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追証とは?海外FXはゼロカットシステムで追証なし!ロスカットとの違いについても解説します

追証(おいしょう)とは、追加証拠金を省略した言葉です。ハイレバレッジの海外FXを行うのはリスクが高いと考える方も多いかと思いますが、海外FXにはゼロカットシステムがあるため、追証で追加の入金をする必要がありません。反対に、国内FXで取引を行うトレーダーの中には、追証に怖いイメージを持つ方も多いようです。

今回は追証について、国内FXにて追証が発生した場合の対処方法や追証の発生を防ぐ方法から、ロスカットとの違い、海外FXのゼロカットシステムについてまで幅広く解説していきます。

追証(追加証拠金)は大きく2種類に分けられる

追証(追加証拠金)とは、その名の通り、証拠金の追加入金が求められる制度です。追証には2種類のパターンがありますので、まずはどういった追証の種類があるのか解説していきます。

口座残高がマイナスになった場合の追証(追加証拠金)

FX取引を行うと、口座残高は変動していきます。利益を得ればプラスになりますし、損失を負えばマイナスになります。この時、口座残高が0円以下になると、「取引資金が無いので入金してください」と追加の入金を求められます。

これが、口座残高がマイナスになった場合に求められる追証です。このようになった場合は、口座にマイナス分を入金する必要があります。

証拠金維持率が低くなった場合の追証(追加証拠金)

FX取引を行うと、口座残高の他に「証拠金維持率(時価評価総額に対する必要証拠金割合)」も変動します。この証拠金維持率が、各FX取引所が独自に定めている一定割合を下回ると、「既定の証拠金維持率を下回ったため、入金してください」と追加の入金を求められます。

これが、証拠金維持率が低くなった場合に求められる追証です。この場合も、先ほどと同じように資金を入金すれば解決します。

証拠金や証拠金維持率については、こちらのコラムをご参考ください。
>>証拠金とは?必要証拠金・有効証拠金・余剰証拠金の意味と計算方法を徹底解説!

追証(追加証拠金)が発生しやすい3つのタイミング

追証が発生しやすいタイミングとは

追証が発生しやすいタイミングは、大きく3つに分けられます。

・月曜日
・相場が急変した場合
・ロスカットが機能しなかった場合

実際、過去には数分間で1500pips近く為替が変動した「スイスフランショック」が起きました。このように、大きな為替変動だと、ロスカット(強制決済システム)が機能しません。その場合、口座残高以上の損失を負うことがあります。そうなると、当然口座資金がマイナスになるので、追証が発生します。

追証(追加証拠金)が発生した場合の対処方法

追証が発生した場合の対処方法は、以下の2つです。

・FX取引口座に資金を入金する
・ポジションを全て、または一部決済する

この場合、最も簡単なのはFX取引口座に資金を追加入金することです。追証が発生したからといって特別な手続きを行う必要はありません。通常通り、銀行振り込みやクレジットカード払いなどで資金を入金すれば良いだけです。

追証(追加証拠金)を支払わなかった場合どうなるのか?

追証が発生しているのにも関わらず放置しておくと、保有しているポジション全てが強制的に決済されてしまいます。しかし、強制決済しても口座残高がマイナスである場合は、FX取引所からマイナス分の一括返済を求められます。

FXで借金を負ったという方もいますが、その理由の一つに「マイナス分を一括返済できるほどの資金が手元になかった」という理由があります。そのため、追証が発生しないように取引ロット数を低くしたり逆指値を設定したりと、予め対策しておきましょう。

追証(追加証拠金)の発生を防ぐ方法

追証の発生を防ぐ方法

ここでは、追証の発生を防ぐ方法を説明していきます。

追証(追加証拠金)が発生する前に口座残高を増やす

追証の発生を防ぐ方法1つ目は、「追証が発生する前に口座残高を増やす」ことです。この方法は、簡単かつ手軽にできるため最もおすすめしたい方法です。

追証は「口座残高がマイナスになった場合」「証拠金維持率が一定水準以下になった場合」のどちらかが起こった場合に発生します。しかし、口座残高を増やせばマイナスになることは防げますし、証拠金維持率も高くなります。そのため、FX取引資金とは別に、追加入金用資金を用意しておくと良いでしょう。

両建てを行う

追証の発生を防ぐ方法2つ目は、「両建てを行う」ことです。両建てとは、買いポジションと売りポジションを同通貨数で保有することです。例えば、買いポジションを1lot、売りポジションを1lot同時に保有するという感じです。

FX取引所によって異なりますが、両建てすると必要証拠金が0円になります。また、損失がそれ以上増えなくなりますし、証拠金維持率もそこから変動しなくなります。その場しのぎにはなってしまいますが、追加で入金できる資金がない場合は、両建てを行いましょう。

保有しているポジションの一部、または全てを決済する

追証の発生を防ぐ方法3つ目は、「保有しているポジションを一部、または全て決済する」ことです。ここで、注意していただきたいのは、「利益が出ているポジションではなく、損失が出ているポジションを決済する」ということです。

利益が出ているポジションを決済すると、一時的に口座資金と証拠金維持率が回復するのですが、保有しているもう片方の損失が膨らむと回復した口座資金と証拠金維持率が再度低くなります。しかし、損失が出ているポジションを決済することで、損失が膨らむのを防ぐことができます。そのため、ポジションを決済する場合は、損失が大きいものから決済していきましょう。

追証(追加証拠金)が発生しないようなトレードを心がける

追証の発生を防ぐ方法4つ目は、「追証が発生しないようなトレードを心がける」です。根本的に、追証が発生するということは、リスクが高いトレードをしている証拠とも言えます。リスクが低いトレードをしていれば、追証が発生することはまずありません。

リスクが高いトレードとは、資金に対してロットやレバレッジが高すぎる取引のことです。そのため、レバレッジや取引ロット数を調整したり、口座残高の1%~5%以内で取引したりといった方法をとってみるのも良いかもしれません。

追証(追加証拠金)とロスカットの違いとは?

ロスカットについては、追証(追加証拠金)が発生しやすい3つのタイミングでも少し説明しましたが、今度は追証とロスカットの違いについて説明していきます。

ロスカットとは

ロスカットとは、強制決済システムのことです。FX取引所によって異なりますが、証拠金維持率が一定水準以下になった場合、ロスカットが執行されます。

例えば、ロスカット率が50%のFX取引所でトレードしていたとしましょう。口座残高が100万円であれば、50万円の損失が出た場合にロスカットが執行されます。

ロスカットについては、こちらのコラムをご参考ください。
>>ロスカットとは?仕組みや計算方法、回避方法について

ロスカットと追証(追加証拠金)の違い

まず、それぞれの用語の意味を再確認しましょう。

・ロスカット:強制決済システムのこと
・追証:証拠金の追加入金を求められる制度のこと

つまり、ロスカットと追証では、役割が違います。

ロスカットがある場合でも追証(追加証拠金)は発生する

ロスカットがある場合でも追証は発生するので注意しましょう。ロスカットは、あくまでもトレーダーを追証から守ってくれる救済システムであり、追証自体の発生を防ぐシステムではありません。

そのため、ロスカットが機能せず、口座残高がマイナスになった場合や証拠金維持率が一定水準以下になった場合、当然のことながら追証が発生します。

海外FXは追証(追加証拠金)が発生しないことが多い

海外FXは追証なし

海外FXは、ゼロカットシステムを導入しているところが多いため、基本的に追証は発生しません。ここでは、海外FXが導入しているゼロカットシステムについて解説していきます。

海外FXが導入しているゼロカットシステムとは

ゼロカットシステムとは、口座残高のマイナス分をFX取引所が負担し、トレーダーの損失をゼロにしてくれるシステムです。

例えば、口座残高が10万円の時に15万円の損失が出た場合、国内FXであれば5万円を支払わなければいけません。しかし、ゼロカットシステムを導入している場合、この5万円は海外FX取引所が負担します。そのため、FXで借金を負うリスクはゼロになります。

ロスカットとゼロカットシステムの違い

ロスカットとゼロカットシステムの違いは、「執行されるタイミング」です。

ロスカットは、FX取引所が定めている証拠金維持率を下回った瞬間に執行されます。しかし、ゼロカットシステムは、証拠金維持率が下回ったとしても執行されず、口座残高がマイナスになった場合に執行されます。そのため、順番としては、先にロスカットが執行され、その後にゼロカットシステムが執行されます。

ゼロカットシステムのメリット・デメリット

ゼロカットシステムのメリットは以下の通りです。

・追証(追加証拠金)が発生しない
・少ない資金で大きな利益が狙える

追証が発生しないため、ハイリターンな取引が可能になります。

反対に、ゼロカットシステムのデメリットは以下の通りです。

・取引所破綻リスクが伴う
・悪用した場合は口座が凍結されることがある

ゼロカットシステムを導入しているFX会社は独自のルールを定めていることが多いため、必ず取引する前にルールを確認しましょう。

>>is6comのゼロカットシステムについてはこちら

追証が怖い場合は海外FXを利用しよう

今回は、追証について解説してきました。追証は、口座残高がマイナスになった場合や証拠金維持率が一定水準以下になった場合に発生します。国内FXにおいては追証が解消できない場合、一括返済を求められるというように、ペナルティが発生するため注意しましょう。

海外FXは、is6comのようにゼロカットシステムを導入しているところが多いため、追証は基本的に発生しません。「追証で悩みたくない」「FXで借金を負いたくない」とった不安を持たれている方には、国内FXではなく海外FXをおすすめいたします。