る可能性は低く、長ければ相場が戻るまで数ヶ月かかる場合もあります。

しかし、絶好のエントリーポイントは、この数ヶ月の間に何度も訪れるかもしれません。ナンピンによって投資できる金額がなければ、このチャンスを逃すことになります。早めに損切りし、次のチャンスを見つけた方が良い場合もあるので、なるべく早めに決断する必要があります。

ナンピンは必ずしも悪い手法ではない

ナンピンのネガティブな部分ばかりお伝えしてきましたが、「ナンピン=悪い手法」とは言い切れません。なぜなら、ナンピンを駆使して50万円を5億円に増やしたというようなナンピンで成功したトレーダーが実在するからです。

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具体的には、ナンピンすることを前提に、少ないロット数で勝負を仕掛けていくという取引手法です。ナンピンは、正しく使えば非常に有効な取引手法なので、リスクが高い手法だから悪い手法とは言い切れません。

ナンピンを使いこなせるトレーダーの特徴

海外FX初心者には難しいナンピンですが、ナンピンを使いこなせるトレーダーの特徴を紹介していきます。

投資シナリオを立てられる

根拠のある投資シナリオを立てられるトレーダーは、使いこなせるかもしれません。例えば、米ドル/円の98円と95円に強いサポートラインがあった場合に、「95円まではナンピンをしていくが、それ以上下落した場合は損切りしよう」と、先までシナリオを立てて投資計画を考えられるようなトレーダーです。そのため、しっかりと根拠のある投資シナリオを立てて、ナンピンを使うようにしましょう。

FX投資経験を積んでいる

少なくとも半年以上FX取引をしているようなトレーダーやある程度相場を見ることができるようになっているトレーダーは、使いこなせるかもしれません。ナンピンは、買い増しをしていくだけと簡単な手法なのですが、非常に奥が深い取引手法です。

一歩間違えれば資産が全てなくなるリスクを負いながらナンピンを使うわけですから、相場を見ることができる程度にはFX経験が必要になります。

ナンピンを使いこなせないトレーダーの特徴

投資シナリオを立てられないトレーダーやFX投資経験が浅いトレーダーの他に、含み損を気にしてしまうトレーダーは、ナンピンを使いこなせない可能性があります。

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ナンピンを行えば、含み損が増えていきますが、損切りするべきなのかナンピンしていくべきなのか、冷静に相場を見極める必要があります。そのため、含み損を負うと気になって何度もチャートを見てしまうというトレーダーは、投資シナリオ通りに行かない可能性が高いため、他の手法を使った方が良いかもしれません。

ナンピンが向いている相場と向いていない相場

FX市場にはナンピンが向いている相場と向いていない相場があります。

ナンピンとレンジ相場は相性が良い

ナンピンと相性が良い相場は「レンジ相場」です。レンジ相場とは、一定の価格内をチャートが行ったり来たりする相場のことです。そのため、レンジ相場でナンピンを行えば、高い確率で元の相場まで戻ってくることがあります。

また、一定の価格内を上下しているため、利益確定するラインや損切りするラインも明確です。意識する部分はレンジのレジスタンスラインとサポートラインだけなので、海外FX初心者でもすぐに活用しやすいかもしれません。

ナンピンとトレンド相場は相性が悪い

ナンピンと相性が悪い相場は「トレンド相場」です。トレンド相場とは、一方向に進んでいく相場のことです。基本的に明確な材料がない限り、トレンドは続いていきます。つまり、経済状況や景気が良い状態が続けば、相場は上がり続けるのです。

このような場合には、高い確率で元の相場まで戻ってこないことがありますので、トレンド中にナンピンをしてしまった場合はすぐに損切りするのが得策かもしれません。

ナンピンを行ううえで意識すべきこと

海外FXでナンピンを行うなら意識しておくべきことを解説します。

ナンピンの回数をあらかじめ決めておく

ナンピンを行う回数をあらかじめ決めておくことで、もし損切りすることになっても、比較的小さい損失で済む可能性があがります。回数を決めずにナンピンし続けてしまうと、持てるポジション全てを使ってしまう恐れがあります。

取引ロット数を低くする

ナンピンを駆使して億万長者になったトレーダーも意識していたと言われているのが、取引ロット数を低くすることです。例えば、10円逆行した場合、10万通貨保有していれば100万円の損失ですが、1万通貨保有していれば10万円の損失で済みます。そのため、ナンピン前提で取引する場合は取引ロット数を通常よりも低くしておくようにしましょう。

海外FX取引所を使う

国内FX取引所で取引を行う場合は、投資資金以上の損失が出ると追証が発生します。追証とは、簡単にいうと追加の入金を求めらることです。つまり、マイナス分を返済する必要があります。

しかし、海外FX取引所は基本的に追加の入金を求めない「ゼロカットシステム」を導入しています。例えば、1億の損失が出ても無条件で帳消しになるため、借金を避けることができます。

IS6FXのゼロカットシステムについてはこちらをご覧ください
>IS6FXの0カットシステムについて

短期ではなく長期で投資シナリオを立てる

通貨にはある程度の適正価格が定められているため、長期で見ると通貨の価格はずっとレンジ相場になっています。つまり、逆行しても長い期間待っていれば、高確率で相場が元の水準まで戻ってくるともいえます。そのため、ナンピンを組み込んだ戦略は、長期目線で立てることをおすすめします。

根拠のあるナンピンを行う

根拠のないナンピンは、投資ではなくギャンブルになります。運に左右されるような取引手法を続けていると、いずれ破産してしまう可能性が高いため十分に注意が必要です。

スワップポイントが高い通貨で取引する

ナンピンを前提とした取引は、必然的に長期戦になります。その場合は、トルコリラのようなスワップポイントが高い通貨で取引してみるのも良いかもしれません。上手くいけば、為替利益とスワップポイント利益の二重取りができるかもしれません。

ナンピンは中級者から上級者向けの取引手法

ナンピンはリスクが高く、海外FX初心者には難しい手法と言われることが多いですが、正しく使えば非常に有効な取引手法です。正しく使うためには投資シナリオをしっかり立てたり、資金管理を徹底したりと最悪の状況を想定した対策を練る必要があります。相場に慣れるまでしっかり経験を積むようにしましょう。

慣れてきたと感じることができれば、その際はナンピンに挑戦してみても良いのではないでしょうか。