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トレール注文とは?具体的な使い方や上手く使うコツなどを徹底解説!

FX取引での利益確定は、簡単なようで難しいもの。実際、上手く利益確定できないと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。そのような方々に、使ってみることをおすすめしたい注文方法が「トレール注文」です。この注文方法を使うことで、システムが自動的に利益確定するため、比較的納得のいく決済ができるかもしれません。

損失を限定して利益を最大限伸ばせるのもトレール注文の特徴です。今回は、トレール注文の概要から使い方までを具体的に説明していきます。上手く利益確定できるようになりたいという方はぜひ参考にしてみてください。

トレール注文の概要やおすすめしたい人の特徴

まずは、トレール注文の概要からおすすめしたい人の特徴までを解説していきます。

トレール注文とは

トレール注文とは、チャートの動きに応じて損切りラインを有利な方向に動かしていく注文方法です。例えば、米ドル/円が100円のときに買いエントリーし、損切りを99.500円に設定したとします。

米ドル/円が1円上昇して101円になった場合、損切りラインも1円上げて100.500円に設定します。このように、同じ値幅で損切りラインを変えていくのがトレール注文です。

トレール注文をおすすめしたい人の特徴

トレール注文は、「利益確定が上手くできない」と悩んでいる方におすすめです。トレール注文を行えば、手動で利益確定する必要がありません。なぜなら、損切りラインに達するまで基本的には放置しておけば良いからです。

チャートが有利な方向に進んでいけばいくほど、損切りラインも有利な方向に持っていくため、損失額を徐々に少なくすることができます。そのため、FX初心者でも損小利大のトレードができるようになります。

トレール注文のメリット

トレール注文のメリットについて解説していきます。

相場に張り付かなくても良い

基本的に、一度トレール注文を出しておけば、後はシステムが自動的に損切りラインを有利な方向に持っていってくれます。そのため、多くの方がイメージしているようなパソコンやスマートフォンに張り付いてFX取引するというようなトレードをする必要がありません。サラリーマンや学生などにおすすめです。

逆指値注文でも利益が狙える

通常であれば、逆指値注文は損切りする場合に使います。しかし、利益が伸び、逆指値注文がエントリー時の価格よりも上に設定されれば、逆指値注文が執行されても利益を得られます。こうなれば、システムエラーのような例外が起きない限り損失は発生しません。そのため、ローリスクハイリターンの取引ができます。

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買いと売りのどちらにも使える

トレール注文は、買いと売りのどちらにも使えます。例えば、米ドル/円が100円のときに売りエントリーし、損切りラインを100.300円に設定したとします。そして、見事予想が当たり米ドル/円が98円になると、損切りラインも98.300円に下がります。そのため、「売り専門」という方でも、安心して使うことができます。

トレール注文のデメリット

トレール注文のデメリットについて解説していきます。

レンジ相場では機能しない

トレール注文はトレンド相場と相性が良い注文方法です。レンジ相場は、一定の価格内を行ったり来たりするため、すぐに損切りラインに達してしまいます。そのため、レンジ相場でトレール注文を使うと、損小利小という取引になってしまうので注意しましょう。

ダマシに弱い

ダマシとは、相場が一時的に逆方向に動くことです。このようなダマシが発生すると、逆方向に動いた瞬間、損切りラインに達してしまう恐れがあります。

ダマシは、一時的な現象なので、少し待っていると元通りに相場が進んでいきます。ダマシに合ったらすぐに切り替える、ダマシに合う想定で損切り幅を広めにとっておくなど、様々な対策をしておきましょう。

トレール注文の使い方

トレール注文の使い方について解説します。

FX取引所の専用機能を使う

FX取引所によっては、トレール注文用の注文機能を用意してくれています。その場合は、その機能に沿って購入ロット数や損切り幅を決めるだけで、トレール注文が完了します。

そうすると、後は自動でシステムが損切り幅を調整してくれるので、決済されるのを待つだけです。基本的にこの使い方が最も簡単で手軽なので、まずはトレール注文機能がないかチェックしてみましょう。

手動で行う

FX取引所にトレール注文機能がない場合に使いましょう。使い方はとてもシンプルで、まずは通常通りエントリー注文と損切り注文を出します。

その後、価格が有利な方向に進んだ場合、その値幅と同じように損切りラインを有利な方向に動かします。例えば、価格が1円上がったら損切り注文も1円引き上げるというイメージです。

トレール幅に関する考え方

トレール幅に関する考え方を解説します。

幅は狭くした方が大きな利益を狙える

基本的にトレール幅は狭くした方が大きな利益を狙えます。例えば、米ドル/円が100円のときに通貨を購入し、目標価格を101円、初めの損切りラインを102円に設定したとします。この場合、得られる利益は最大1円ですが、損失は最大2円になります。

つまり、このままいくと損大利小のトレードをして行くことになります。そのため、目標価格を101円に設定した場合、損切りラインは100.500円にするというように、損切り幅は目標価格よりも下に設定しましょう。

fxイメージ

決済レートに引っかからないことが大事

相場は、ずっと一方向に進んでいくことはなく、「上昇→下降→上昇→下降→上昇」というように上下動を繰り返しながら進んでいきます。この場合、トレール幅は決済レートに引っかからないように設定するのが大事です。

そのため、下降しても決済レートに引っかからないように、トレール幅は少し広めに設定しておきましょう。しかし、広くし過ぎると先ほど説明した「損大利小」というトレードになるので、注意してください。

トレール注文の値幅の決め方

トレール注文の値幅の決め方を解説します。

トレンドの初めは広く、終わりは狭く設定する

トレール幅を狭くし過ぎると、すぐに決済されてしまいます。そうなると、損失ばかり出てしまい、利益が全くでないという状況になりかねません。そのため、トレンドの勢いが強い序盤は、トレール幅を広めに設定しましょう。

こうすることで、すぐに決済されるのを防ぐことができます。そして、トレンドは終盤にかけて勢いが弱くなってくるので、終盤はトレール幅を狭くしましょう。こうすることで、積み上げた利益を全て失うという最悪の状況を避けることができます。

ボラティリティの2~3倍に設定する

トレール注文の敵は「ダマシ」です。ダマシが原因で失敗したというトレーダーも少なくありません。そこで、トレール幅はボラティリティの2~3倍に設定しましょう。

ボラティリティの幅はARTやボリンジャーバンドなどのテクニカル指標を使えば計ることができます。トレール幅をボラティリティの2~3倍に設定しておけば、ダマシに合っても基本的には耐えられるでしょう。

トレール注文を上手く使うコツ

トレール注文を上手く使うコツを解説します。

強いトレンドが発生しているときに使う

弱いトレンドのときに使うと、思った以上に相場が良い方向に進まず、すぐ決済レートに達してしまう恐れがあります。しかし、トレンドが強ければ、相場が有利な方向にすぐ進んでいくことが多いので、「すぐ決済レートに達してしまう」という心配をする必要がありません。

また、強いトレンドの方がトレール注文の強みを最大限引き出せます。そのため、弱いトレンドでは別の手法を使い、強いトレンド時のみトレール注文を使うようにしましょう。

値動きが落ち着いている通貨で使う

米ドル/円やユーロ/ドルなどは、値動きが落ち着いている通貨です。ポンドのような値動きが激しい通貨でもトレール注文は使えるのですが、値動きが激しい分、すぐ決済レートに達してしまう恐れがあります。

また、ポンドのような通貨は、突発的な動きをする場合が多々あります。値動きが激しい通貨は、相場の流れを読むのが難しいので、FX初心者はなるべく値動きが落ち着いている通貨でトレール注文を使いましょう。

値幅を広くする

値幅を狭くし過ぎるとすぐ決済レートに達してしまいます。ある程度、値幅を持たせないと、トレール注文が機能しないため、先ほど解説した「トレール注文の値幅の決め方」の内容を参考に、適切な値幅を設定しましょう。

トレール注文は有名トレーダーも使っていた取引手法

今回は、トレール注文について解説してきました。トレール注文は、相場が有利な方向に進んだ場合、損切りラインも有利な方向に持っていく注文方法です。上手く活用していけば、損失リスクをなくして、利益を青天井で伸ばしていける場合があります。

実際、トレール注文は、FX投資を知っている方であれば、一度は聞いたことがある有名トレーダーも使っていた手法です。順張りトレードと相性が良い注文方法なので、ぜひ活用してみてください。