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移動平均線とは?見方や手法を海外FX初心者向けに解説

「移動平均線を覚えたい」「移動平均線を使ってFXの勝率を上げていきたい」という海外FX初心者の方に向けて、移動平均線についてご紹介していきます。移動平均線の基礎から実践で使える手法まで解説していきますので、ぜひ参考にしてください。

移動平均線の概要

まずは、移動平均線についての基礎知識を覚えましょう。

移動平均線とは

FXの移動平均線とは、一定期間の終値を平均化した線のことです。簡単に言えば、相場の「平均点」を教えてくれる線のことです。主に相場の流れ、つまりトレンドを把握したいときに使われます。

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移動平均線は3つの線から構成されている

移動平均線は、3つの線から構成されています。1つ目は短期移動平均線(短期線)、2つ目は中期移動平均線(中期線)、3つ目は長期移動平均線(長期線)です。期間が短くなればなるほど、価格の変化に素早い反応を見せるという特徴があります。

移動平均線のおすすめ設定期間

移動平均線のおすすめ設定期間は、以下の通りです

・短期線5日
・中期線20日
・長期線75日

特に海外FX初心者ならこの設定で問題ないかもしれません。しかし、海外FXに少し慣れてきたら、200日移動平均線にも注目しておくことをおすすめします。

移動平均線の種類

今度は、移動平均線の種類を解説していきます。

単純移動平均線(SMA)

1つ目は、SMAと言われる単純移動平均線です。単純移動平均線とは、一定期間の終値を平均化した線のことです。一般的に移動平均線と言ったら、この単純移動平均線のことを指します。

最もシンプルで使いやすいのがメリットなのですが、単純な計算式で平均化しているため、相場の急変には対応できないというデメリットがあります。

加重移動平均線(WMA)

2つ目は、WMAと言われる加重移動平均線です。加重移動平均線とは、直近の価格に比重を置いた線のことです。「相場の急変には対応できない」という単純移動平均線のデメリットを補うために使われます。

指数平滑移動平均線(EMA)

3つ目は、EMAと言われる指数平滑移動平均線です。指数平滑移動平均線とは、加重移動平均線に少し複雑な計算を組み込んだ平均線のことです。加重移動平均線のバージョンアップ版と覚えていただければ、問題ありません。

ダマシに引っかかりやすいのがデメリットですが、相場の動きをチャートに反映するスピードが非常に速いのが最大のメリットです。

移動平均線の見方

ここでは、移動平均線の見方を説明していきます。

移動平均線の「向き」でトレンドを見る

まず、移動平均線の「向き」で相場のトレンドを見ることができます。このときに見る線は、基本的にどれでも構いません。例えば、移動平均線が上向きだった場合、その相場は「上昇している」と分かります。

反対に、下向きだった場合、その相場は「下降している」と分かります。ちなみに、移動平均線が「ほぼ平行線」になっている場合は、上昇も下降もしていない「レンジ相場」です。

移動平均線の「角度」でトレンドの強さを見る

次に、移動平均線の「角度」でトレンドの強さを見ることができます。例えば、移動平均線がほぼ直角に上向いている場合は「強い上昇トレンド」と読み取れますし、緩やかな角度で上向いている場合は「弱い上昇トレンド」と読み取れます。

相場の状況にもよりますが、一般的に「弱いトレンド」はトレンドの終了を意味するので、その状況でトレンドを追ったエントリーをするのは避けましょう。

移動平均線を使ったFX手法

ここでは、移動平均線を使った手法を紹介していきます。

移動平均線の傾きを使ってエントリー

1つ目は、「移動平均線の傾きを使ってエントリー」していく手法です。例えば、移動平均線が上向いているとしましょう。この場合、現時点の相場は「上昇トレンド」と分かります。基本的にトレンドは、「明確な材料」が出なければ、終わりません。その特性を利用して、現在のトレンドを追っていきます。

つまり、今回は「買いでエントリーしていく」ということです。トレンドと同じ方向にエントリーしていく手法を「トレンドフォロー」と言います。トレンドフォローは、取引手法の中でも基本中の基本なので、海外FX初心者はまずこの手法を試してみてください。

短期線と長期線を使ってエントリー

2つ目は、「短期線と長期線を使ってエントリー」していく手法です。具体的には、ゴールデンクロスとデッドクロスを使っていきます。ゴールデンクロスとは長期線を短期線が下から上に突き抜ける現象で、デッドクロスとは長期線を短期線が上から下に突き抜ける現象のことです。

一般的にゴールデンクロスは「買いのサイン」、デッドクロスは「売りのサイン」と言われています。基本的に、ゴールデンクロスでエントリーしたらデッドクロスで決済、デッドクロスでエントリーしたらゴールデンクロスで決済していきます。チャートの突き抜けが急であればあるほど、大きな利益を狙えるチャンスなのでぜひ使ってみてください。

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パーフェクトオーダーを使ってエントリー

3つ目は、「パーフェクトオーダーを使ってエントリー」していく手法です。パーフェクトオーダーとは、3本の移動平均線が全てトレンドの方向に並んでいることです。例えば、上昇トレンドであれば、3本の移動平均線が全て上抜きになっている状態を「パーフェクトオーダー」と呼びます。

このチャートパターンは、非常に強いトレンドが発生しているときによく現れます。そのため、パーフェクトオーダーが現れたときは、積極的にトレンドフォロー(トレンドの方向にエントリーする手法)していきましょう。

サポートライン・レジスタンスラインと見立ててエントリー

4つ目は、「移動平均線をサポートライン・レジスタンスラインと見立ててエントリー」していく手法です。サポートラインとは下値が支えられている価格帯で、レジスタンスラインとは上値が支えられている価格帯のことです。

チャートは、サポートライン・レジスタンスライン付近で反発する傾向があります。その特性を使って、サポートライン付近では買いエントリー、レジスタンスライン付近では売りエントリーしていきましょう。

しかし、そのまま突き抜ける場合もあります。そのため、エントリーした価格帯から10~20pips程度離れたところに損切りの注文を必ず入れておきましょう。そうすることで、大きな損失を回避することができます。

FX初心者は移動平均線を使った順張りで取引してみよう

移動平均線の見方から具体的な手法までを一通り説明してきましたが、「たくさんあり過ぎてどれを使えば良いのか分からなくなった」方もいるかと思います。そのような方は、まず「移動平均線を使った順張り」から挑戦してみましょう。

なぜなら、最もシンプルで分かりやすいからです。シンプルにすればするほど、無駄な情報を省くことができるので、その分、相場が読みやすくなります。FXで勝っていくためには「相場を読む力」を養っていく必要があります。そのため、まずは「シンプルな順張り」で相場に慣れていきましょう。

トレンドの終わりは「長時間足」でチェック

トレンドの終わりの判断基準は様々なのですが、基本的には「長時間足でチェック」することをおすすめします。なぜなら、長時間足のチャートはダマシが少ないため信ぴょう性が高いからです。短時間足だと「トレンドが終わったと見せかけて、実は終わっていなかった」ということが多々あります。

このようなダマシやノイズを上手く対処できないと、FXの世界から一発退場もあり得るので、まずはシンプルで分かりやすい「長時間足」からトレンドの終わりをチェックしていきましょう。

移動平均線の注意点

ここでは、移動平均線の注意点を具体的に説明していきます。

ダマシに引っかかりやすい

移動平均線を使った手法は、ダマシに引っかかりやすいので注意しましょう。ダマシとは、その名の通り、トレーダーを騙す値動きのことです。例えば、一般的にゴールデンクロスは、上昇トレンドの始まりと言われているため、「買いでエントリーした方が良い」とされています。

しかし、ゴールデンクロスが発生してから下降トレンドが始まる相場もあります。移動平均線でダマシを見抜くのは難しいので、基本的に「ダマシに遭ったら即損切り」を心がけてトレードしましょう。

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レンジ相場では機能しない

レンジ相場で移動平均線は、機能しない場合が多いので注意しましょう。移動平均線を使った手法の多くは、移動平均線の傾きや突き抜けなど「動き」を利用します。この動きが現れるのは、基本的に「トレンド相場」のみです。

レンジ相場は動きがない相場なので、当然のことながら移動平均線の動きはかなり弱くなります。そのため、移動平均線はトレンドが出ているときに使いましょう。

トレンドの把握が少し遅れる

移動平均線を使った場合、トレンドの把握が少し遅れるので注意しましょう。移動平均線は、価格の「終値」をもとに作られています。つまり、「チャートが動いた後に移動平均線も動く」という形になります。そのため、雇用統計や相場の急変など、瞬間的な値動きとは非常に相性が悪いので注意しましょう。

移動平均線を使った順張りで実際に取引してみよう

今回は、移動平均線について、見方や手法などをご紹介してきました。移動平均線とは、一定期間の終値を平均化して1本の線にしたものです。非常にシンプルな線なのですが、これで相場の流れやトレンドの強さ、具体的なエントリーポイントなどが分かります。

移動平均線を使った取引手法はたくさんあるのですが、海外FX初心者は最もシンプルな「順張り手法」から始めてみると良いかもしれません。しかし、移動平均線は万能なテクニカル指標ではありません。そのため、損切りや資金管理の徹底など、「予想が外れたときの対策」もしっかり練っておきましょう。