FXの買い・売りとは?海外FX初心者におすすめはどっち?判断方法も解説!

海外FXで取引をするのであれば「買い」「売り」を覚えなければいけません。なぜなら、買いと売りは取引の基本だからです。

今回は、海外FXで使う「買い」と「売り」についての説明、そして買いでエントリーすれば良いのか、売りでエントリーすれば良いのか、その判断方法についても解説します。

海外FXの「買い」と「売り」について

まずは、海外FXの「買い」と「売り」について説明します。

「買い」とは

買いとは、「取引する通貨を購入すること」です。「ロング」と言われることもあります。

ではどのような場合に「買い」を行うのか。例えば、価格が100円の米ドル/円を購入したとします。数時間後、米ドル円が101円になったので、米ドル/円を売りました。この場合は、差額の1円が利益になります。

反対に米ドル/円が99円になった場合に売却していたら、1円の損失になります。つまり、基本的に買いは「現在よりも通貨の価格が上昇しそう」と読む場合に使います。

「売り」とは

売りとは、「取引する通貨を売却すること」です。「ショート」と言われることもあります。

ではどのような場合に「売り」を行うのか。例えば、先ほどと同じく米ドル/円の価格が100円だとします。今回は、「売り」から入ります。

米ドル/円が98円まで価格が下がったタイミングで通貨を購入すれば、2円の利益です。反対に米ドル/円が102円まで上昇した場合なら2円の損失です。つまり、売りは「現在よりも通貨の価格が下がりそう」と読む場合に使います。

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「買い」と「売り」の見極め方

買いと売りの見極め方を説明します。

チャートが右肩上がりなら「買い」

先ほど「通貨の価格が上昇しそうと読むのであれば買い」と説明しました。そのため、チャートが右肩上がりであれば「買い」でのエントリーを検討しましょう。

余裕があればチャートの角度もチェックしてください。チャートが急激に上がっていれば、上昇する力が強いと判断できます。一方で、角度が緩やかであれば上昇する力が弱い、もしくは上昇が終わる可能性が高いと判断できます。

チャートが右肩下がりなら「売り」

先ほど「通貨の価格が下がりそうと読むのであれば売り」と説明しました。そのため、チャートが右肩下がりであれば「売り」でのエントリーを検討しましょう。

チャートが急激に下がっているのであれば「売りの力が強い」と判断できます。しかし、チャートが急落している場合は、反発する力も強い傾向にあります。そのため、急落しているからといってそこで大勝負をかけるのはおすすめしません。

海外FX初心者におすすめなのは「買い」

買いと売りについて説明してきましたが、海外FX初心者におすすめなのは「買い」です。なぜなら、相場は上昇する方が緩やかだからです。下降する際は、急に下降する傾向があります。

下降する前兆がないケースも多いので、下降を予測するのは少し難易度が高くなります。しかし、相場の上昇は比較的緩やかに動くため、下降よりも動きが分かりやすく読みやすいという特徴があります。

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また、上昇する時間も長い傾向にあるため、エントリーのタイミングが多少遅れても十分利益を狙えます。そのため、海外FX初心者は「買い」から始めることをおすすめします。

【応用編】余裕があれば覚えておきたいこと

余裕があれば覚えておきたい2つのことを説明します。

海外FX初心者は「順張り」でエントリーしよう

「順張りでのエントリー」を覚えましょう。順張りとは、相場の流れと同じ方向にエントリーする取引手法です。

例えば、相場が上昇しているのであれば、素直に買いでエントリーします。順張りでエントリーするメリットは、「失敗する確率が低い」ことです。そのため、順張りを覚えれば海外FX初心者でも、比較的簡単に利益を得やすくなります。

順張りについて詳しくはこちらをご参考ください。
>海外FXの順張りとは?メリット・デメリットや上手く使うコツなどを徹底解説!

海外FX初心者は「押し目買い」をマスターしよう

「押し目買い」もマスターしたい取引手法です。相場は一方向に進み続けるわけではありません。小休憩をはさみながら、一定の方向に進みます。例えば、上昇→下降→上昇→下降→上昇というイメージです。

このときの「下降」の部分を「押し目」と言います。相場の流れに沿ってエントリーする場合は、押し目でエントリーするのがセオリーとも言われています。そのため、余裕があれば押し目でのエントリーを狙ってみるのも良いかもしれません。

押し目買いのメリット

先ほど説明した「押し目買い」には、3つのメリットがあるのでご紹介します。

どのような通貨ペアでも通用する

押し目買いのメリットは、「どのような通貨ペアでも通用する」ことです。値動きの特徴はその通貨ペアによって異なります。しかし、相場の流れはどの通貨ペアでもほぼ同じです。

どの通貨ペアも押し目を作りながら、トレンドを形成する傾向があります。そのため押し目買いをマスターすれば、さまざまな通貨ペアに応用できると言えます。

大きな利益を狙える

押し目買いのメリットは、「大きな利益を狙える」ことです。大きな利益を得たいのであれば、トレンドに乗る必要があります。

しかし、トレンドの頂点でエントリーしては意味がありません。なぜなら、割高な価格で通貨を購入しているからです。押し目で通貨を購入すれば、頂点よりも安い価格で通貨を購入できます。そのため、頂点で通貨を購入した人よりも大きな利益を狙うことができます。

エントリーの場所が分かりやすい

押し目買いのメリットは、「エントリーの場所が分かりやすい」ことです。実際にエントリーするとなると、どこでエントリーすれば良いのか分からなくなる人も多いかと思います。

しかし、押し目買いの場合は、押し目が現れた瞬間にエントリーすれば良いのです。「ここでエントリーすれば良い」というのがすでに決まっているので、エントリーの場所で迷うことはないでしょう。

押し目買いの注意点

押し目買いを行う場合、注意すべき点がいくつかあります。

トレンド相場でしか使えない

押し目買いは「トレンド相場でしか使えない」ので注意しましょう。相場には「トレンド相場」と「レンジ相場」の2種類があります。

このうち、レンジ相場では押し目買いが使えません。なぜなら、押し目が生まれないからです。押し目が生まれるのはトレンド相場のみです。そのため、押し目買いを使う場合はトレンド相場が現れるのを待ちましょう。

押し目が発生しないチャートパターンもある

押し目買いを使う場合、「押し目が発生しないチャートパターンもある」ので注意しましょう。一般的にトレンドは、押し目を作りながら形成されます。

しかし、相場が急激に上昇したり上昇の力が弱かったりすると、押し目ができないこともあります。その場合は、素直にエントリーを見送りましょう。

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100%勝てる手法ではない

押し目買いは「100%勝てる手法ではない」ので注意しましょう。押し目買いは成功確率が高い投資手法ではありますが、完ぺきではありません。失敗することもあります。

そのため、押し目買いを過信して投資資金をすべて投じるのはおすすめしません。失敗するケースも考えてリスク管理することが大切です。

精度を高めるためには慣れが必要

押し目買いの精度を高めるためには「慣れが必要」なので注意しましょう。押し目買いは簡単に取得できる取引手法です。

しかし、実は奥が深くほぼ完ぺきに使いこなすには、ある程度の経験が必要です。そのため、いきなり完璧を求め過ぎないようにしましょう。初めは、例えば10回使って1回成功すれば良い程度の感覚で使う方が良いかもしれません。

【実践編】実際に「買い」でエントリーしてみよう | エントリーの手順

実際に「買い」でエントリーするまでの手順を説明します。

ステップ1:相場の流れを確認する

まずは、「相場の流れ」を確認しましょう。具体的には、右肩上がりの相場なのか右肩下がりの相場なのか確認してください。

現在の相場が右肩下がりなのであれば、右肩上がりの相場が現れるまで待ちましょう。右肩下がりの状態で買いにエントリーすると、多額の損失を負う恐れがあるので注意が必要です。

ステップ2:取引ロット数を決める

相場が右肩上がりであることを確認したら、次は「取引ロット数」を決めましょう。取引ロット数は、1Lotや10Lotなどのことです。

最初は、最低ロット数を選択しましょう。最低ロット数を選択すれば、ミスしても最小限の損失に抑えられます。

ステップ3:「買い」を押してエントリーする

取引ロット数を決めたら、「買いを押してエントリー」しましょう。決済は、通貨の価格が10銭上昇したら行いましょう。

例えば、通貨を100円で購入したのであれば、100.10円になったら決済します。反対に、99.90円になったら損切りしましょう。

海外FXで売買する際に役立つおすすめのテクニカル分析

海外FXで売買する際に役立つおすすめのテクニカル分析を紹介します。

ローソク足

ローソク足は、相場の状況を把握できるテクニカル分析です。さまざまなローソク足がありますが、大陽線と大陰線は覚えておきましょう。

大陽線とは、実態が上に大きく伸びているローソク足のことです。大陽線が現れた場合は、上昇する力が強いと判断します。大陰線は大陽線の逆です。

移動平均線

移動平均線とは、一定期間の平均値を表している1本の線です。チャートが移動平均線よりも上にある場合は上昇している、下にある場合は下降していると判断します。

RSI

RSIは、相場の売買比率を把握できるテクニカル分析です。0から100の数値があり、30以下は通貨が売られ過ぎている、70以上は通貨が買われ過ぎていると判断します。

そのため、数値が30以下になったら買い、70以上になったら売りでのエントリーを検討しましょう。

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買いと売りを使い分けて利益を得よう

今回は、海外FXで使う「買い」と「売り」について解説しました。「買い」とは通貨を購入すること、「売り」とは、通貨を売却することです。

買いは通貨の価格が上昇すると読む場合に使います。一方で売りは通貨の価格が下降すると読む場合に使います。余裕があれば、買いと売りの他に「順張り」と「押し目買い」を覚えましょう。この2つを覚えられれば、比較的早く最初の利益を得られるはずです。海外FX初心者の方はぜひ参考にしてみてください。