海外FXのインジケーターとは?初心者におすすめのインジケーター9選!

FXで利益をあげるためには、将来の値動きを予測しなければいけません。しかし、将来の値動きは感覚で予測できるものではありません。仮に予測できたとしても、それは偶然の可能性が高いので次には活かせないでしょう。そこで役に立つのが、「インジケーター」です。プロも利用しているインジケーターを使って、根拠のある相場分析を行いましょう。

今回は、FXの必須ツールとも言われているインジケーターについて説明します。「オススメのインジケーター・組み合わせはどれか」「注意点も教えてほしい」などの悩みも解決するので、ぜひ参考にしてください。

FXのインジケーターはなにをするためのもの?

FXのインジケーターとは、通貨ペアの値動きを分析する際に使うサポートツールです。テクニカル指標とも呼ばれており、FXの口座を開設している人であれば、誰でも無料で使うことができます。

例えば、ドル円に表示されたインジケーターが100円付近で何度も反発しているとしましょう。その場合、今後もチャートは100円付近で反発する可能性が高いと分析できます。従って、100円付近で逆張りをすれば、高い確率で利益を得ることができるでしょう。

このように、インジケーターを使うと根拠のある取引ができるようになります。感覚で取引を行うよりも根拠を作って取引をした方が素早く成長できるので、FX初心者は積極的にインジケーターを活用しましょう。

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FXのインジケーターは大きく分けて2種類

FXには、「オシレーター系」と「トレンド系」という2種類のインジケーターが存在します。どちらも相場を分析するために使うのですが、細かく見ると役割が異なります。ここでは、各インジケーターの意味と役割について説明します。それぞれの意味と役割を理解して、適切な場面で使えるようになりましょう。

オシレーター系

オシレーター系とは、通貨ペアの売買比率を把握したい場合に役立つインジケーターです。売買比率を把握することができると、トレンドの転換ポイントが分かります。例えば、現在ポジションを保有しているドル円が買われ過ぎているとしましょう。

この場合、これ以上にチャートが上昇する可能性は低いと分析することができます。下落する可能性の方が高いため、利益確定をして、ポジションを手放しておいた方が安全でしょう。このように、オシレーター系のインジケーターを使うと将来のリスクを事前に避けられる可能性が高まります。

オシレーター系インジケーターについて詳しくはこちらをご参考ください。
>オシレーター系指標とは?オシレータ系指標の種類や使い方ガイド

トレンド系

トレンド系とは、トレンドの方向性を予測したい場合に役立つインジケーターです。順張りで取引をする際に使われることが多く、主にトレンド相場で力を発揮します。トレンド系のインジケーターを使えば、相場の大きな流れを把握できるので、中長期視点での戦略も立てやすいでしょう。

トレンド系は、チャート上に直接表示されます。視覚的に分析しやすくなるという特徴がありますが、複数のインジケーターを同時に表示するとチャートが見づらくなるので注意しましょう。表示するトレンド系のインジケーターは、3つまでに絞ることをおすすめします。

インジケーターは組み合わせて使うことが基本!

オシレーター系とトレンド系のインジケーターについて説明しましたが、それぞれを単体で使うことは基本ありません。多くのトレーダーは、2つのインジケーターを組み合わせて使っています。例えば、トレンド系のインジケーターで相場の流れを確認&エントリーをし、オシレーター系のインジケーターで売買比率を把握しながら決済ポイントを探るというイメージです。

2つのインジケーターを組み合わせて使うと、それぞれの弱点を補うこともできます。より精度の高い分析・取引ができるようになるので、自ずと勝率も高くなるでしょう。

オススメのオシレーター系インジケーター5選

通貨の売買比率を把握したい場合はオシレーター系のインジケーターを使った方がよいのですが、具体的に何を使った方がよいのか分からない人もいるでしょう。そのように悩んでいる人に向けて、ここでは、オススメのオシレーター系インジケーターを5つ紹介します。FX初心者でも使いやすいものばかりなので、安心して使ってみてください。

RSI

RSI(アールエスアイ)とは、特定の期間で起きたチャートの上昇・下落幅を使って、通貨ペアの売買比率を把握するインジケーターです。RSIでは、値動きが0〜100%までの数値で表されています。RSIの値が30%以下であれば、その通貨ペアは売られ過ぎていると判断しましょう。一方で、RSIの数値が70%以上であれば、その通貨ペアは買われ過ぎていると判断してください。

また、RSIからは売買のタイミングも図ることができます。値が30%以下であれば買いのタイミング、70%以上であれば売りのタイミングです。

RSIについて詳しくはこちらをご参考ください。
>海外FXのRSIとは?使い方や見方などを徹底解説!

MACD

MACD(マックディー)とは、短期移動平均線と中期移動平均線で成り立っているインジケーターです。移動平均線を応用して生まれたインジケーターで、売買のタイミングを図りたい場合に役立ちます。

買いのタイミングは、シグナルラインをMACDラインが下から上に突き抜けたときです。反対に、売りのタイミングは、シグナルラインをMACDラインが上から下に突き抜けたときです。売買のタイミングが分かりやすいので、FX初心者はまずMACDを使うことをおすすめします。トレンド相場で力を発揮するので、ロンドン時間以降で使ってみてください。

MACDについて詳しくはこちらをご参考ください。
>MACDの使い方!相性が良いテクニカル指標を海外FX初心者向けに紹介

ストキャスティクス

ストキャスティクスとは、チャートの変動幅と終値から通貨ペアの売買比率を把握するインジケーターです。一定期間の高値・安値と現在の価格を使って計算がされるため、RSIと似たような性質をもっています。

ストキャスティクスの値が20%以下であれば、その通貨ペアは売られ過ぎていると判断しましょう。値が80%以上であれば、その通貨ペアは買われ過ぎていると判断してください。買いのタイミングは値が20%以下、かつ2本の移動平均線が重なったときです。一方で、売りのタイミングは値が80%以上、かつ2本の移動平均線が重なったときです。

ストキャスティクスについて詳しくはこちらをご参考ください。
>海外FXのストキャスティクスとは?逆張りを仕掛けたいトレーダー必見!

RCI

RCI(アールシーアイ)とは、一定期間の日付と価格に順位をつけて、その相関関係を−100%〜+100%の範囲で数値化したインジケーターです。例えば、計測期間を9日に設定し、9日間チャートが上昇した場合は+100%と表示されます。

一般的に、RCIの値が−80%以下であれば、その通貨は売られ過ぎていると判断します。反対に、RCIの値が+80%以上であれば、その通貨は買われ過ぎていると判断しましょう。トレーダーの取引スタイル・戦略にもよりますが、RCIのパラメーター値は9日で設定することが基本です。

RCIについて詳しくはこちらをご参考ください。
>FXのテクニカル指標「RCI」は使える?何と組み合わせて使うべき?

CCI

CCI(シーシーアイ)とは、通貨ペアの現在価格が過去に形成された値動きの値幅に対して、どれほど乖離しているのかを数値化したインジケーターです。CCIの値が−100%以下であれば、その通貨ペアは売られ過ぎていると判断します。反対に、CCIの値が100%以上であれば、その通貨は買われ過ぎていると判断しましょう。

オシレーター系のインジケーターではありますが、トレンド系のインジケーターとして使われることも少なくありません。主に、トレンドフォローで活用しているトレーダーが多く見られます。

CCIについて詳しくはこちらをご参考ください。
>FXのテクニカル指標「CCI」はどう使う?CCIを使ったトレード方法で勝率アップ!

オススメのトレンド系インジケーター5選

FXでは、トレンドに沿ってエントリーをするトレンドフォローという取引手法が王道です。この取引手法で勝つためには、大前提として「トレンドの方向性」をしっかり見極めなければいけません。そこで役に立つのが、トレンド系のインジケーターです。ここでは、FX初心者にオススメのトレンド系インジケーターを5つ紹介します。

移動平均線

移動平均線とは、一定期間の平均値を求め、それを折れ線グラフにしたインジケーターです。現在形成されている相場の種類を一目で判断することができます。例えば、移動平均線が右肩上がりであれば上昇トレンド、右肩下がりであれば下落トレンドと判断できます。真横に動いている場合は、レンジ相場です。

また、移動平均線とチャートの位置から相場の勢力も把握できます。チャートが移動平均線よりも上にあれば買い勢力が強い、下にあれば売り勢力が強いと判断しましょう。エントリーと決済のタイミングは、ゴールデンクロス・デッドクロスを活用しましょう。

移動平均線について詳しくはこちらをご参考ください。
>移動平均線とは?見方や手法を海外FX初心者向けに解説

ボリンジャーバンド

ボリンジャーバンドとは、上下に2本ある線(標準偏差)と移動平均線の合計5本で形成されているインジケーターです。標準偏差は、移動平均値からどれほど値動きに幅があるのかを示しています。この値幅からは、チャートがどこまで上昇・下落するのかの目安が分かります。具体的な目安は、以下の表にまとめました。

ラインの中に収まる確率
標準偏差±1σ 68.27%
標準偏差±2σ 95.45%
標準偏差±3σ 99.73%

大体チャートは、±1σ〜±2σの間を推移します。基本的にはこの2つを値幅の目安にしましょう。

ボリンジャーバンドについて詳しくはこちらをご参考ください。
>海外FXのボリンジャーバンドとは?おすすめ分析手法や設定値などについて解説します

一目均衡表

一目均衡表とは、補助線とローソク足を活用して大きな値動きを予測するインジケーターです。補助線の意味は、以下の表にまとめました。

意味
転換線 短期のトレンドを示している
基準線 中期のトレンドを示している
遅行線 価格と相場の関係性を表している
先行スパン1 将来形成される可能性が高いサポートラインとレジスタンスラインを示している
先行スパン2 雲のもう一部を形成し、将来形成される可能性が高いサポートラインとレジスタンスラインを示している

雲にローソク足が触れると、チャートは大きく動く可能性が高いと言われています。

一目均衡表について詳しくはこちらをご参考ください。
>FXの一目均衡表とは?使い方や設定方法、分析方法を解説!

パラボリック

パラボリックとは、SAR(ストップアンドリバース)という指標を使って、トレンドの転換ポイントを予測するインジケーターです。例えば、SARよりも上にローソク足がある場合は、上昇トレンドが形成されていると判断します。この状態でSARをローソク足が下に抜けた場合、それは「上昇トレンドの転換サイン」なので、売りでエントリーしていきます。

FX上級者ほどパラボリックを逆張りで使う傾向がありますが、この使い方は少々難易度が高めです。FX初心者は、決済ポイントを探るために使うことをおすすめします。

パラボリックについて詳しくはこちらをご参考ください。
>FXのパラボリックの使い方を紹介!トレンド転換を見極めよう!

フィボナッチ

フィボナッチとは、フィボナッチ比率という比率を使ってチャートの反発や反落などを見極めるインジケーターです。主にトレンド相場で使われます。フィボナッチを使うと複数の値が相場に表示されますが、FX初心者は「23.6%」「38.2%」「61.8%」という3つの値のみをチェックしましょう。これらの値はサポートラインとレジスタンスラインになりやすいからです。

いずれかの数値付近でチャートが反発した場合は、順張りでエントリーをしてみましょう。タイミングが合えば、その後のトレンドを利用して利益を得ることができます。

フィボナッチについて詳しくはこちらをご参考ください。
>海外FXのフィボナッチとは?使い方や種類、上手く使うコツを紹介します

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口座開設はこちら IS6FXとは?

インジケーターの選び方

現在、インジケーターはかなりの数があります。選択肢が多すぎて迷うかと思いますが、自分に合ったものを選ばないとFXで利益を得ていくことはできません。ここでは、選択肢が豊富で迷っている人に向けて「インジケーターの選び方」を紹介します。今回紹介するコツに沿ってインジケーターを選べば、大きな失敗をすることは防げるでしょう。

多くの人に使われているインジケーターを選ぶ

FXの相場は、投票が多い方に動く傾向があります。例えば、買いでエントリーした人が60人、売りでエントリーをした人が40人であれば、その相場は上昇するでしょう。つまり、大多数派の行動に沿って取引を行えば、勝率は高くなります。

それを見極める方法はたくさんありますが、その中のひとつに「利用者が多いインジケーターを使う」という方法があります。FX初心者は、まず多くの人に使われているインジケーターを使ってみましょう。一般的に利用者が多いと言われているのは、移動平均線MACDなどが当てはまります。

実際に使ってみてから判断する

同じインジケーターでも、人によって使用感が異なります。そのため、難しいことは考えず、まずは使ってみるという選び方もオススメです。しかし、お試しで取引ができるほど資金がない人もいるでしょう。

そのような人は、デモトレードでいろいろなインジケーターを試してみてください。仮想資金で取引を行うデモトレードであれば、仮に失敗しても実際の損失は増えないからです。デモトレードは、利用するFX取引所の公式サイトから申し込めます。利用期間の制限はあるものの、何度でも無料で使えるので安心してください。

数個だけに絞ってひたすら使ってトレードする

初めは、たくさんのインジケーターを使ってもよいのですが、ある程度候補ができてきた場合はそれをさらに2個まで絞りましょう。オシレーター系が1つ、トレンド系が1つの合計2つが理想です。頻繁に使用するインジケーターを変えていると、混乱する可能性が高いからです。

また、しっかり使いこなすことができず、勝率が不安定になる可能性もあります。使うインジケーターを2個まで絞ることができたら、後はそれを素人の域を脱するまで使いこなしましょう。企業コラムや動画配信サイトなどを活用しながら、試行錯誤してみる方法がオススメです。

オススメのインジケーターの組み合わせ3選

インジケーターは、2つ以上組み合わせて使うのが基本です。そこで、ここでは、FX初心者にオススメの組み合わせを3パターン紹介します。オシレーター系×トレンド系の王道はもちろん、オシレーター系×オシレーター系の応用版も紹介します。実践ですぐ使える組み合わせを知りたい人は、ぜひ参考にしてください。

RSI×移動平均線

RSIと移動平均線の組み合わせは、王道で利用者が多いとして非常に有名です。この2つのインジケーターを組み合わせると、どのような相場でも取引できるようになります。例えば、トレンド相場が形成されているタイミングでは移動平均線を使い、レンジ相場が形成されているタイミングではRSIを使うというイメージです。どちらもシンプルなインジケーターなので、悩むことなく使えるでしょう。

エントリーのタイミングは、両方のサインが重なったときがおすすめです。例えば、RSIでは通貨が売られ過ぎているサインが出ていて、移動平均線ではゴールデンクロスが発生しているタイミングで買いエントリーをするイメージです。

MACD×ボリンジャーバンド

MACDとボリンジャーバンドの組み合わせは、多角的な相場分析ができるとして人気があります。しかし、FX初心者は混乱する可能性があるので、まずは以下の流れで取引をしてみましょう。

1.MACDのゴールデンクロスが発生したタイミングで買いエントリー
2.ボリンジャーバンドが収縮したことを確認
3.MACDが−2σを超えたタイミングで利益確定

シンプルな取引手法ではありますが、大きな利益を得られる可能性が高い手法です。現役のプロトレーダーも愛用している取引手法なので、オススメできます。しかし、MACDのサインが早く出るとダマシにあう確率が高くなります。必ず、ボリンジャーバンドの拡大も確認するようにしましょう。

RSI×MACD

RSIとMACDの組み合わせは、オシレーター系同士の組み合わせです。基本の組み合わせ方からは外れているものの、相場分析がしやすいため、今でも人気があります。非常にシンプルなインジケーターの組み合わせなので、FX初心者でも使いやすいでしょう。

FX初心者はRSIで相場の過熱感を把握し、MACDで売買タイミングを図ることをオススメします。具体的な取引手順は以下の通りです。

1.RSIの値が30%以下であることを確認する
2.MACDを見て、ゴールデンクロスが発生したタイミングで買いエントリーをする
3.RSIの値が70%以上、またはMACDでデッドクロスが発生したタイミングで利益確定をする

インジケーターを使用する際の注意点

インジケーターは、相場を分析できる便利なツールです。過去の値動きはもちろん、将来の値動きも分析・予測できるので、完璧に信頼している人もいるでしょう。しかし、インジケーターを過信すると痛い目を見る場合があります。それを防ぐために、ここでインジケーターを使用する際の注意点を理解しておきましょう。

インジケーターの情報が全て正しいわけではない

投資すべてに共通することですが、100%というのは存在しません。例えば、RSIの値が70%以上になるとチャートは反転する可能性が高いと言われていますが、100%反転するわけではありません。そのまま反転せずに上昇し続ける場合もあります。インジケーターの情報に沿って資金をフルベットするようなやり方は非常にリスクが高いため、FX初心者はやらないようにしましょう。インジケーターの情報は、参考程度に留めておくことをオススメします。

FX初心者はインジケーターの数を少なくする

稀に「かっこいいから」という理由で多くのインジケーターを表示させるFX初心者がいますが、損失につながる可能性が高くなるのでオススメしません。チャートに表示される情報が多すぎて何を参考にすればよいのか分からなくなってしまうからです。複数のインジケーターを表示させて取引を行うのは、FX上級者のやり方です。FX初心者は、最大でも2つに抑えましょう。具体的には、オシレーター系が1つ、トレンド系が1つの合計2つがオススメです。

ファンダメンタルズ分析も活用する

FXの相場を動かすのは、テクニカル的な部分のみではありません。経済指標や各国の金融政策なども相場を動かします。実際、2022年はロシアがウクライナを侵攻したことにより、為替相場は大きく変動しました。このような情報はインジケーターを使ったテクニカル分析からは分かりません。

ファンダメンタルズ分析からしか得られない情報もあるので、インジケーターに慣れてきたらファンダメンタルズ分析も積極的に活用しましょう。テレビやニュースサイトなどを見て、経済に関係しそうな情報があったらメモしておくことをオススメします。

ファンダメンタルズ分析について詳しくはこちらをご参考ください。
>ファンダメンタルズ分析とは?長期投資を行うなら身に付けたい相場分析方法について解説!

インジケーターを活用するならMT4を使おう!3つのメリットとは

MT4(メタトレーダー4)とは、FXを行う際に使う取引ツールです。幅広いユーザーのニーズを満たす機能が豊富に搭載されているので、世界中のFXトレーダーが愛用しています。インジケーターを使うのであれば、MT4は必須ツールなので、合わせてメリットも理解しておきましょう。それでは、3つのメリットを紹介します。

どのパソコンでも使える

MT4は、高スペックのパソコンでも低スペックのパソコンでも使えます。さまざまなパソコンで使えるように設計されているからです。iOSやAndoroidのスマホ・タブレットでも使えるので、パソコンを持っていなくても問題ありません。

インジケーターが豊富

MT4は標準装備として複数のインジケーターが搭載されています。もちろん、今回紹介したインジケーターも全て搭載されています。MT4の設定画面から表示させたいインジケーターを選択して使いましょう。MT4以外のツールを使うと、インジケーターをダウンロードしなければいけない場合があります。特にこだわりがなければ、MT4を使うことをおすすめします。

カスタマイズ機能が豊富

搭載されているインジケーターをそのまま使っても問題ないのですが、MT4であれば自分のトレードスタイルに合わせてインジケーターをカスタマイズすることができます。また、MT4は日々新しいインジケーターを開発しているため、今後も使えるものが増えていきます。テクニカル分析を使ってFXをしていくのであれば、MT4は必須ツールと言えるでしょう。

まとめ

今回は、FXのインジケーターについて説明しました。インジケーターとは、相場を分析する際に使うサポートツールです。大きく分けると、「オシレーター系」と「トレンド系」の2種類があります。オシレーター系は通貨ペアの売買比率を把握したい場合に使い、トレンド系はトレンドの方向性を把握したい場合に使います。

しかし、それぞれを単体で使うことはありません。基本的に組み合わせて使います。今回は、オススメのインジケーターと組み合わせも紹介しました。どれを使えばよいのか悩んでいる人は、今回紹介したものの中から使ってみてください。